3月12日に破局を表明した、チャンネル登録者数43万人超えの人気カップルYouTuber『きゅっぽんちゃんねる』。元地下アイドルでシングルマザーの“おすず”こと日向すず(29)と、元芸人の“TK”ことTKエンターテイナー(29)のカップルが主にドッキリを仕掛け合う動画で人気を博していた。
大学生のころに付き合っていたことのあるふたりが再開し、2020年にカップルチャンネルを立ち上げ。その魅力的なキャラクターからファンも多く、彼らの破局を惜しむ声が多くあがった。
しかし、その破局を報告する動画が公開される直前、タレントのゆきぽよらが出演する別のYouTubeチャンネル『コイラボ 秘密の恋愛研究所』にTKがゲスト出演。あろうことか、そこで先に2月に破局していたことを発表してしまったのだ。その“不義理さ”にネットは炎上。また、破局の理由についても批判が相次いだ。
すずは「自分が自由に生きる道を選んだんだな」
1度目の破局のあとに別の男性との間にひとり息子を授かったすず。もちろんTKはそのことも承知のうえで付き合ったわけだが、
「TKさんは『コイラボ』のトークで、『月に1回ピクニックに行きたいという希望も叶えてあげられなかった』ことや、『結婚生活に未来が見えない。僕よりも幸せにしてくれる人がいる』と発言したことなどから批判の的に。ゆきぽよさんからも『(幸せがどうか)決めるのは私だからねって思っちゃう』と反論される一幕もありましたね」(ウェブメディア編集者)
この動画を受けてすずは緊急でインスタライブを放送。号泣しながらこのように語ってみせた。
《私は正直、そろそろ結婚かなとか、TKとの子どもほしいなとか色々将来のことを考えていたので、納得できない部分が多くて(中略)でもそのくらいTKはずっと私の実家にも住んでいたし、親も息子もすごく悲しませました。息子もTKに会いたいって泣いたりとかしてて、それがすごくつらくて何度も『やっぱり戻らない?』って言ったんですけど、やはり彼には『自信がない』と言われました》
そして、すずはTKの《僕よりも幸せにしてくれる人がいる》発言に対しては、《逃げたなって思いました。自分が自由に生きる道を選んだんだなって思いました》とキッパリ言い切ってみせたのだった。しかも、このインスタライブの配信時にはTKから「LINEをブロック」されていたという。
『きゅっぽんちゃんねる』の動画の印象とはかけ離れたふたりの印象にファンの中で激震が走った。さまざまな憶測が飛び交うなか、炎上の3日後にTKがこの件についての“釈明”をSNSに投稿した。
《TKです。今回、毎日SNSのリプライやDMなどでご指摘、ご意見を受けまして、誠に勝手では御座いますが、本日の動画をもちまして少しだけ個人のSNSから身を遠ざけさせて頂きます。理由は手の震えから身体の全体の痺れ、めまい、耳鳴り、嘔吐、頭痛、帯状疱疹、動悸、息切れ、過呼吸、目のかすみなどによるものです。
そして、何より視聴者の皆様には動画をお待たせしてしまい大変申し訳ございませんでした。今後こちらの件について問題などを深掘りして不用意に触れたり、弁論したり、ネタにするようなことは避けさせていただきます。
ご理解の程、宜しくお願い致します。怒りを覚えてらっしゃる方、不快感を覚えさせてしまった視聴者の皆様、この度は大変申し訳ございませんでした》
さらに数日間沈黙を貫き、15日には視聴者の質問に対する答えをTwitterとインスタグラムにアップしてみせた。以下はその内容だ。
「全ての罪を被りたかったので話を思いっきり盛りました」
Q.彼女をブロックするな
《A.今までブロックをされた事は何度もありますが、僕は一度もしてません。倒れていた2日間でブロックされていると勘違いしてしまったようです。ついこの前もカメラや三脚に関してもおすすめを聞かれて、調べておすすめのカメラのURLを送ったり、相談を受けております。
彼女からその情報が勘違いだったという訂正がないので、いまだに世間を騒がせておりますが、そのような事実は一切ありません。どの媒体でも一度もブロックをするなどして逃げたことはありません。ご安心ください》
破局動画の同日、すずが号泣しながらインスタライブをし、破局の裏事情を赤裸々に語ったことに対しては、このような質問が。
Q.彼女の涙のインスタライブはなんだ?炎上しないように発言を規制し我慢させたのか?
