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 日常の気になる疑問を解決! 不動産屋さんが水曜日に定休日が多いのはなぜ? 知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q.不動産屋さんが水曜日に定休日が多いのはなぜ?

A.水曜日は「水」を連想させるため、契約が水に流れないようにというゲン担ぎが起源です。(リアルエステートWORKS マーケティング担当 小牧秀太郎さん)

 年度末の3月といえば引っ越しシーズン。その際にお世話になるのが不動産屋さんだが、定休日を見ると「水曜日」休みのところが多いことに気づいた。何か理由があるのだろうか。不動産業界に特化した転職活動を支援する、リアルエステートWORKSの小牧秀太郎さんに話を聞いた。

「いくつか理由があるのですが、不動産業界ならではの、ゲン担ぎの意味があります。水曜日の『水』は『契約が水に流れる』ことを連想させるので、不動産業界は水曜日を休みにしたといわれています。物件や土地などの取引は、扱う金額も高いため、昔からゲンを担ぐことを大切にしているのです」

 不動産業界には「千三つ=千に三つの契約しかない」という格言があるほど、成果を出すのが難しいとのこと。ゲンを担ぎたくなる気持ちもわかる。これまでに多くの不動産会社を見てきた小牧さんいわく、7、8割の会社が水曜日定休だという。

 また、水曜日以外に休日になることが多いのは火曜日だというが、これもゲン担ぎが関係しているそう。

「火曜日は『火』を連想させ、『火事』や『経営が火の車になる』という考えが。また、土日でお客様対応をし、月曜日は事務作業に追われがちなので、火曜日は休みやすいという理由もあります」

 ちなみに、ほかのゲン担ぎとして、昔ながらの「六曜」を、ほかの業界よりも重視するというのがある。契約や引き渡しには「仏滅」はよくないとされ、避けられがちだ。

勘違いしやすい不動産用語が「ベランダ」と「バルコニー」の違い。前者は屋根があるもので、後者は屋根がないものを指す