2013年に東京五輪を誘致するプレゼンテーションで、日本の「お・も・て・な・し」の心をアピールしたフリーアナウンサー・滝沢クリステル。2019年には衆議院議員である小泉進次郎と結婚し、現在は子育てに精を出している。
2020年に第1子を出産。長男には普段から日本語、英語、フランス語で話しかけているようで、雑誌『プレジデントBaby 2022』のインタビューでは、子どもが健やかに育っている様子を紹介。
《息子は自分が気に入らないことがあると『ノン!ノン!(フランス語で“いいえ”の意味)』と叫んでいます》
また昨年5月6日に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では、
《育児は(夫が)全部やってくれます。安心して預けられます。楽ですね、半分になるというか。帰ってきたら旦那さんに預けてとかできますから》
と育児に全力で向き合う進次郎氏のエピソードも。
自転車事故で──ネットで唱えられる“陰謀論”
子育てや夫婦仲も良好、順風満帆に見える彼女だが、4月に彼女がインスタグラムに投稿した内容に対し、一部のネットユーザーから“陰謀論”が唱えられているのだという。それは夫・進次郎も巻き込んだ、にわかには信じがたい説で──。
4月から道路交通法の改正に伴い “自転車走行時のヘルメット着用”が努力義務化された。警察庁の統計によると自転車による死亡事故のうち約56%が頭部の損傷によるものだということが判明している。ヘルメットを着用することで致死率は約半分に抑えられるといった理由から法改正がなされることとなった。
その初日である4月1日に進次郎はインスタを更新。ヘルメットを購入したようで、着用した写真をアップし、有用性を示していた。
《今日から自転車ヘルメット努力義務化。昨夜は横須賀の自転車屋さんで駆け込みゲット。いい感じ?かな。#自転車 #ヘルメット #努力義務 #今日から期日前投票》
そして、その4日後の4月5日。クリステルの投稿に世間は衝撃を受けた。インスタにアップされたのは、右のまぶたを赤く腫らした彼女の自撮り写真、そして2枚目には眼帯を装着した痛々しい様子も……なんと、“自転車事故に遭った”というのだ。ことの経緯について長文でこう綴っている。
大怪我の写真に「全部メイクだったらどうする? 」
《突然ですが、昨日自転車で転倒し、目元の眉の脇をぱっくり切り10何針縫ってきました
こんな写真を載せるのは、別に見せたいわけでは全くないのですが、身をもって自転車の転倒には気をつけてほしいという想いと4月1日からのヘルメットの努力義務を伝えたくて
お子さんがいらっしゃる親御さん、特にお母さん、やはり子供が乗っている電動自転車になるとかなり重くなり、止まっていても転倒するときの衝撃が大きいので気をつけてくださいね
バランスを崩したときは腕力が足りず倒れるしかなく、私は止まっていたときに、また動こうとしたタイミングに足がコートに引っかかってしまい倒れてしまいました、、
子供をまずなんとか守りたかったのと、頭を守ろうと反射的に顔から落ち、サングラスが顔に刺さってしまったのかと、、
ヘルメットをしていれば、頭は守られるので頭から落ちようとしたかもしれません、、
ヘルメット、ちゃんと買っていたのに、やはりまだ着けて出かけることに慣れていなくて忘れてしまっていたのです、、
あー、ヘルメットを忘れた!! と思ったその日にこの始末
みなさんもご自身を守るため、是非ヘルメットを。そして、ちょっとした油断も大変なことになるので気をつけてくださいね
もしこれが車道だったら、、と思うとぞっとします、、 自分ではなく、子供のことを考えると本当に怖いです 少しでも身近に感じてもらえれば幸いです》
コメント欄には「お大事になさってください」「滝沢クリステルの怪我見ちゃうと、子どもをかばいながら転ぶのは訳が違う。お母さん達にはぜひヘルメットを被って欲しくなる」と心配の声が多く寄せられた。しかし、なかには突飛な説を唱える者も。
「あらー何かタイミング見計らったような怪我ですねー(棒)」
「全部メイクだったらどうする? おまえは傷口を見たか?」
「滝沢クリステルといい、最近のニュースといい、ヘルメット流行らせたくてしょうがないのかな」
「嘘臭いな、全然腫れてないじゃん。顔から転んで10針以上も縫う怪我なら、次の日には滅茶苦茶腫れる。プロパガンダとしか思えないんだが」
小泉純一郎と『300人委員会』
実際今月4月に入ってから、「ヘルメットなしの男性死亡」「ヘルメット着用の女性は無事」など、“ヘルメットの有無で生死を分けた”とアピールするニュースが多いのも事実。だが、ヘルメット着用を推進するための政治的宣伝活動だというのは、あまりに陰謀論が過ぎる話であろう。
近年、クリステルの周囲ではネットの炎上騒ぎが頻繁に起きていたクリステル。
2021年3月に、“一緒にヨガを楽しむ様子”として長男の両足を逆さまに持っている様子をインスタに投稿。美容院の床に愛犬と長男が寝転ぶ姿などもアップし、批判が殺到していたこともあった。同年6月には、車内に長男を残したまま商店で所用を済ませる姿が『週刊新潮』が捉えられた。当日の気温は29度とかなり高温であり、放置時間が合計30分にも及んでいたそう。SNSでは「あまりにも無責任」「母としてあるまじき危険な行為だ」と大バッシング。“斜め45度の女神”と呼ばれ好感度が高かった彼女がまさかの“炎上キャラクター”になってしまっている現状がある。
しかし、炎上のしやすさと“陰謀論”を唱えられることとは別問題。彼女にこのような説が唱えられるのにはワケがあるようで、
「ひとつは夫の進次郎さんが政治家ということで、国際政治の陰謀論となぞらえやすいという点です。陰謀論者がよく語ることのうちに『300人委員会』というものがあります。イギリスに本部を置き、世界を陰で動かしているという世界政府の最高上層部とされる組織のことです。その300人の構成員に進次郎さんの父・小泉純一郎さんが名を連ねているというのが、論者の間で囁かれているんですよ。ですからその息子で“将来の祖総理大臣候補”として名前のあがることのある進次郎さんは“語りしろ”がある」(オカルト雑誌編集者)
また、クリステルの出自も“陰謀論”と結び付けられがちのようで、
「彼女の父親がフランス人で、国際的イベントの親善大使に選ばれたことがあるというのも“国際政治の陰謀”とかけやすく、話が盛り上がるのでしょう。クリステルさんと陰謀論をかけあわせた記事もちらほらと出ていますね。まぁ、信じがたいようなぶっ飛んだ話ばかりですが……」(同編集者)
現在、クリステルの顔にできた傷は“メイクで隠れるほど”になったというが……ネット上の当たり屋にクリステルは何思う。