WBCでMVPを獲得し、今季もメジャーで唯一無二の二刀流として活躍している大谷翔平。広告に出演した化粧品も“バカ売れ”状態と、いまや空前絶後のSHOHEIブームが到来中。そんな翔平を丸裸にすべく、秘密のプライベートを一挙紹介!
家族の絆編
(1)生粋のスポーツ一家
翔平の父親と兄は、社会人野球の元選手だ。
「お母さんも、バドミントンの元国体選手。子育てしながら“ママさんバドミントン”にも参加していましたよ。お姉さんもバレーボールの経験があるなど、競技は違いますが、一家全員がスポーツに打ち込んでいるんです」(近隣住民)
(2)名前候補は『義経』
「お父さんは、'21年に雑誌の取材で息子の名前について“『義経』と名づけようかと考えたが、名前負けすると思い断念した”と語っています。今の活躍ぶりなら、『義経』でもまったく問題なかったかもしれませんね(笑)」(野球ライター)
(3)姉夫婦のキューピッド
2歳年上の姉は'20年に結婚しているが、きっかけは何を隠そう翔平だ。
「お姉さんの結婚相手は、翔平くんの出身校である花巻東高校野球部の部長を務めていまして、いわば恩師なんです。お父さんも“翔平が恋のキューピッドなんだ”と話していましたよ」(父親の知人)
(4)LINEは意外とズボラ
ストイックな印象がある翔平だが、連絡無精な一面も。
「翔平とはたまにLINEをしますよ。でも、毎日ニュースで見ているからそんなに連絡しなくても大丈夫ですし、男の子ってそんなものでしょう(笑)」(翔平の父親)
(5)賞金で車をプレゼント
賞を取ったら、賞金で家族に贈り物をするそう。'16年には父親に車を購入しており、'21年にも、結婚した姉へ車をプレゼントした。
(6)母の手料理をデリバリー
『ロサンゼルス・エンゼルス』に所属し、普段はアメリカで暮らす翔平だが、オフシーズンになると、東京のマンションに滞在する。
「お母さんは、せめて日本にいる間は翔平くんにできる限りのことをしてあげたいと、手料理を冷凍して、片道5時間、車を運転して届けに行っているんです。翔平くんはいつも喜んでくれるそうですよ」(母親の友人)
(7)叱られたことがない
悪さをしない子どもだったため、両親は翔平を叱ったことがほとんどないそうだ。
「唯一、大谷選手が小学生のころ、気に入っていた『ハリー・ポッター』のノートに汚れを見つけて泣きわめき、“そんな小さなことで怒るんじゃない”と叱られたことがあるそうですが、大谷選手自身はまったく覚えていないらしいですよ(笑)」(スポーツ紙記者)
伝説の幼少期編
(8)ガキ大将キャラ
「小学生のときから身体が大きく、ガキ大将のようなところはありました。でも昔から頭がよくて、悪いグループに入るようなことはなかった。中学生になっても、ふざけてちょっかいを出してくるような明るいキャラで、誰からも好かれていました。もしかしたらプロ野球選手になるかもとは思っていましたが、まさかここまでとは(笑)」(小中学校の同級生)
(9)硬式クラブを希望
翔平は小学2年で野球を始めたが、小学校のチームには入らず『水沢リトル』という硬式野球のチームへ入団している。監督が“このチームには友達がいないけどいいの?”と聞くと“大丈夫です。僕は硬式をやりたい!”と答えた。
(10)中学でもホームラン連発
チームに入って1年たつ小学3年時には、すでに頭角を現していた翔平。
「そのころ、すでにフェンスオーバーのホームランを打っていました。さらに、中学1年生になったころには年間35本ものホームランを記録。あとにも先にも、あんな経験はなかったです」(同・当時のリトルリーグの監督)
(11)父親と交換日記
小学校5年生ごろまで、父親と“野球ノート”と称した交換日記をしていたことを明かしている。父親にはアドバイスや今後の課題をもらい、翔平は自身の反省を書くスタイルでコミュニケーションを取っていた。
(12)信号機を破壊
リトルリーグ時代、翔平が打ったボールが場外へ。歩行者用信号に当たり、信号機は破壊されてしまったという。
(13)18アウト中17奪三振
異次元の能力は、中学時代にも垣間見えた。
「翔平くんが中学1年生のときに行われた、リトルリーグの東北大会の代表決定戦でのこと。“負けてもいいから力を抜いて投げなさい”とアドバイスすると、なんと17個も三振を取ったんです。そもそもリトルリーグは6回までしかないので、最大でも18アウト。あまりの結果に相手チームは静まり返ってしまい、異様な雰囲気でした」(前出・監督)
(14)憧れは菊池雄星
花巻東高校に入学した翔平。選んだ理由は3学年上の憧れの先輩の出身校だったため。花巻東高校は、現在メジャーリーグのブルージェイズで活躍する菊池雄星選手の母校。翔平は菊池選手の大ファンだったのだ。
(15)大谷ノート
翔平が高校1年生のときに作成した目標ノート、通称“大谷ノート”では、「ドラフトで8球団から1位指名を受ける」という当時の夢とともに、「体づくり」「スピード」、果ては「運」や「人間性」などの必須項目を並べ、さらに細分化した目標を立てていたという。当時からストイック!