《A.僕は「基本的に言いたい事を言って良い」と言ったのち、「彼女も交えて」僕らの共通の友人やマネージャーさんとも何度も相談し、『カップルの痴話喧嘩の中で、言わなくていい事をわざわざSNSで言って、ニュースに取り上げられてオモチャにされる必要はない』『ファンは喧嘩を見たいと望んでいない。これ以上傷つけあって、罵り合ってもアンチや野次馬が湧くだけだ』という結論に至りました。過去の事を掘り出せばキリがなく、この期間本当に浮気やDVや暴力やモラハラなど一切なく、女性のクライアントなども最低限避けて、この3年間結婚する意思で真剣に向き合ってきました。
それでも彼女は全てを最後まで真実を発言しスッキリしたいらしく、こちらもお手上げ状態で僕もこの1ヶ月間無言を貫き通してきました。それは彼女が真摯に嘘を付かず、視聴者さんと向き合いたいという良さでもあります。責めるつもりはありません。
破局の理由についても、子供に関しても触れてしまえば、動画やニュースが世に一生残ってしまって、将来大きくなった子供が悲しみます。少なくともシングルマザーの母を持ち、施設で育った僕は、母に対して自分の存在が悲しませているのではないかとずっと顔色を伺ってきました。僕は子供にもそう思ってほしくないです》
Q.他チャンネルで発言していた、月に一回もピクニックに行ってないのは最低すぎませんか?
《A.こちらに関してですが、すずちゃんが少しでも1ミリでも悪く思われないように、全ての罪を被りたかったので話を思いっきり盛りました。(中略)これからも他チャンネルで動画が2本出ますが、そこでも自分から思いっきり罪を自分から被りにいってます。彼女は本当に悪くありませんので。僕が滑っている姿は居た堪れないと思いますがなんとか仕事をしてきましたので、気になった方は是非見てやってください。では実際に毎日出掛けていたのか? と言われればそうではありません。
きゅっぽんでのお仕事は主に僕が運営や企画、編集、クライアントとのミーティングをさせていただいておりまして、8月や12月の繁忙期に僕が仕事に集中し出掛けられていない時もありました。理想的なお父さん像とはかけ離れてしまい、寂しい思いをさせて申し訳ないと思っております。
しかしその後、話し合いを重ね、そこから少しずつ想いが変わり、お付き合いの後半では遠出に関しては最低でも月に1回、休日は公園に連れて行く、猫探しの冒険お散歩を一緒にするなど、子供との関係も極めて良好でした。
なので、批判コメントで寄せられたように『子供や彼女に一切目もくれず一日中仕事をして会話もしない』という事はなく、1日に一回必ず遊ぶ時間を作り、向き合うようにしていました。写真も動画も残っているので安心してください。大きくなってもし見たかったら、DMしてきてくださいね》
とコメント。あくまでも彼女を悪者にしないように話を盛ったと主張しているようだ。
すずがインスタグラムで“反論”
一連の投稿を受け、SNSでは「心労もあるのは分かりますが、ネットから離れて一度冷静になった方がいいかなと思います」と彼のメンタルを心配する声がはあるものの、
「あなたが何といおうと、あなたがすずちゃんにやったことは慰謝料払うレベル」
「全ての罪を被りたかった?結局自分のために綺麗事並べて、まるで自分がヒーローのような言い方してますけど。そういう伝え方をするからアンチが増えるのでは……」
「本当にすずちゃんを守りたいなら、黙って別れたことについて説明してそれで終わりにすれば変な質問も来ないと思います」
と、言い訳にしか聞こえないと批判をする声が多数。
TKの発言に対して、すずも反応。16日のインスタグラムのストーリーでは、【彼との件で嫌な気持ちになる人は読まないでください】と前置きし、ファンに注意喚起をしたうえで、現在の心境を綴った。
《あんまり言い返したくないのですが質問がたくさん来るので答えると、全てのSNSで彼が意味不明な言い訳をだらだらと書いていますが、ブロックの件については、私以外の私がいるグループLINEには普通に連絡が返ってきてたけど、私の個人LINEは数日未読無視だったので、ブロックされてると思っていましたが彼としてはブロックはしてなかったらしいです。いやほんと同じことだろとおもいましたが。
ゆきぽよさんの番組で言ったことは盛っていたとかも言ってたけど、正直私からすると盛ってなくて、中々お出かけしてくれてなかったのは事実です。
あと聞かれるのはYouTubeなどにコメントしても消されるっていうのは私は消していなくて、彼が消しています。多分おかしくなっているのでもう彼の言葉に耳は貸さなくて大丈夫です》
また同日16日のツイートでは、
《昨日はTwitterやインスタやYouTubeに勝手に意味不明な言い訳大量に書かれて気持ちが疲れちゃってたけど、今日は息子と友達たちとデイキャンプして最っ高な一日でめっちゃリフレッシュしたあ〜〜〜!!!》
と、いくぶん吹っ切れた様子。すずは14日に、『翠衣すず』(すいすず)に改名したことをSNSで発表。ファンクラブ『おすりんるーむ』も開設し、心機一転新しいことを始めるようだ。