《案件したら停学吹っ飛ばして退学になったので通信になります。修学旅行今週だったのに残念です笑笑》
2月末、女子高生インフルエンサーが下着のPR案件を受けたことで、通っていた高校を退学にされたことをSNSで投稿し、話題になっている。
SNSで下着姿を公開して退学になった女子高生
当の女子高生のインスタグラムを見てみると“タイアップ投稿”の表示のもと、PR商品の下着を着用し、写真を投稿(現在は削除済み)。写真では胸部も強調されており、少々際どいカットではある。また、今回話題になったことで彼女のSNSには《使用済みの水着売ってくれませんか》《可能ならAVデビューとかしてください》といったセクハラまがいのコメントも増えている。
この退学事件についてSNS上では《普通に色んな生き方がある中で犯罪行為でもない内容で一発退学はかなり厳しいな……》《これは企業も悪くないか?普通、高校生に下着の案件持ってくるか?》などと、学校側の対応や案件を依頼した企業を批難する声が多く見受けられた。
案件を受けた女子高生にも非はあるかもしれないが、PRを依頼した企業の大人たちにも責任があるのではなかろうか。今回の騒動となった下着アンジェリーヌシリーズを製造・販売している株式会社シーオーメディカルに話を聞いてみた。
未成年者と把握していたら依頼してない
「この度はPR案件に関してお騒がせしてしまい、申し訳ございませんでした。インフルエンサーの方のおかれた状況につきましては、誠に申し訳なく思っており、弊社といたしましても大変重く受け止めております」
と、謝罪。もともと下着のPRには注意を払っていたようで、
「弊社の企業姿勢と致しまして、未成年者の下着のPRに関しましては、未成年者であることが把握できていた場合にPRを依頼することは一切ございません」(シーオーメディカル・以下同)
と、説明した。高校生にPRを依頼してしまったことについては、
「現状、インフルエンサーの選定に関しましては、代理店に委託しており、弊社は高校生であることは把握しておりませんでした」
などと、会社の確認不足を認めた。今後については
「代理店に対して当社の姿勢を正しく伝えられていなかったことを反省し、今後このようなことがないよう、努めて参ります」
と、再発防止をしていく姿勢を見せた。
修学旅行目前での今回の退学。女子高生の青春を奪った罪は大きい。