テレビでボビー・オロゴンを見なくなって久しい。今どうしているのか。
「3年ほどテレビに出ていませんね。2021年にYouTubeチャンネルを開設して、盟友のセイン・カミュとのやりとりを動画にしてアップしています。格闘技のイベントにも出場しており、それが“禊”だと言っていますが……」(スポーツ紙記者)
禊とは、2020年5月に起こしたDV事件のこと。妻に暴力をふるって逮捕されたのだ。
「暴行罪で、罰金10万円の判決を受けました。奥さんが離婚調停を申し立てて裁判になっています。5人いる子どものうち、長男のジョイくんはボビーさんについていきましたが、4人は奥さん側について、埼玉のアパートで暮らしています」(同・スポーツ紙記者)
かつて映画製作などをしていたボビーの個人事務所を調べてみると、以前は妻が代表取締役だったが、2021年3月からジョイ・オロゴンが代表取締役に。妻は離婚裁判になったことで辞任したようだ。
「裁判は今も継続中で、お互い主張が噛み合わず、離婚は成立していません。奥さん側は慰謝料600万円と相当分の財産分与、未成年の子ども4人の親権と、子どもたちが大学卒業までの生活費として月に50万円の支払いを主張しています。その間、ボビーは生活費として40万円を1回振り込んだだけです」(ボビー一家の知人、以下同)
ボビーも親権を主張しており、それなら子どもたちの生活費は出してもよさそうなものだが……。
「ボビーの考えは“オレがこの家のボスで、オレが稼いだ金はオレのモノ”。家族の協力は無関係というのです。財産分与はしないという主張で、仮に財産を分けるなら“オレの取り分は95%だ”としています。ボビーとしては奥さんに5%を渡すのが“妥協案”のつもりらしいです」
長男のジョイ・オロゴンの名前が
妻側が納得するはずもなく、裁判の終わりは見えない。
「奥さんと子どもたちは、広くないアパートで質素に暮らしていますが、ボビーによる暴力からは逃れられたので、精神的には安定しているようです」
かつて一家が住んでいた、プールつき一軒家は無人に。
「普段は誰もいませんが、2週間に1回くらい、ボビーさんと兄弟らしき男性が車で来ていますよ。1億円で売りに出されていましたが、売れていないみたい。豪邸に見えるけど、中はそうとう傷んでいるそうです」(近所の人)
ボビーが所属する芸能事務所のホームページには長男である《ジョイ・オロゴン》の名前もある。
「ボビーさんのYouTubeチャンネルで、格闘技の練習相手をしています。ただ、テレビに出たりなどの芸能活動を始めたという話は聞いていませんね」(前出・スポーツ紙記者)
デビュー戦の相手は竹原慎二の弟子
2人の所属事務所に事情を問い合わせた。
─長男のジョイは所属タレントになったのか?
「ジョイは先月、ボクシングのプロテストに合格して、4月9日に『JJ・オロゴン』としてデビュー戦を行います。対戦相手は、元プロボクサーである竹原慎二さんの弟子のボクサーです。タレントではなく、プロボクサーとして活動していきます」
─父であるボビーみたいなタレントではない?
「そうですね」
─ボビーの個人事務所の代表取締役にもなっているが。
「それは、まあ、名前だけですね」
ボビーとジョイは一緒に暮らしてはいないが、近い場所に住んでいるという。
「ボビー・オロゴンです……。えっと、みなさんコンニチワ。みなさんにご迷惑をかけましたんで、ミソギのために一生懸命やってまーす」
公開中の“動画”では殊勝な言葉で反省を語るボビーだが、離れた家族に対して真摯に向き合う日は─。