元テレビ東京アナウンサーで、今年4月から芸能プロダクション・seju所属となった森香澄。9日には都内で開催された『ワタナベお笑いNo.1決定戦』で司会を務め、これがテレ東を退社して初の公の仕事ということで、ネット上でも複数のニュースなどで取り上げられている。
ただ、ネットユーザーからは「悪口言ってた人だ」との指摘も。
「ドラマとかもいただけたら」
これは、森がまだテレ東入社2年目だった2020年9月初め頃、匿名ツイッターアカウントにより「キー局若手女子アナ MとI」の会話だという音声データが公開された件と関係している。会話の内容から「M」は森、「I」は彼女の同期で現在もテレ東に在籍する池谷実悠アナと特定され、同月17日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によると、2人も自分たちの会話であると認めて周囲に謝罪したそう。
しかし、彼女たちの会話は“先輩アナやスタッフに関する陰口”で、しかも容姿を誹謗中傷するような発言も含まれていたため、ネット上では「アウト」「ドン引き」などと呆れられ、以降も“陰口を叩いていた人たち”というイメージが付きまとうことに。
同騒動以降も今年3月まではテレ東に在籍していた森だが、2月頭には退社報道が続出し、一部では“インフルエンサー転身か”とも伝えられていた。そんな彼女は4月1日に更新したインスタグラムで「3月31日でテレビ東京を退社し、4月1日より『seju(セジュ)』という事務所に所属することになりました」(原文ママ、以下同)と報告。
そして同月9日の『ワタナベお笑いNo.1決定戦』で、テレ東退社後初めて公の場に姿を現した森。ともに司会を務めたハライチ・岩井勇気から“テレビ東京の嫌なところ”を聞かれるというイジりにも「ないです!」と返しながら、今後については「SNSを頑張りつつ、テレビの仕事も頑張りたい」などと述べていたことがニュースとして取り上げられている。
また“仕事の幅を広げたい”という森は、ハライチ・澤部佑から「ドラマとかは?」と振られると「ドラマとかもいただけたら(挑戦したい)」と前向きだったそう。
「森さんはさらに“やりたい仕事”として『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)を挙げていたといいますが、こうしたニュースにも結局、ネットユーザーからは『スタッフの悪口言ってた人』『陰口流出事件からイメージ悪い』といった書き込みが寄せられてしまっていました」(芸能ライター)
鷲見玲奈路線を“イージー”だと考えている?
ちなみに、森と同じ元テレ東アナで活躍している女性といえば、2020年3月末に退社した鷲見玲奈がいる。同年4月からセント・フォースに所属している鷲見は、その4ヵ月後には『さんま御殿!!』に出演し、翌年1月のスペシャルドラマ『アプリで恋する20の条件』(同)で女優デビューも果たした。
森にとって、鷲見の路線こそが理想的なのかもしれない。ただ、森は流出した例の会話の中で、鷲見について「おっぱいで出て(売れて)」と発言していたことも問題視されていた。
「テレビに出る者としては“優れた容姿”も武器になりますけど、森さんの言い方はまるで“鷲見さんが努力していない”かのように聞こえることもあり、かなり失礼でした。そんな森さんが意欲を見せている女優業や『さんま御殿!!』出演は、鷲見さんと同じルート。結局、森さんはその路線が羨ましいのでしょうが、鷲見さんだってテレ東時代も、退社後も、努力して道を切りひらいてきたはずです」(スポーツ紙記者)
なお、今回のイベントで「SNSを頑張りつつ」と述べていた森は、報道されていたように、やはりインフルエンサーとしてもやっていきたいのだろうか。
「インフルエンサー路線と鷲見さん路線、両方を狙っているとみられる森さんは、良く言えばガッツのある野心家なのかもしれません。ですが、もし鷲見さん路線を“イージー”だと勘違いしているような節も見受けられるので、その背中に追いつくことは難しいのでは……」(同)
どんな路線でいくとしても、森は“悪口の人”というイメージを払しょくするような活躍ができればいいが、果たして……。