コロナ禍の影響で中止が続いていた『オール学習院の集い』が4月16日、4年ぶりに学習院の目白キャンパスにて開催された。
「幼稚園から大学までの現役生徒や、OBOG、地域住民などが参加できる大規模な文化祭です。お代替わり前の天皇ご一家は、この行事にお出ましになるのが恒例でした」(皇室担当記者)
次男を連れてきたのは初めて
当時皇太子だった陛下が、OB管弦楽団のビオラ奏者として合同演奏会に出演し、現役の管弦楽部メンバーだった愛子さまと“共演”されたこともあった。
「愛子さまは、中高時代、『オール学習院の集い』で弾けた笑顔をお見せになっていました。ご学友と学食を召し上がったり、駆け足でスタンプラリーを楽しまれたり。自然体のお姿が、たびたびメディアに報じられてきました」(同・皇室担当記者)
しかし今年、ご一家はお出ましにならなかったようだ。
「ご一家が学習院のキャンパスへお出ましになれば、人だかりができてしまいます。コロナ禍が完全に収束したとは言えませんし、慎重に判断されたのでは。ただし愛子さまは、管弦楽団関係者の会合にサプライズで顔を出されたと聞きました」(学習院関係者)
一方で紺のワンピースと水色のシャツの重ね着スタイルに、黒の革靴を履いて現れたのは、高円宮家の三女で‘18年に守谷慧(けい)さんと結婚した守谷絢子(あやこ)さんだ。
3歳になった長男を連れ、日本のベビー用品メーカー『アップリカ』のベビーカーを押していたが、そこに乗っていたのは昨年9月に誕生した第二子。多くの人が集まる場所に次男を連れてきたのは初めてであろう。
「絢子さんが到着したのは、午前10時30分ごろ。以前は、ご自身も手伝っていた縁日コーナーを訪れると、ご友人たちと談笑。久しぶりの再会だったのでしょう。マスク越しにもわかるほど、頬を緩ませていました」(居合わせた女性)
その後は、知人親子とともに学内を散策。野外ステージでのジャズの演奏に耳を傾けたり、会員であった『学習院沼津游泳会』のブースに顔を出し、マスクを外しての記念撮影に応じるひと幕も。
イベントを”フル”で楽しまれた
「愛子さまがいらっしゃるときは必ず巡られていたアイメイト協会による盲導犬体験ブースや、移動水族館にも立ち寄られていました。移動中には、すれ違うご友人や旧知の学習院関係者に“絢子さん!”と、何度も呼び止められていましたね」(前出・学習院関係者)
あいさつもひと段落すると、マドレーヌなどを販売する“花見茶屋”で少し休憩。
「お昼時、模擬店のエリアで焼きそばを並んで購入しているのをお見かけしました。ご自身は立ったままで、木陰のベンチにご長男を座らせて、焼きそばを食べさせる姿は微笑ましかったです」(模擬店スタッフ)
昼食を終え、再び校内を巡ったあとは『百周年記念会館』へ。友人たちとの会話に花が咲いたのだろう、一緒に写真を撮りながら1時間ほど滞在していた。
さらに学内を一周してから、再び百周年記念会館に戻ると、そこには夫である守谷慧さんの姿があった。その後は家族4人で学内を歩いていたが、そこで突然の雨が……。
「游泳会のテントでしばらく雨宿りしながら、慧さんも含めて游泳会の人たちと会話していました」(居合わせた男性)
雨が止むと、夫婦で縁日エリアに移動して、知人らしき人物と仲良く談笑。
「絢子さんは抱っこひもで次男を抱いて、時折あやしながら会話を続けていました。イベント終了30分前の午後3時30分ごろに学習院大を後にされたようです」(前出・居合わせた女性)
2人の子どもを連れ、学内を歩き回るのは疲れるはずだが、そんな様子もなく、終始、笑顔だった絢子さん。
今なお世間から厳しい目が向けられることも少なくない小室“圭”さん・眞子さん夫妻とは対照的に、順調な生活を送っているようだ。