寝起きの腰痛に悩むあなたへ(※画像はイメージです)

 朝、目覚めると腰に痛みを感じたりしませんか? 身体を癒すはずの睡眠なのに、起きたらかえって辛かったなんて、切ないですよね!

 そんな寝起きの腰痛が続くと、1日のテンションも下がりますし、日常生活にも支障をきたしそうです。

 長期間にわたって腰痛が続いてしまう原因は枕やマットレスなど、あなたの寝具の環境が影響していることもあるんです。

 寝起きの腰痛は慢性化する前に早期の対処が必要です。そこで今回は、デスクワーク中心の編集部員が寝起き腰痛の原因と、厳選したおすすめのマットレスをご紹介します。

目次
1. 寝起き腰痛の原因3つ
 長時間同じ姿勢で寝る
 寝る前の座り仕事
 慢性的な運動不足
2. 寝具の中でも特に重要な「マットレス」
 元腰痛持ちが教える注意すべき「マットレス」
3. 腰痛には高反発マットレスがおすすめ
 高反発マットレスのデメリット
4. 高評価!Amazonで買える編集部厳選の「マットレス」3選

寝起き腰痛の原因3つ

■長時間同じ姿勢で寝ていた
■寝る前に座り仕事
■慢性的な運動不足

長時間同じ姿勢で寝ると…

1. 筋肉の疲れとこわばり

 同じ姿勢で長時間寝ると腰周辺の筋肉が緊張してしまい、疲れやこわばりで腰痛を引き起こすことがあります。

2. 脊髄の圧迫

 寝ている姿勢が、脊椎に圧迫をかけることがあります。例えば、仰向けに寝ていると、腰の部分がマットレスに沈み込み、脊椎が自然なカーブを失います。これにより、腰に余分な圧力がかかり、腰痛を引き起こす原因に。

3. 腰椎(ようつい)の歪み

 腕を下にして横向きで寝た状態で長時間寝ていると、腰椎が側方に曲がり腰にストレスがかかり、腰痛を引き起こすことがあります。

寝る前の座り仕事

 長時間同じ姿勢で座っていると筋肉の緊張・こわばり、さらに猫背や椅子の高さが合っていなかった場合、腰に余分な圧力がかかり腰痛を引き起こす原因になってしまいます。

慢性的な運動不足

 慢性的な運動不足により筋肉が衰えてしまうと、腰を支える力が弱くなり余分な負担がかかることがあります。また、背中が丸まったり肩が前に出たりなど姿勢の悪化で腰痛を引き起こす直接的な原因となってしまいます。

 適度な運動を心がけることで腰周辺の筋肉を強化し、正しい姿勢を維持できます。日頃から適度な運動はぜひ心がけましょう。

腰への負担を抑えるために重要な寝具「マットレス」

 睡眠時、特に負担がかかると言われている部位は「首」「肩」「腰」などです。マットレスはそういった身体の部位を支える役割を果たすため、寝具の中でも特に重要なアイテムです。適切なマットレスを使用することで姿勢を正しく保ち、腰への負担を軽減することが可能になります。

元腰痛持ちが教える注意すべき「マットレス」

 腰痛を改善するためには、自分に合ったマットレスを選ぶことが大切です。そこで、マットレスの「硬さ」「柔らかさ」をポイントに注意すべき選び方を解説します。

マットレスが硬すぎる場合

 硬すぎるマットレスは、体の曲がりやすい部分(例えば、腰の部分)に余分な圧力がかかり、血流が悪くなることがあります。また、硬いマットレスでは、体が沈み込まないため、体が浮いている状態になり、腰周辺の筋肉が緊張しやすくなります。

マットレスが柔らかすぎる場合

 柔らかすぎるマットレスは、体が沈み込みすぎるため、体の曲がりがつくられにくく、腰周辺の筋肉が緊張しなくなります。しかし、体が沈み込みすぎることにより、腰が曲がりすぎ、余分な負担がかかりやすくなり腰痛の原因に。

腰痛には高反発マットレスがおすすめ

■体圧を分散させ過剰な負担を軽減する
■身体の歪みが少なくなる
■熟睡しやすくなる

 高反発マットレスは、身体が寝た状態で沈み込むことで、身体の重さを均等に分散させることができます。このため、腰痛の原因となる体圧の偏りを緩和させ、腰への負担を軽減します。

 もう一つの理由として、その硬めの感触にあります。身体をしっかりと支えるため、腰や背中の側面が沈み込むことを防ぎ、自然な姿勢を保つことができます。これにより、腰痛や背中の痛みを軽減することができるんです。適度な硬さであれば寝返りも少なくなり、熟睡しやすくなることで寝起きもさわやかに。

高反発マットレスのデメリット

高価

高反発マットレスはの高品質と快適性から、一般的なマットレスよりも高価格で販売されることが多いため、予算が限られているという人には手が出にくいかも。

硬さ

個人差はありますが、表面が「硬い」と感じる人もいるようです。このため、人によっては快適さを感じられない場合も。

体温

体の熱を吸収して保持することがあります。これは、寒い時期にはありがたいですが、夏場などの暑い時期には、寝汗をかきやすくなる可能性があるため、注意が必要です。

重さ

高反発マットレスは、通常、高密度のフォームでできているため、重量があります。そのため、ベッドを移動させる際に大変なこともあるのでそこは覚悟しておきましょう。パートナーの手を借りることも準備しておきましょう。

長期使用

高反発マットレスを長期間使用すると、コイルスプリングマットレスに比べてサポート力が低下しやすいとされています。これは、フォーム素材が長期間圧縮されることによって、徐々に変形するからです。

高評価!Amazonで買える編集部厳選のマットレス3選

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