《マネジメント能力ゼロかよ。NOと言ったあなたがたの判断は大間違い。貴重な人材を粗末に扱った代償はデカい #ただできないといわれたら仕方がない》
King & Prince(以下、キンプリ)の脱退騒動を巡り、ファンがネット上でブチギレている。
平野紫耀が最後にぶっ込み
5月22日に平野紫耀(26)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が脱退したキンプリ。平野と神宮寺は同日付で、出演映画のプロモーションを残す岸は9月30日付けでジャニーズ事務所から退所し、5月23日からキンプリは永瀬廉(24)と高橋海人(24)の2人組となった。
ファンたちが心穏やかでないのは、平野が退所直前、最後に投稿した公式ブログに脱退の真相とも受け取れる一文を綴っていたからだ。
「平野さんは脱退日の5月22日午後11時前に、有料会員向けのジャニーズWEBでブログを更新しました。その中で、《めちゃくちゃ大変でしんどくてムカつくことも多かったけど》と前置きをしつつ、ファンと過ごしたコンサートが一番楽しかったと感謝を伝えました。
また、グループから離れる寂しさを吐露しながら、キンプリが創業者のジャニーさんが最後にデビューさせたグループであることに触れ、
《ジャニーさんごめんねー!目標届かなかった!!!ただできないといわれたら仕方がない!!!》
と、誰かから“できない”という言葉を放たれ、何かを諦めたことを綴りました」(アイドル誌編集者談)
この平野の「#ただできないといわれたら仕方がない」は、23日深夜にかけTwitter上で、「#キンプリデビュー5周年おめでとう」を押さえトレンド1位になるほどファンから反響を呼んだ。
ファンは「#ただできないといわれたら仕方がない」のハッシュタグを付けながら、
《誰が平野に「海外進出なんてできない」なんて言った?誰が平野にこんな悔しくて辛いこと言わせた?できねぇわけねぇだろ。可能性潰すな》
《#ただできないといわれたら仕方がない FC退会完了~めちゃくちゃスッキリ~この先一生Jにお金落とすことはない。平野紫耀出ないTVも見ない。J事務所さんこれからの平野紫耀の活躍、指をくわえて見てたらいい》
《退所後にバラすこともできただろうに、所属あと1時間半というところで、Jとしてぶっこんでくるあたり、ほんとに痛快だし規格外の勇敢な漢だった!》
と各々の感情が入り乱れながらも大興奮。3人が脱退した悲しみや怒りを抱えつつ、平野のブッコミにスッキリしたというファンも多かった。「#ただできないといわれたら仕方がない」は平野の該当ブログ投稿から半日で8万件以上ツイートされている。
しかし、日本のトレンド1位だった同文言は23日の深夜1時過ぎ、突如としてトレンドランキングから消えた。ファンそれぞれのおすすめトレンドには残っていたが、件数は激減して表示されていたという不自然な現象も起こっていた。
平野たちが目指していたもの
では、実際に「できない」ことは一体何だったのか。大手芸能事務所関係者はこう話す。
「ジャニーズ事務所ではある期間、幹部との面談が所属タレントとの間にありました。そこで平野さんたちはキンプリとして海外挑戦をしたいと希望したけれど、“できない”と言われたのではないかとファンは受け止めています。
面談と同じ頃、後輩の『Travis Japan』がアメリカの大手レコード会社と契約し、メジャーデビューが発表されたので、平野さんたちもファンも納得いきませんよね。その上でファンが期待するような一文がブログに記載され、一部のファンたちは溜飲が下がったと思います」
ただ、23日に日付が変わった0時には、ジャニーズ公式サイトから平野と神宮寺の存在はブログもろとも消え去り、キンプリは永瀬と高橋2人の新たなツーショットに、岸は個人の宣材画像に変わった。ファンからは「こういう時だけ仕事早い」と悲痛な声があがっている。
「平野さんは脱退発表後、雑誌などで“(活躍の場が大きくなると)できなくなることのほうが増える”、“王子様路線は恥ずかしかった”など本音をぶっちゃけてきました。
脱退直前の18日に出演した『ぐるぐるナインティナイン』2時間SP(日本テレビ系)でも、“やっぱりこの業界で生きていると、あまり生きてるっていう実感がないじゃないですか”とサラっと爆弾発言もして、ファンを心配させていましたね」(テレビ誌ライター談)
脱退騒動の急先鋒だとも言われる平野だが、キンプリとして最後の音楽番組『Venue101』(NHK総合)での生歌唱では、号泣して歌えなくなるなど胸に秘めた思いは計り知れない。
退所してからはやりたい仕事をしたい、とも語っていた平野。ジャニーズ事務所所属ではなくなった彼は、今後どんな道を歩むのだろうか。