秋篠宮ご夫妻は4月17日、『地球環境大賞』授賞式のレセプションに出席し、受賞者らと懇談された。
大賞に輝いたのは、『南町田グランベリーパーク』での“新しい暮らしの拠点”を目指したまちづくり。これを手がけた東急の高橋和夫社長は、ご夫妻との会話を振り返る。
国民から比較される“2人のケイさん”
「“おじいさん、おばあさんを含めた3世代が集える場所というのは、とてもいいですね”と、殿下が共感を示してくださいました。一歩後ろに立たれた妃殿下からのコメントはありませんでしたが、終始にこやかに相づちを打ってくださり、安心してお話しすることができました」
ほかの受賞者との懇談でも、感想や質問を述べられるのは秋篠宮さまのみで、紀子さまが何か発言されることはなかったようだ。
「秋篠宮さまに同伴される公務だったため、控えめな姿勢で臨まれたと捉えることもできますが、紀子さまとの交流を楽しみにしている参加者もいますし、もう少し積極的に交流なさってもよかったのでは」(皇室ジャーナリスト)
ここのところ紀子さまは、お疲れのご様子だという。
「公務の多さによる身体へのご負担もそうですが、精神面のほうが深刻でしょう。アメリカで暮らす眞子さんのご体調が優れないとの話があり、“娘を守ってあげられなかった”という思いが再燃していらっしゃるようです。努力家で負けず嫌いなご性格ですから、子育てや結婚について、ほかの家庭と比較してしまわれる部分もあるのかと」(宮内庁関係者)
皇室を離れた元プリンセスの中には、順風満帆な生活を送っている方も多くいる。
「例えば高円宮家の三女で'18年に守谷慧さんと結婚した絢子さん。眞子さんの1歳上で、婚約内定の時期が近かったことに加え、お相手が小室“圭”さんと同じ名前であるため、国民から比較されることも多いです」(宮内庁OB)
守谷さん夫妻がうらやましく
日本郵船の職員で、NPO法人『国境なき子どもたち』の理事を務める慧さんと絢子さんの間には、3歳の長男と昨年9月に誕生したばかりの次男がいる。
4月16日に学習院の目白キャンパスで行われた『オール学習院の集い』では、一家だんらんの時を過ごしていた。
「4年ぶりの開催で、現役生徒やOB、OG、地域住民など大勢が集まっていましたが、絢子さんは、さすが元皇族といったオーラをまとっていて。学内を散策している際には、すれ違うご友人や旧知の学習院関係者に“絢子さん!”と、何度も呼び止められていました」(学習院関係者)
模擬店で買った焼きそばを長男に食べさせたり、抱っこひもで次男を抱いて、あやしたり。夫の慧さんは途中から合流して、知人親子と談笑していたという。
「絢子さんは母親の久子さまや、長女の承子さま、次女の千家典子さんとも頻繁に会い、子どもたちの面倒を見てもらうこともあるんだとか。人目を気にせずに学習院のイベントへお越しになれるのも、ご家庭が円満だからだと思います」(同・学習院関係者)
こうしたニュースは、中高大を学習院で過ごされた紀子さまのもとにも届くだろう。
「順調な生活を送る守谷さん夫妻のことを、羨ましく思うと同時に、今も埋まらない眞子さんとの距離感をもどかしく感じていらっしゃるはずです。“どうして、こうなってしまったのだろう”と、一連の結婚騒動を猛省し、母として自責の念に駆られておられるに違いありません……」(前出・宮内庁OB)
やり場のない悔恨を胸に、紀子さまは悶々とした日々を過ごされているようだ。