5月17日、2023年7月期のフジテレビ“月9”ドラマが発表された。
「森七菜さんと間宮祥太朗さんがW主演を務める『真夏のシンデレラ』です。真夏の海が舞台の、男女8人による恋愛群像劇です。近年の“月9”は、医療ドラマや刑事モノ、法廷ドラマが多く放送されており、“月9といえばラブストーリー”というかつてのイメージではなくなりつつありました。今回は2016年7月期に桐谷美玲さんが主演を務めた『好きな人がいること』以来の“王道ラブストーリー”作品です」(スポーツ紙記者、以下同)
また、本作のメインキャストには、注目の若手が起用されている。
「神尾楓珠さん、吉川愛さん、萩原利久さん、GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐さん、水上恒司さんらが名を連ねています。情報解禁直後から、ネット上では“楽しみ”“豪華キャストすぎる”といった声が溢れていますね」
しかし、関係者からはこの“豪華キャスト”への不安の声が聞こえてきて……。
“いわくつき”のキャスト陣
「主演の森さんは、所属事務所と移籍トラブルを起こしていた過去があり、メインキャストの1人である水上さんは、前所属事務所を独立する際に裁判沙汰になっています。また、神尾さんも、心身の不調による休業報道があったばかりですからね……」(芸能プロ関係者)
森の移籍トラブルは、2021年1月に当時のインスタグラムのアカウントが削除され、前所属事務所のホームページからも突如として名前が消えたことで発覚した。
「森さんは高校時代、地元の大分県から東京までオーディションや仕事に通っていました。交通費や宿泊費を事務所が負担しており、その“先行投資”が影響して、ブレイク後も給料が上がらなかったそうです。それについて森さんの母親が不信感を抱き、前事務所との契約期間が残っているのに強引に現在の事務所に移籍をしたと報じられました」(芸能記者、以下同)
この騒動により、森の名前が挙がっていた映画やドラマへの出演がほとんどが立ち消えになってしまったという。
“裁判沙汰”で改名、“働きすぎ”で活動休止…
また、水上はかつて『岡田健史』という芸名で活動していた。
「2021年5月、当時の所属事務所の社長によるタレントへのセクハラ報道や、社員の入れ替わりが激しいこと、また、急な仕事が入って役作りができないことなどが納得できず、所属事務所が用意していた寮を退去。その後、弁護士を立てて契約解除を求め、裁判を起こしました。その後、同年8月に事務所との和解が成立し、2023年3月末までの契約となりましたが、予定を前倒して2022年の8月末で契約を終了しました」
このトラブル以降、仕事は激減。連ドラに出演するのも、『水上恒司』名義では初となる。
神尾が活動休止状態になったのは、昨年12月ごろからだった。
「12月6日まで『劇団☆新感線』の舞台に出演していましたが、その後はボートレースのCM発表会や美術展のナビゲーターを降板、ドラマや映画も降板したそうです」
その原因として“働きすぎ”が指摘されていた。
「ドラマや舞台、バラエティー番組にも出演しており、常に稼働している状態でした。かなり無理をして働いたことで、心身に不調が出てしまったようで……。今年1月中旬に行われたボートレースのCM撮影には参加したようですが、今作で本格復帰となります」
久しぶりの“王道月9”に注目が集まるが……。
「どうしても“いわくつきキャスト”という印象がぬぐえないですよね。ほかのメインキャストたちには、今後トラブルが起きないといいですが……」(前出・芸能プロ関係者)
“スマイル”溢れるドラマを期待したい!