現在通っている有名私立大学の付属高校から、同大学の法学部政治学科へ内部進学することが決まったと伝えられた芦田愛菜。昨年5月には“医学部内定”報道が話題となっていたが、最終的に彼女が選んだのは違う道だったようだ。
高校生とは思えない「名言」が話題に
「最難関と言われる医学部ではありませんでしたが、法学部は文系においてトップに位置する学部。しかも政治学科は、元総理大臣の橋本龍太郎さんをはじめとする多くの政治家や大企業の社長を輩出している超名門です」(スポーツ紙記者)
昨年12月には、2011年のドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)で共演した鈴木福もAO入試で同大学に合格したことが報じられたが、進学する学部の違いから2人が同じキャンパスで学ぶことは基本的にないという。
このところの芦田は、“年齢不相応”ともいえる哲学的な言葉の数々が、ネット上でしばしば話題になっている。
「自分に人生の最終決定権があると思ってしまうと、うまくいかなかったとき自分を責めてつらくなってしまう。“結果は決まっていて、自分はそこへ行くための方法を選んだだけ”そう思えれば、納得できるのかなと思います」
「“その人のことを信じようと思います”っていう言葉って、けっこう使うと思うんですけど、それが“どういう意味なんだろう”って考えたときに、『その人自身』を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなもの』に期待してしまっていることなのかなと感じて。
だからこそ人は“裏切られた”とか“期待していたのに”とか言うけれど、別にそれはその人が裏切ったとかいうわけではなくて、その人の『見えなかった部分』が見えただけであって、その『見えなかった部分』が見えたときに“それもその人なんだ”と受け止められる『揺るがない自分』がいると言うのが『信じられること』なのかなって思ったんですけど。
でも、その『揺るがない自分』の軸を持つのはすごく難しいじゃないですか。だからこそ人は“信じる”って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました」
これらの言葉は、芦田が高校入学後に出演した映画の会見で語ったもの。ネット上では、
《高校生の言葉とは思えない》
《どんな経験を積んだらこの歳でこんな発言ができるんだ》
《愛菜ちゃん、人生何周目なの?(笑)》
といった声が寄せられている。
「総理大臣」の芦田と「仮面ライダー」の鈴木
「子役から芸能界で活躍しながら、中学受験では複数の難関私立校に合格。そのまま名門大学の付属高校に進学したかと思えば、今度はトップレベルの法学部に内定……。会見などでの知性あふれる受け答えはもちろんのこと、芸能活動以外でも隠しきれない“エリート”ぶりに、彼女はネット上で半ば“神格化”されています。政治学科への進学が決まったことで、“日本初の女性総理大臣になる日が来るのでは”と、政界で活躍する未来に期待する声まで上がっています」(前出・スポーツ紙記者)
さらに、芦田に関してはこんな「格が違う」エピソードも。
「2019年に発売した著書『愛菜の本棚』(小学館)の内容が、国立大学の入試の英語科目で“問題文”として出題されて話題に。ツイッターでは“受験生に精神的ダメージが……”と、芦田さんが中学生のころに書いた文章が大学入試の問題として“同世代”たちに出される事態に、衝撃の声が寄せられています」(ウェブメディア編集者)
一方、4月から彼女の同級生となる鈴木に関しては、こんな話が。
「鈴木さんが通う高校の偏差値は42程度といわれていて、そういった背景からSNS上では“裏口入学”“推薦の闇”などと、かなり辛辣なコメントが集まっています。ただ、彼が選んだ『AO入試』は、出願者の人物像を大学の求める学生像と照らし合わせて合否を決める入試。“その大学で何をどのように学びたいのか”という意欲や姿勢が重要視されるものなので、単純に学力だけで批判するのは正しいとは言えません。
それでも、“マルモリコンビ”としてともに名を馳せた芦田さんの“スーパー高校生”ぶりと比較されることは多く、ネット上では“愛菜ちゃんが法学部に内定した一方、福くんは長年の夢だった『仮面ライダー変身』を果たしました”と、学業における2人の“格差”を皮肉にイジる人たちも(笑)」(同・ウェブメディア編集者)
ドラマでの共演から12年、“同門”となる2人が再び肩を並べる日は、果たして――。