昨年10月末に、ジャニーズ事務所を退社した滝沢秀明が、3月21日、Twitterの生配信で新たな発表をした。
「今後に関していろいろ考えた結果、僕はやはりもう一度、エンターテイメントの人生を歩もうと決意いたしました」
滝沢は、ジャニーズ事務所の退社以降、“冒険家”という肩書きでSNSでの活動を活発にしていたが、ついに本格始動となった。
「15時すぎに始まった生配信は、事前に用意した文章を読み上げているような口調で話しており、3万5000人ほどが同時に聴いていました。ファンへの感謝を交えながら行われた報告の内容は、自らが代表取締役の『株式会社TOBE(トゥービー)』を立ち上げ、新人募集をし、そのプロデュースを行っていくというものでした。いわば“タッキーズ事務所”の設立ですね」(スポーツ紙記者)
同時に、『TOBE』のSNSやホームページも公開された。
「ホームページには新人募集の応募フォームが用意され、YouTubeでは少年が走る映像に滝沢さんがナレーションをしているコンセプトムービーも公開されました。これまで、滝沢さんが数々のSNSを活用してきたのは、こういった動きに向けての実験や準備だったのかもしれません」(同・スポーツ紙記者)
'19年に社長に就任した『ジャニーズアイランド』では、退任までジャニーズJr.の育成に尽力してきた。
「社長自ら名刺を配って挨拶まわりをして、タレントの売り込みをしてきました。'20年のSixTONESとSnow Manの同時デビューや、'22年のTravis Japanの世界デビューも、滝沢さんの手腕によるものです。多くのトップアイドルをプロデュースしてきていますから、今後『TOBE』からデビューするタレントたちにも、期待できるのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
会社名に込められた“意味”
そして、注目が集まるのはその会社名だ。
「コンセプトムービーで語られているのは、“新たなエンターテイメントの形”“新たな時代”といった内容なので、『TOBE』にはこのような意味が込められているのでしょう」(同・テレビ局関係者)
また、これまでの歩みも匂わせているようで……。
「タッキー&翼の1stシングル『To be, To be, Ten made To be』に収録された『To be,or not to be』を意識しているのかもしれません。この曲の歌詞は、過去を振り返らずに未来に向かって進んでいくという内容になっています。まさに、今の滝沢さんにピッタリなですよね」(音楽ライター)
果てしない旅を歩み始めた“冒険家”はどんなエンターテイメントを見せてくれるのだろうか。