国際政治学者・三浦瑠麗氏の夫で、投資会社・トライベイキャピタルの代表を務める三浦清志容疑者が、4億2000万円を横領したとして、東京地検特捜部に逮捕された。瑠麗氏は情報番組のコメンテーターなど、メディア出演も多かっただけに、ネット上には衝撃の声が続出。同時に、「三浦瑠麗もある意味、“共犯”ではないか?」と疑惑の目を向けられている。
「私は関与していない」
瑠麗氏の夫・清志容疑者は、太陽光発電などの再生可能エネルギー事業に投資を行う会社・トラベイキャピタルの代表。2019年10月、自身が関係する別会社「STC3」から債務弁済などに使う目的として、トライベイキャピタルに4億2000万円を送金させた疑いがあり、東京地検特捜部は3月7日に業務上横領容疑で逮捕した。
清志容疑者は逮捕を受け、弁護士を通じて「業務上横領に当たるような罪を犯したことは決してありません」と、容疑を否定しているという。
「瑠麗氏も夫の逮捕を受けて、自身が代表を務めるシンクタンク・山猫総合研究所の公式サイトを更新。『一部報道におきまして、私の夫である三浦清志が逮捕されたという事実を知りました。引き続き、捜査に全面的に協力する所存です。家族として、夫を支えながら推移を見守りたいと思います』との声明を発表し、“逮捕されるまで夫の横領を知らなかった”旨を強調しています」(スポーツ紙記者)
なお、逮捕前の今年1月20日には、清志容疑者が東京地検特捜部の家宅捜査を受けたとの報道があったが、その際も瑠麗氏は公式サイトで文書を公開。「私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないことではございますが、捜査に全面的に協力する所存です」とつづられており、一貫して夫の事業と自身は無関係だと主張している。
「夫の逮捕だけで終わるとは思えない」
「しかし、ネット上では瑠麗氏の主張を疑問視する声が続出。というのも、瑠麗氏は2018年3月放送の『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)にて、再生可能エネルギー事業の話題が出た際、『(トライベイキャピタルは)事業者ですから現場を見ているので、いくらかかるのかも、何にかかっているのかもわかる』と語っていたんです。そのためネット上では、『夫の会社経営には関与しておらず』といった過去のコメントとの矛盾を指摘されています」(前出・スポーツ紙記者)
さらに、2022年4月に発売された脳科学者・中野信子氏との共著『不倫と正義』(新潮社)で、瑠麗氏は「(三浦夫婦は)お互いの会社の株をほぼ半々で持ち合っている」と告白。
夫の逮捕をきっかけに、こうした過去の発言が掘り返され、ネット上では、
「夫婦で会社の株を半分持っていて“何も知らなかった”はさすがに無理がある」
「他人事みたいなコメントだけど、三浦瑠麗も“共犯”じゃないのか?」
「夫の逮捕だけで終わるとは思えない」
などと、瑠麗氏の関与を疑う声が続出している状況だ。
『めざまし8』(フジテレビ系)や『朝まで生テレビ!』など、すでにレギュラー番組の出演を取りやめている瑠麗氏。このままメディアから姿を消し、騒動の沈静化を待つつもりなのだろうか。