5月3日~5日に横浜で行われたアイスショー『プリンスアイスワールド(以下、PIW)』に、スケート界の人気カップルが揃って出演した。
「2022年9月に交際宣言をした、宇野昌磨選手と本田真凜選手です。宇野選手は、新プログラム『Come Together』を披露し、真凜選手は『Feded』に合わせた華やかなスケーティングを見せました」(スポーツ紙記者、以下同)
ショー終了後には、こんなファンサービスも。
「スケーターたちが自由にリンクを回って行われる『Meet&Greet』です。写真撮影が可能なため、スケーターたちは手を振ったり、ファンのリクエストに応えてポーズを決めたりしながら、来場したファンに感謝を伝えていました。2万円と2万5千円の2種類ある“プレミアムシート”のチケットを購入したファンは、リンク近くで選手と並んで写真を撮ることができます。ただ、さすがにそこでも宇野選手と真凜選手が2ショットになることはありませんでしたが」
ファンとスケーターが触れ合えるのは、数少ない貴重な機会だ。
「多くのアイスショーでは、会場で選手の入り待ち・出待ちの禁止がルールとして明記されているんです。『PIW』でも《出演者の楽屋入り待ち・出待ちは固くお断りいたします》と明文化されており、ショー終了後の選手たちの“オフ”な姿を見ることはなかなか叶いません」(来場者、以下同)
しかし、今回の公演では“出待ち”に関するトラブルが発生した。
“出待ち”禁止ルールを自ら破ったか
「5月4日に、真凜選手のサブアカウントとされるインスタグラムのストーリーズが更新されて、出待ちに対応することを予告したんです」
ショーに来場したと思われるファンの集合写真を引用し、《明日午後公演終わりグッズにサイン書きに行きますっ(小声) もし良ければ待っててくださいっ(小声)》と投稿。実際、5日の公演終了後に“即席サイン会”は開催されたようで、更新されたサブアカウントのストーリーズに《こんなにもたっっくさん待っててくださって嬉しかったぁあ》という文章と、“サイン会”に集まった50人ほどのファンとの写真を添えていた。
これらの投稿には《出待ち禁止でしたよね?公道でサインしたってマジで?》《事実なら待ってたファン含めてちょっと信じられない》と、瞬く間にスケートファンの間で大炎上。すると一連のストーリーズを削除し、7日の夜に謝罪文を投稿。
「その投稿によると、出待ち禁止のルールを知らず、運営サイドにも相談をして、ファンの整備をしていたので大丈夫だと思い込んでいた、とのことでした。でも、本当に出待ち禁止を知らなかったら告知の時点で《小声》なんて2度も書かないのではないでしょうか(笑)。ファンを喜ばせたいという気持ちだったそうで、《こんな形で空回りしてしまってごめんなさい》と謝っていましたが、謝罪すべきは“空回りしたこと”ではないですよね」(フィギュアスケートのファン)
すると交際中の宇野は彼女を“擁護”したかったのだろうか……。
『PIW』が公式Twitterで謝罪するも
「突然、インスタグラムに真凜選手との2ショット自撮り写真を9枚投稿したんです。宇野選手がインスタグラムに自撮りを投稿するのは初めてのこと。2ショット写真に注目を集めて、“サイン会の失態”から話題を逸らしたかったのではないでしょうか」(同・フィギュアスケートのファン)
5月9日には『PIW』公式Twitterが謝罪したのだがーー、
《皆様にご迷惑とご心配をおかけしております一件につきまして、主催であります我々の周知不足と配慮不足が根源にございます。ファンの皆様出演者の皆様に不快な思いをおかけし申し訳ございません。今後はこのような事がないよう努めてまいります》
事の詳細や経緯の説明がない“謝罪”に対して、《何に対しての謝罪なの?》《火に油を注いだだけ》と、批判の声が相次いでいる。
「真凜選手の名前や“出待ち”という言葉もなく、“とりあえず”で謝ったと受け取られても仕方がない。まずは真凜選手がきちんと反省をするべきなのではないでしょうか。ルールを守って出待ちをしないファンがいる中で、ほかの選手や近隣住民に迷惑がかかる可能性がある行動を主導し、SNSで“自慢”するのはよくなかった。宇野選手との交際が順調で、ファンもついていて、浮かれているのかもしれませんが、自分を律してこそ一流のアスリートではないでしょうか」(スポーツライター)
今年8月には人気漫画『ワンピース』のアイスショーでも宇野との共演を控えている真凜。また、荒波がやって来ないといいけど……。