ドドーンと500体! ちゃんと目と口がついているのが愛らしい『キッサカバ』のタコさんウインナー500匹

 タコさんウインナー大襲来……その数500匹。捕食せよ!

 かつて人類はこれほど大量のタコさんウインナーを見たことがあったか。この衝撃的ビジュアルと圧倒的ボリュームは、世の中を大いにざわつかせた。だが、さらに衝撃的だったのは、これがあの『プロント』で出会えるという事実だ。

 そう、この『タコさんウインナー500匹』(2万4200円・要予約)は大手飲食チェーン、プロントの夜業態『キッサカバ』のメニューだ。酔っていたら、ついついシャレで頼んでしまいそうだが、要予約とのこと。一度冷静になれるのはありがたい。

「ネットを中心に大きな反響があり、宴会利用など全店舗で数十件のオーダーをいただきました」(プロント広報、以下同)

予約は3日前までに!

 タコさん500匹でも果てしない量だが、はじめは1000匹というさらなるデカ盛りメニューもあったというので驚きだ。

「昨年、大食いファイターさんが挑戦しましたが“完食不可能”とのことで、500匹に変更しました。フードロス対策として、残した分は特別にお持ち帰りいただいております」

 残ったタコたちのアフターケアも万全だ。ちなみに、タコさん500匹の確保と大皿の準備が必要なため、予約は3日前迄にしておこう!

 お次は、元祖・珍メニューの『ドムドムバーガー』。おそらく“日本一ビジュがヤバい”バーガーを扱うチェーンだ。かつて一世を風靡した『丸ごとカニバーガー』『丸ごとカレイバーガー』は、その斬新な発想と過激なビジュで評判となった。ただし、それらの珍バーガーは期間限定。憧れても口にはできぬもの……そう思っていたが、なんと朗報が! 銀座店と浅草店だったら「丸ごとカニバーガー」(フライドポテト付き・1390円)頼めるって~!! わーいわーい。

まさに「カニそのもの」!

 テンション爆上がりのまま銀座店に向かい、意気揚々とカニバーガーを注文。ほどなく現れたソレに、思わず呟いた。

「これカニじゃん!」

 カニがガサッとバンズに挟まってる。何このビジュ、つよつよ~! バンズからはみ出す足がチョット虫っぽくて引いたが、味はふつうに揚げたソフトシェルクラブとスイートチリソース。美味だった。

「銀座店のいちばん人気メニューです。1日50個くらい売れますよ」

バンズの中からコンニチハ! 「ボク、オイシイヨ……コワクナイヨ」『ドムドムバーガー』の丸ごとカニバーガー

 帰りのレジで店員さんに聞いて驚く。(←失礼)

 が、次の言葉も衝撃だった。

「写真だけ撮って残して帰る人もいますけどね~」

 みんな~、命をいただいているんだから残しちゃダメだぞ~~! 

 現在、ドムドム全店では「はみでる!アジフライバーガー」(単品550円)が販売中だ。こちらはふつうのビジュなので、安心して完食してほしい。

名物『伝串』を重ねに重ねた『新時代ピラミッド(8段)』(36本・1800円)。お手頃価格で映え体験ができると若者に人気!

 このほかにも、激安居酒屋チェーン『新時代』の名物・『伝串』を重ねに重ねた『新時代ピラミッド(8段)』(36本・1800円)もビジュアル強め。しかも安い!“お手頃価格で映え体験ができる”という若者に人気だそうで、記者もトライした。カリッと揚げた鶏皮に、こってり甘~いタレ。うむ、頑張って9本が限界! アラフィフ記者は早々にリタイアしてテイクアウトし、自宅でじわじわと消費した。

 こんな感じで大手チェーンが続々参入してきた“映えるビジュアルつよつよ系”フード。見て楽しく、食べて盛り上がる。それが各地のチェーン店で味わえるなんて、本当にスバラシイ♪ 今後もますますの進化に期待したい。

 

「ワ~人間、ヤメローー! イタタタタタ………」『ドムドムバーガー』の丸ごとカニバーガー

 

アジフライといえばタルタル。うん、ふつーにうまそう!『ドムドムバーガー』の「はみでる!アジフライバーガー」

 

時折ツイートされる『富士そば』のボツメニューもビジュがヤバい。こちらは焼き芋そばか

 

ボツ商品だけの紹介かと思いきや「トーストそば」は過去に『富士そば』で限定販売されていたそう

 

居酒屋『新時代』ではしゃぐ記者の母(70代)。1Lハイボールに36本の串など人生初の注文。ハイボールはアラフィフ記者がおいしくいただきました

 

ドドーンと500体! ちゃんと目と口がついているのが愛らしい『キッサカバ』のタコさんウインナー500匹