佳子さまが5月23日~24日、宮城県を訪問された。
23日、まずは石巻南浜津波復興祈念公園へ。ここは東日本大震災で大きな被害を受けたエリア。佳子さまはブラックフォーマル、神妙な面持ちで犠牲者に花を手向け、深く拝礼された。佳子さまが単独で被災地を訪問されるのも、被災地で供花されるのも初めてのこと。
地元小学生と苗木を植樹されて
その後は公園内の津波伝承館や“震災遺構”として公開されている門脇小学校を視察された。
「来てみないとやはりわからないですね。地震や津波、火災が起きることの恐ろしさを改めて知ることができました」
と話された。
翌24日、佳子さまは仙台市で開催された『全国都市緑化祭』の記念式典に出席された。お召しになっていたのは、ホワイトのツイードのツーピース。
「震災後、さまざまな困難の中、日々を重ねてこられたおひとりおひとりに深く思いをいたしますとともに、復興のために力を尽くしてこられたみなさまに心から敬意を表します。これからも緑があふれる街で、温かな交流が続いていく姿を思い描いております」
と、挨拶された。
その後は青葉山公園へ移動され、仙台七夕まつり&伊達家の水玉模様陣羽織をモチーフとした大花壇をご覧に。そして、地元の小学生らとともにヤエベニシダレザクラの苗木を植樹された。
午後には宮城県美術館へ。仙台藩の初代藩主・伊達政宗に関する資料などを展示する特別展をご覧になった。時に、図屏風に描かれた花について担当者にお尋ねになるなど終始、熱心なご様子だった。
佳子さまの“オールホワイトコーデ”
今回のご訪問で印象的だったホワイトのスーツ。清楚でありながら、きちんと感もある“白”をメインにした装いは佳子さまの“お得意コーデ”のひとつです!
'20年12月、28歳のお誕生日に公開されたお姿。オフホワイトのフード付きショートコート&ニットに合わせたのはミルクティー色のプリーツスカート。足元は淡いベージュのアンクル丈ブーツ。レアなカジュアル。
'19年4月(現上皇さまの)『御即位30年記念特別展』にご両親と小室子さん(当時は子さま)とともに訪れた佳子さま。ラメの入ったオフホワイトのスーツに、パンプスや小物もオフホワイトで合わせた、上品なワントーンコーデ。
'20年2月 国立新美術館での企画展『ブダペスト ヨーロッパとハンガリーの美術400年』に足を運ばれた佳子さま。ツイードのセットアップは、ウエストのリボンがポイントになっている。長い巻き髪もあいまって、とてもフェミニンで華やかな印象。
'22年6月 『第20回記念東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサート』にご出席の佳子さま。淡いクリーム色のノーカラージャケット+ミモレ丈のフレアワンピース。ダンスイベントとあって髪は外ハネ、ノーネックレスとややカジュアル感が。
'23年5月 チャールズ国王の戴冠式出席のためイギリスへと出発するご両親を見送られる佳子さま。オフホワイトのレースワンピースはIライン。七分丈の、ほんのり淡いピンクのノーカラージャケットを羽織られて。