人気お笑い芸人の麒麟・川島明(44)、かまいたち・山内健司(42)がMCを務める「川島・山内のマンガ沼」でも紹介された『怪獣8号』(集英社/松本直也)。番組内では森川ジョージ先生も「マガジンには角が立つかもしれないけど」と前置きしたうえで『怪獣8号』を勧めた。
一時期『少年ジャンプ+』のコメント欄でNGワード指定か
2024年にアニメ化が決定されてからネット上では、
「失速感が半端ないな。このままアニメ化は厳しくないか?」
「作画崩壊の匂いがする」
などと期待とは程遠い声があるなかで「新世紀エヴァンゲリオン」に、キャラクター設定やストーリー展開が似ているとの噂がささやかれていた。
噂はヒットの波に乗り、沈静化していくように見えたが連載している「ジャンプ+」では「エヴァ」「アスカ」という文言のコメントがNGワードに指定されているという声が挙がっている。
「ジャンプ+」の『怪獣8号』第1話コメント欄を見てみると、21件の表示コメント数に対して、コメント数を表す数字は「349」と表示できる件数は1割未満になっていた。(2023.4.19時点)多くのコメントを削除せざるを得ない状況であることが推測できる。
これに対しネットでは、
《スタジオカラーも協力してアニメ化するのにエヴァ関連がコメントNGって実質自白・自滅してない?》
《まんまアスカやん、コメントしようと思ったらエヴァもアスカもコメントNGワードw》
こうしたNGワード規制や、コメントを削除することへの反対意見以外にも炎上の原因があるようで…。
休みがちな作者へ「テンポが悪い」の声
不満の声は作画や展開以外にもあがっている。その理由は作者である松本氏が執筆を休みがちであることだ。アニメ化決定以前から、「次週より、新展開準備のためしばらくお休みします。」などと突然休載することが多く、休む度に「面白いけど休みすぎ」などとファンから批判の声があがっていた。
休載の度にネットのコメント欄は荒れ、「休みすぎてテンポが悪い」「休載多すぎて話が進まない」などと作者の休載頻度の多さにファンはやきもきしているようだ。
紙媒体ではない連載であることから「通知が来て掲載されたかと思ったら、休載のお知らせの絵だけだった」と、Webならではの残念なエピソードを添えたコメントも見られた。
休載に対して多くのコメントが寄せられるのも、掲載を待ち望むファンの気持ちの表れといえるだろう。厳しい連載誌での作者の活動を、末永く見守りたいところだ。
度々ネットを騒がせる『怪獣8号』だが、その人気は本物だ。アニメ化で一層人気が爆発した「鬼滅の刃」のように、飛躍を期待したい。