「彼女はサービス精神ゼロですね。マスコミ関係者で良いイメージを持っている人は少ないのでは」
そう話すのは、テレビ局関係者。彼女とは、20日警視庁によって逮捕された道端ジェシカのことだ。
「合成麻薬のMDMAを所持したという疑いでした。知人と滞在した都内のホテルに合成麻薬が隠された荷物が届き、所持していたところを現行犯逮捕されたんです」(スポーツ紙記者)
道端三姉妹といえば、芸能界きっての美人三姉妹で、
「中でも、もっともカリスマ性があったのがジェシカさんでした。13歳でモデルデビューすると、そのエキゾチックなビジュアルで人気を博し、多くのファッション誌に取り上げられ、2010年にはついにパリコレデビュー。そして、F1のトップレーサーだったジェンソン・バトンとの交際でその地位が不動のものとなりました」(同・スポーツ紙記者、以下同)
だが、若くしてトップに上り詰めた弊害か、マスコミへは塩対応だった。
「もともとプライベートな話を一切コメントしない姿勢ではあったのですが、結婚時はさすがに対応するだろうと」
結婚後、彼女は企業イベントなどに登場したのだが、
「相変わらずの塩対応。マスコミのことを何とも思っていないというか、下に見ていたのかな」
土屋アンナに喧嘩を売る“勝気さ”
『週刊女性』もジェシカの勝気な一面を報じていた。それは2007年、神奈川・横浜アリーナで開催されたファッションショー『東京ガールズコレクション』でのこと。
同ショーにはファッション界を代表するモデルや芸能人たちが集結するのだが、そこにジェシカの姿もあった。そんな中、
「てめー!」「このヤロー!」
ステージと楽屋とをつなぐ裏口通路で、なんとも場違いな怒号が飛び交っていたという。その声の主は、土屋アンナ。現場に居合わせたスタイリストは当時、こう証言していた。
「アンナさんとジェシカさんは最初は仲良く話していたのですが、次第にジェシカさんが土屋さんの嫌味を本人に向かって言い出して……」
我慢していたアンナだったが、ついにキレてしまう。「ふざけんな!」と叫んで、ジェシカの肩を小突いたという。
この一件以来、両者の共演NGとなっている。のちに、アンナはとあるテレビ番組に出演した際、ジェシカとの騒動のことを認めつつ、ジェシカを小突いたことに関しては「すごい距離があった。殴っていない」と否定している。
前出のスポーツ紙記者は、こう話す。
「末妹のアンジェリカさんは2019年に元夫と共謀して知人男性への恐喝容疑で逮捕、書類送検された過去があります。その影響でここ数年は芸能活動を控えていたが、今月別の男性との再婚を発表。イメージを刷新して芸能界復帰を図っている最中だった。ジェシカさんの逮捕でもっともダメージを受けているのは、アンジェリカさんかもしれませんね」
姉妹を牽引した勝気なカリスマが、道端ブランドの崩壊を招いてしまった。