5月22日に平野紫耀(26)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)の3人が脱退したKing & Prince(以下、キンプリ)。永瀬廉(24)と高橋海人(24)の2人体制となったキンプリだが、翌23日にCDデビュー5周年を記念したライブ配信を行った。彼ら5人の今後をファンたちはあたたかい目で見つめている。
平野の最後のブログ、もう一つの“意味深な一文”
脱退日の午後11時頃、平野がジャニーズWEBで最後のブログを公開。日付が変わる1時間ほどでブログは消されてしまったが、その内容にファンたちからは反発の声が上がり、物議を醸すこととなった……。
「平野さんの最後のブログには、“できないといわれたら仕方ない!!!”という一文があり、ファンの間では、キンプリの海外進出に事務所側がNGをだしたのでは? と憶測が飛び交いました。
しかし、『東スポWEB』の報道によると、事務所側からそんなことを発した事実はないと否定。平野さんの志したものは一体何だったのか、ファンたちは心配と悔しさを抱えることになったようです」(芸能プロダクション関係者)
ファンたちにとって、平野のブログは置き土産になるどころか、心配の種となったようだ。
さらに、このブログでの気になる点はそこだけではないと前述の芸能プロダクション関係者は話す。
「平野さんが最後に綴ったブログには、
《他人は他人うちはうち 周りを沢山巻き込んでても みんなは自分を一番に考えて下さい》
とあります。よく子どもを諭す際に、“よそはよそ、うちはうち”なんて言葉を使いますが、この言葉を平野さんが選んだのには、“とある人物”のツイートが起因しているのでは? と囁かれています」
最後の最後までティアラを想っていた
その“とある人物”というのが、ジャニー喜多川氏の性加害報道で矢面に立っているカウアン・オカモト氏(26)だ。
カウアン氏は昨年、「ガーシー」こと東谷義和容疑者のYouTubeにゲストとして登場。そのなかでジャニー喜多川氏から性加害を受けた過去があると告発しているが、平野の名前を挙げたことでも知られる。
平野ら3人がキンプリから脱退する報道がされた後にも、《また俺と組む?懐かしく四人でいこうぜ》とツイートし、平野たちの反応を伺ってるかのようだった。
そんなオカモト氏だが、5月16日、国会に招集されヒアリングを受けた際にこんなツイートをしている。
《僕が未成年の時に受けた性被害と今後子供たちの被害を防ぐことができる仕組みを作ってほしいとお伝えしました。僕は、立憲民主党を支持しているわけではありません。でも、今後子供たちが僕のような性被害にあわないようにするための法律をぜひ国会で作って頂きたいと思っています》(カウアン・オカモト氏のTwitterより)
「カウアンさんの“子供”というワードを受けて、平野さんが子どもを諭すように“他人は他人 うちはうち”という文言を最後のブログに入れたのかは定かではありません。ただ、カウアンさんが平野さんの名前を何度も出したことで、ティアラたち(King & Princeのファンの通称)を不安にさせてしまったと、平野さんは心を痛めていたでしょうね」(前出、芸能プロダクション関係者)
この一文はティアラたちの複雑な気持ちを汲み取った、平野の気遣いだったのかもしれない。
キンプリとして最後の日に勇敢な姿をみせた平野。ブログでは、ティアラたちに向けてこう綴られている。
《無理はしなくていいよ その日できる100%でやれば!》
ティアラたちが待ち望んでいるのは、無理をしない平野の100%のパフォーマンスかもしれない。
(取材・文/志村結衣)