ドラマの撮影中の平野紫耀('22年11月)

 今年5月にKing & Princeの平野紫耀(26)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)がグループから脱退し、順次事務所を退所する。

 3人の脱退・退所発表後、初めてリリースされたシングル『Life goes on / We are young』は、28日付けの『オリコン週間シングルランキング』にて、自己最高となる初週売上103.2万枚を売り上げ、自身初の初週ミリオン突破を記録した。彼らのすごさを証明しようとファンが奮闘した結果だろう。

平野紫耀がインタビューで明かした本音

 一方で、24日発売の『月刊TVnavi』(産経新聞出版)に掲載された平野のインタビューがファンをザワつかせている。

「インタビューで平野さんは最新シングルについて、『5人で出すシングルはこれがラスト』と前置きしました。本人の口から正式に語られたのは今回が初めてで、ファンはあらためてショックを受けているようです」

 また、これまでのKing & Princeとしての活動については、

《(活躍の場が)大きくなっていくと、できなくなることのほうが増える》

《大人になると、自分は悪くないのに謝らなきゃいけない瞬間ってあるじゃないですか。でも、それってどうなんだろうって》

 と思い通りにならなかった苦悩が明かされている。そして今後については、

《仕事をするにしても、自分のやりたいことができて、プライベートも充実して、ちゃんと手応えも感じられて、楽しく仕事がしたい》

 と、これまでジャニーズとしていかに我慢してきたかを物語るかのような言い回しをしている。

 これには一部のファンから、

「今まで推してきた期間全部否定された。ほんとにオタクになったこと後悔してるレベル」

「テレビナビの平野さんのテキストは今までキンプリに関わったすべての人に失礼だとは思う。彼にとってキンプリは黒歴史になるんかなって」

「平野のテレビナビみて自分は悪くないのに謝らないといけないって言葉が1番 はぁ?って思ったよね。ふざけてるわって思った」

 とバッシングが飛び交った。ただ、これには、

「なんでこれで紫耀くんが叩かれてるの?何も変わらない筋の通った平野紫耀だったよ」

「むしろすごい重圧に耐えて生きてきたんだろうなと思ってしまった」

 と擁護する声も見受けられ、ファンの中でも受け取り方が違うようだ。

過酷すぎた仕事に漂う疲労感

 デビューから5年弱、グループ活動と並行してバラエティ番組やドラマ・映画などに多数出演するなど、平野の活躍は目覚ましいものがあった。一方で、'21年の夏には、主演する映画『かぐや様は告らせたい』の番宣に奔走しながら、グループのコンサートツアーをこなし、『24時間テレビ』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーも務めるなど多忙を極め、「激やせしている!」とファンを心配させたことも。

頬がこけているようにも見えるKing&Princeの平野紫耀

 ちょうどその頃、疲労やストレスなどによって発症する事が多い帯状疱疹を患っていたことも『Myojo』(22年1月号)で明かしている。

 また、'18年に『シンデレラガール』でキラキラな王道アイドル路線としてデビューしたが、近年はグラミー賞を12度受賞したヒットメーカー・Babyfaceプロデュースの『Namae Oshiete』や、世界的ダンサー・RIEHATAが振り付けを手掛けた『ichiban』など、本格路線の楽曲にも積極的に挑戦してきた。

 かなりのハードスケジュールを強いられながらも、ファンや事務所から求められるものと、自身のやりたいことに乖離が生じ、葛藤してきたのかもしれない。

 平野の事務所での現状をジャニーズ事務所の関係者はこう話す。

「事務所も会社ですから、辞めていく社員を甲斐甲斐しく守ろうとはしないでしょう。平野自身も現状は肩身の狭い思いをしながら、仕事に取り組んでいると思います。一般企業でもそうですが、志の違う辞めていく社員と共に頑張っていこう!……とは、なかなかなりませんもんね」

 ジャニーズを退所後も、NHKドラマ『正直不動産』が大好評だった山下智久(37)や、民放であるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『罠の戦争』に主演している草なぎ剛(48)など、『辞めジャニ』が続々と活躍し始めた昨今。

 プライベートも仕事も充実させたい平野はどんな未来予想図を描いているのだろうか。

 

 

ティアラたちの憶測が飛び交った『ベストアーティスト』でのキンプリたちの疑惑のハンドサイン

 

平野紫耀のブログを縦読みするファン(Twitterより)

 

鈴鹿サーキット」で開催された「F1日本グランプリ」を観戦するKing&Prince(ツイッターより)