《タッキーのオーディション見てて思うけどさ。円満退社なら、絶対こんなことしないよね》
昨年11月にジャニーズ事務所を退所した滝沢秀明氏（41）。突如の退所とジャニーズアイランド社長の退任以降、本人の個人名義でTwitter、Instagram、TikTokアカウントを次々と開設し、様々な憶測が飛んでいた。しかし、今年3月に新会社『TOBE』（トゥービー）を設立したことを発表し、世間を騒がせた。
タッキー新人発掘オーディションが「まんまジャニーズ」
「滝沢さんはジャニーズ退所以降、SNSで山下智久さん（38）、赤西仁さん（38）、錦戸亮さん（38）らと活発に交流していたので、辞めジャニーズとコラボしたり、今後の辞めジャニの受け皿になるのでは？と噂されていました。
しかし、『TOBE』立ち上げに伴い、Twitter生配信で“やはりもう一度エンターテイメントの人生を歩もうと決意いたしました”と明かし、“新人募集をし、アーティストをプロデュースする会社を立ち上げました”と説明したのです」（芸能事務所関係者）
『TOBE』公式サイトのオーディション募集要項には、『TOBEのプロデュースで新しい世界を舞台に活躍する、次の才能を探しています』と前置きがあり、募集期間は『常時』とある。
さらに、応募資格は『日本国内在住の方』『審査過程においてテレビ・WEB・その他媒体にて出演可能な方。合格後のレッスンに参加可能な方』と記載があったため、ファンはJO1のような韓流のボーイズグループやSKY-HIが手掛けたBE:FIRSTのように公開オーディションをやるのではないかと推察。また、性別は限定されていなかったため、女性タレントのプロデュースを期待する声もあがっていた。
ところが、4月23日に満を持して『TOBE』公式YouTubeで公開されたオーディション動画第1弾『TOBE New Star EP.01〜Audition in TOKYO〜』には、幼さが残る小中学生と思われる数十人の男の子達がダンスしている映像が映し出されていた。
彼らはひとつのレッスン場のようなフロアで、指導を受けながら踊ったり、一輪車やバク転などの一芸を披露。まるで新人ジャニーズJr.オーディションのような光景にネット上からは、
《YouTube見たけど若い男の子しかいないじゃん。なんか、まじで滝沢さんが本気で潰しにきてる感じ……嫌いじゃない》
《これは本気でジャニーさんの意思を継ぐ気満々。クリーンな環境で努力して夢へ向かって頑張れるのは素敵な事》
《まんまJr.のオーディションじゃん。タッキー本気で、ジャニーズ事務所作る気伝わってきた》
と、ジャニーズとの競合は避けると思われていた滝沢氏の本気度に驚く声があがった。
滝沢秀明オーディションで垣間見えたジャニーズイズム
「オーディション動画に映る人物にはすべてボカシが入っているため確定ではないのですが、ダンスを指導しているのがジャニーズJr.の振付師ではないかと言われています。
以前滝沢さんはTikTok生配信で、『TOBE』にスタッフはあまりおらず、仕事は全て外注していて、そのほとんどが知り合いであることを話していました。
滝沢さん以外にもジャニーズイズムを少年たちに継承できる人物がいるのかもしれませんね」（前出・芸能事務所関係者）
同じくTikTok生配信で滝沢氏は、女の子からの応募も沢山あり、まだ未定ながら彼女達のオーディションの可能性にも言及していた。
ひとまず『TOBE』が最初に築くのはジャニーズJr.のような集団であり、そこから“デビュー組”が選ばれるのだろうか。
オーディション動画のコメント欄には《ジャニーズのよいところは受け継いで、悪習慣は排除して》《他の事務所を押さえつけて上に立つのではなく、共に成長し良きライバルとし高め合って》との期待が寄せられているが、果たして滝沢氏はジャニーズとどう棲み分けていくのだろうか。
