【僕もアスリートとして応援しています。仲のいい友達の１人です。仲のいい友達なので応援しています】
4月11日、神宮球場で開催された『東京ヤクルトスワローズ』と『横浜DeNAベイスターズ』に試合前、担当記者らに落ち着いた口調で語った村上宗隆選手。同日に『女性自身』が報じた、女子プロゴルファー・原英莉花選手との交際を“否定”してみせた格好だ。
「わざわざ試合前にプライベートに関する取材対応をさせるのは、ヤクルト球団としても珍しいこと。騒動が大きくなってプレーの妨げにならぬよう、早々の“鎮火”に踏み切ったのでしょう」（スポーツ紙・野球担当記者）
とはいえ、原選手とは食事や複数人でのカラオケに行ったことは事実と認めただけに、報道が全くの“事実無根”というわけではなさそうだ。
前出の野球記者は、2人の関係について「実際のところはわかりかねますが」と前置きしつつも、
「お互いに独身で、不倫や浮気といったスキャンダルでもありません。侍ジャパンでも中軸を担った、球界を代表する村上選手が“交際宣言”したところで人気が落ちることはないですし、むしろ爽やかカップルとして祝福するファンの方が多いと思います。
わざわざ交際を隠す理由はありませんし、もしかすると男性ファンが多い原選手の事情を汲んだとも考えられますが、2人の現状は“友達以上恋人未満”のいい関係なのかと思いますね」
WBC準決勝でのメキシコ戦で、不振にあえいでいた村上選手が逆転サヨナラタイムリーツーベスヒットを打った後、《なんだこれ、自分が強くなった気分 ハートフルすぎる。ぽかぽか。》とツイートしていた原選手。
今後は“友達から恋人になる”可能性も
他にも“匂わせ”とされるような投稿が指摘されたり、ハワイでのロッテ選手権を直前に、交際報道を問われては【すっごい応援しています】と真偽を明かさなかったという原選手。村上選手に対して悪い印象を持っていないことは確かのようだ。
となると現在は交際していなくとも、これから友達から恋人になる可能性も十分に考えられるわけだが、2人の関係と環境に変化が起きそうだ。
同日のDeNA戦を6対3で勝利した後、第2号ツーランホームランを放った村上選手がヒーローインタビューに迎えられたのだが、その際にスタンドから交際報道に関するヤジが飛ぶとあえての反応。
【もう、そうですね。いろんな情報がありますけど、そこに惑わされずに。最近ちょっと家の周りに週刊誌の車がたくさん停まってるので、ちょっと（球場に）行きづらいんですけど。僕を信じてついてきてください】
自宅周辺で“張り込み”をされていたことを明かしたのだ。
自身も『フライデー』記者として現場取材を重ねた、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏によると、
「おそらくは原選手との情報をキャッチしたことで、さらなる“証拠”を抑えるべく、村上選手の自宅近くで2ショットをねらっていたのでしょう」
どうやら誌面に写真が掲載されなかったところを見ると、今のところは自宅に呼び込むような関係ではないのかもしれない。
恋が成就する前に“破局”を迎える
「しかし報道がなされたことで、交際を否定したところで、これからは“友達”としてもおいそれと会うことが難しくなりました。“その後”を追っかけ取材する他媒体も出てくるでしょうし、仮にデート姿を撮られようものなら“やっぱり”と報じられかねません。それこそ恋が成就する前に、交際を迎える前に“破局”に至るかもしれません」
シーズンの半分を“留守”にするプロ野球選手と、国内外ツアーに参戦するプロゴルファーと、ただでさえ会う機会が限られるトッププロ同士だけに、その機会をマークされたら交友を重ねることは難しくなりそうだ。
加えて、佐々木氏は原選手への誹謗中傷被害を懸念する。
「村上選手といえば女性人気も高く、しかも原選手の“匂わせ”行為があったのならば嫉妬ややっかみの対象として批判に晒される恐れがあります。メンタルの競技ともされるゴルフだけに、余計な雑音でプレーを乱されまいか心配になりますね」
交際が報じられた後の原選手のSNSには、《一方的な匂わせ迷惑です》などの言われのない批判も寄せられている。
村上選手が異例の取材対応をした背景には、明確に否定することで“大切な友達”を守りたい思いもあったのかもしれない。
