小池百合子都知事率いる地域政党「都民ファーストの会」所属の東京都議会議員である、平慶翔氏。女優・平愛梨の弟であり2児の父、小池都知事とは姉の結婚式の来賓として呼ぶほど親密なことでも有名だ。順風満帆な将来が期待されていた矢先に、自身を“慶翔の元彼氏”と名乗る男性による“驚くべき暴露”が『週刊新潮』によって報じられたのだ。
始まりは2020年の2月上旬。元彼氏と名乗る男性によると、出会い系アプリにて「大河翔」という名で登録していた平慶翔と出会い、関係が始まったそう。しかし、不倫関係を続けていくうちに元彼氏は慶翔の本性を目撃するようになったという。
慶翔氏は記事を否定、提訴を起こすと発表
記事に書きつらねてあったのは、過激なDVやあったことや、金銭トラブル、男性を秘書として働かせたうえに政治資金収支報告書に虚偽の報告をしていたことなど、驚くような疑惑の数々だった。平は『新潮』の取材に対し、男性とは《一時期親しい関係になった》ことは認めたものの、不倫関係などは否定。そして、記事が掲載された『新潮』の発売日には、
《本日発売の週刊新潮の記事に関しまして、事実でない部分が多々あり、個人的な家庭内の問題や交際関係という高度にプライベートな領域に関するものでありますから、プライバシー侵害として新潮社及び本件記事の担当記者2名を訴えました。今後は法廷の場で、断固として同社及び同記者の責任を追及します》
と、提訴する旨のコメントを発表した。
ネットからは、
「え、これほんと?にわかには信じがたいのだが…」
「一周回ってどこから突っ込んでいいのやら…」
といった声のほかに、姉である女優の平愛梨を心配する声が多く聞かれた。
過去にも巻き添え、消えた平愛梨のツイート
「平愛梨、妊娠中だよね……大丈夫かな」
といった困惑の声も見受けられた。確かに『新潮』がウェブ版『デイリー新潮』では、『平愛梨の弟・都議が20代男性と不倫、DVも 「もてあそばれた」元彼氏本人が告発する数々の問題行動』とのタイトルで記事が拡散されている。
姉の愛梨は2017年にサッカー日本代表DF・長友佑都と結婚。現在第4子を妊娠中のなかでの衝撃の報道、記事の真偽はともかく、ショックも大きいだろう。
慶翔氏は2017年7月に東京都議選で板橋区から立候補した。姉である平愛梨らも応援演説に駆けつけ、家族一丸となって応援していた。結果、無事当選した際には、
《板橋区だけでなく、都民ファーストの会への期待、民意が反映されたのだと思います》
とコメント。そして、愛梨も弟の支援者へ感謝の気持ちをTwitterに投稿した。
《弟の慶翔にたくさんの声援下さった方々!! 本当に、本当にありがとうございました。皆様のお声に大変励まされました。我が家一同!! 皆様に感謝致します》
しかし、このツイートにネットでは
「え、滑り込み当選だよね?」
「呑気な姉だね、浮かれすぎ」
「長友とか家族のことを本当に大事に思うなら、黙っていたほうがいいじゃない?」
とプチ炎上。この頃も慶翔氏への“政治家としての疑惑”にまつわる記事が報じられていたこともあり、ネットの炎は次第に勢いを増し、結果的に愛梨はこのツイートを削除する結果に……。家族で仲良しのイメージのあった長友・平家だが、今回の報道で妻と離婚していることも報じられている。
10年以上前に高校時代の同級生と結婚。ふたりの子どもがいるとしているが、
「記事によれば、2017年と2020年の夏頃と、その奥さんと2度の離婚していたといいます。1度目は奥さんへも壮絶なDVがあったことや、人格否定の言葉をかけていたりといったことが離婚の原因だったとあります。離婚の前に奥さんの実家に押しかけたことで、裁判所から接近禁止令が出されていたという、関係者による驚きの告発も。再婚したのは子どもたちが慶翔氏になついていたからだと書かれています」(スポーツ紙記者)
慶翔氏のツイッターを遡(さかのぼ)ると、いくつか家族にまつわるツイートが散見される。“元彼氏”と出会ったと思われる2020年2月の公式Twitterの投稿を見てみると、家族仲の良さが垣間見える一幕も。
家族とは“仲良し”、果たして何が真実なのか
たとえば告発した男性と出会ったころと思われる2020年2月の14日には、
《バレンタイン、今年は一つ。長女から手作りチョコをもらった。3歳の頃からチョコ、字を書けるようになってからは手紙も一緒に贈ってくれる。アシストしてくれている奥さんにも感謝です》
と可愛く包装されたチョコレートの写真をアップしている。
また同月25日、慶翔氏の子どもが人形遊びで並べたと思われる様子も投稿。リカちゃん人形とその“彼氏”であるケンの人形が、エルサの立ち姿を座って眺めているように見える写真も添えられている。
《きたらテーブルでコンサートが行われてましたw
#エルサの観客はリカちゃんとケン
#子どもの発想ってほんとにカワイイ》
ツイートから読み取れるのは至って素敵な“イクメンパパ”ぶりだが、その後2年ほどは子どもに関するツイートは少なくなっている。しかし、2022年になるとふたたび子どもたちとお祭りで手を繋いでいる写真を投稿。今年1月3日にはインスタグラムに、
《三が日最終日は休みをとって家族団欒のんびり過ごせました》
と、義兄の長友と浴衣姿でくつろぐツーショットを公開している。
その数日後には、後ろ姿が“元妻ともとれるような女性”と子どもたちとともに東京大神宮を訪れている。彼らが参拝する後ろ姿をアップ。
《近所のお伊勢さま東京大神宮へ お賽銭を奉納して拝礼。こども守と安産守りを授かりました》
と綴っている。安産というのは第4子を身籠もっている姉・愛梨のためのものだろう。
DV疑惑のウラで家族で仲良く過ごす姿。この二面性の真相は──。今後、法廷で明らかになる。