萬田久子が18年ぶりに連続ドラマで主演を務めている。
「フジテレビ系で土曜の夜に放送中の『グランマの憂鬱』です。萬田さんが演じるのは、上品な着物姿でグレイヘアの“グランマ”こと百目鬼ミキ。さまざまな問題を抱える人たちの悩みを聞いて、愛情あふれる“喝!”を入れて解決します。ドラマでは80歳のおばあちゃんになりきっていますよ」(テレビ誌ライター)
萬田は4月13日に誕生日を迎えて65歳に。これまで、ドラマを上回るような波瀾万丈の人生を送ってきた。
「1978年にミス・ユニバース日本代表になり、1980年のNHK朝ドラ『なっちゃんの写真館』で女優デビュー。順調にキャリアを築いていきますが、1986年にアパレルメーカーの社長との不倫が発覚。バッシングを受けるなか、翌年にその男性社長との子をニューヨークで出産します。その後、男性は妻と離婚しますが、萬田さんは籍を入れずに事実婚という形を取りました」(スポーツ紙記者)
“愛は形じゃない”という自分の意思を貫いた。
「しかし、その後も試練が続きます。パートナーの男性はがんで2011年に死去。亡くなる直前に愛人と隠し子の存在を告白されてショックを受けますが、葬儀ではしっかりと喪主を務めました。さらには、溺愛していたひとり息子が萬田さんの反対を押し切ってデキ婚し、長らく断絶状態に。数年前にやっと和解したそうで、今では3人の孫を可愛がっていますよ」(同・スポーツ紙記者)
“人生を楽しむ”のが萬田のモットー。
愛犬と散歩中の萬田を目撃
「フジテレビ系の『グータンヌーボ2スペシャル』で恋愛観について語っていました。“好きな人の腕の中で死にたい”と打ち明け、今も恋愛には前向きなようです」(前出・テレビ誌ライター)
最近の恋愛事情はどうなのか。4月上旬の早朝、都内の高級住宅街で萬田の姿をキャッチした。連れ添って歩くお相手は……。
「トイプードル2匹と散歩をしていました。オールブラックコーデがキマっていましたね。足元はスタッズで覆われたクリスチャン ルブタンのスニーカーで、かけていたサングラスも個性的なデザインでした」(居合わせた女性)
朝の犬の散歩でもオシャレには抜かりない。ただ、この日はトイプードル1匹を抱えて、ソロソロと頼りなげな足取りだった。
「実は萬田さん、ワンちゃんの散歩のときにはスニーカーにインソールを入れて、脚を鍛えているんです。いくつになってもヒールを履いていられる秘訣なんだそうですよ」(前出・スポーツ紙記者)
大女優は、実生活でも演技でも“最強のグランマ”だ。