(16)高校時代は“夜は米7杯”
厳格な食事管理をすることで知られる翔平だが、その始まりは高校生から。
「朝は茶碗3杯、夜は7杯分のお米をノルマとして食べていたそうです。取材で“学生寮では、日曜日はカレーだったから、何杯でもいけた”と豪語していましたよ」(前出・スポーツ紙記者)
プライベート編
(17)焼き肉が大好き
プロ野球選手になったと感じる瞬間を聞かれた際には“焼き肉に頻繁に行くようになったこと”と回答するほどの焼き肉好き。WBCの初戦前も大阪にある焼き肉店で侍JAPANの決起集会を開いていた。
(18)甘いものに目がない
17歳のとき、好きな食べものを聞かれて迷わず“チョコレート”と答えていたほどの甘党。日本ハム時代にはコンビニスイーツを数少ない楽しみにしていたそう。
「取材の差し入れでクレープを渡された際には、“クレープですか!?”と大声ではしゃいで、テンションが上がっていましたよ(笑)。でも、その場では食べず、大事そうに持ち帰っていました」(同・スポーツ紙記者)
(19)トマトが苦手
身体づくりに余念がないが、唯一苦手な食べ物が。
「大谷選手はトマトが苦手で、なるべく食べたくないそうです。ビタミンCが豊富なトマトは、スポーツ選手にとって重要ですが、代わりにブロッコリーを山盛り食べるんです」(球団関係者)
(20)バスケ漫画が愛読書
好きな漫画は『SLAM DUNK』。野球の練習が終わると、バスケに精を出していたこともあった。気になる腕前は、本人いわく「まあまあうまい」とのこと。
(21)歌声は力強い
'18年のレンジャーズ戦に向かうバスの道中、エンゼルスの公式インスタグラムがアップした動画で、翔平が熱唱する姿が披露された。力強い美声から“打てる、投げる、そして歌える”と“三刀流”疑惑が浮上した。
(22)唯一の弱点
野球やバスケなどのスポーツはもちろん、英語も堪能な翔平。隙ナシと思いきや、意外な“弱点”が。
「高校時代、寮では卓球がブームだったそうですが、意外にも翔平くんはあまり勝てていませんでした(笑)」(高校時代の同級生)
(23)おしゃれには無頓着
過去のインタビューで「洋服はもらいものばかり」と明かしている。
「“もらいもの”といっても、スポンサーからの提供があるので、ハイブランドを着ていることも多いですよ」(前出・スポーツ紙記者)
(24)睡眠には本気
金銭欲も物欲もなく、“無趣味”と自称する翔平だが、唯一“睡眠欲”はあるそう。1日10〜12時間寝ると報じられている。特注のマットレスを購入しているうえ、睡眠の質を計測するバンドまで着用する徹底ぶりだという。
萌えキュン編
(25)チームでは“クソガキ”
試合中は真剣そのもので気迫を見せる翔平だが、チーム内では“愛されキャラ”だったそう。
「日本ハム時代は、先輩選手にふざけてタメ口をきいたり、イジることもありました。先輩たちはそんな大谷選手を可愛がっていて、親しみを込めて“クソガキ”と呼ぶこともあるそうです」(球団関係者)
(26)“ヒマワリの種”好き
メジャーリーガーはベンチでヒマワリの種を食べることが多いが、翔平も例に漏れず大好物。
「あるとき、大谷選手が口いっぱいにヒマワリの種を頬張り、頬を膨らませている姿がテレビカメラに捉えられました。ファンの間では“大谷翔平、ハムスター、もしくはリス説”がささやかれました。殻をベンチ下に吐き出す選手がほとんどですが、大谷選手は吐き出さずきちんと捨てていたため、そのマナーの良さも評価されています」(前出・スポーツ紙記者)
(27)クセあり“アダ名”
'22年にエンゼルスに加入したタイラー・ウェイド選手に翔平がつけたアダ名は『Ikemen』。一方で翔平自身は、日本ハム時代に監督から『ドンちゃん』というアダ名をつけられている。由来は“鈍感”で、怒られてもケロッとしていたり、食後の囲み取材で顔に食べカスをつけたまま登場したことから。
(28)“出身”は水沢リトル
高校野球の名門校で実績をあげ、スターダムを駆け上がった翔平。
「日本ハムに入団したとき、普通は出身高校名を言うところを、花巻東高校ではなく“僕の野球の原点は水沢リトルです”と、小学生のころに通っていたリトルリーグの名前を出したそうです。水沢リトルの監督は、それを聞いてうれしさで号泣したといいます。今でも翔平くんは毎年お正月に、監督に挨拶のLINEをするそうですよ」(高校の同級生)
(29)メジャー初ホームランで“おねだり”
'18年4月にメジャー初ホームランを打った際、愛くるしい“珍事件”が。
「メジャーリーグには、“サイレントトリートメント”という慣習があります。通常なら、ホームランを打ったメンバーにはすぐ全員が駆け寄り祝福するところを、チームの新人が初めて打ったときはあえて“無視”。時間を置いてから突然、全員で駆け寄って祝福するという“お約束”があるんです。でも、大谷選手は近くにいる選手に飛びつき、褒めるよう“おねだり”したんです。メンバーもこれには観念したのか、全員が大谷選手に駆け寄り、抱き合っていました(笑)」(前出・スポーツ紙記者)
(30)イチローに逃げられる
'18年5月、試合前に翔平がキャッチボール中のイチローに挨拶に行くと、イチローがふざけて、まさかの逃走。翔平はすぐにダッシュで追いかけ、無事握手に成功した。
参考文献/『輝け甲子園の星』、『週刊朝日臨時増刊号』、『集英社オンライン』、『週刊現代』、『週刊文春』、『プレジデントオンライン』、『Hanako』、『別冊カドカワ』