『週刊文春』が女優・広末涼子(42)の不倫疑惑を報じて世間は衝撃に包まれている。《“革命児シェフ”とW不倫》──見出しがつけられた相手は代々木上原にあるフレンチレストラン『sio』のシェフで多くのメディアにも露出する鳥羽周作氏(45)だ。
「記事によれば今年の3月に出会ったふたりは間もなく恋に落ちたとあります。鳥羽さんのレストランに広末さんが友人と思しき女性と訪れたり、鳥羽さんが若手スタッフを呼び寄せて一緒に食事するなど、デートはふたりきりにならない。細心の注意を払っていたといいます。しかし6月3日、同じ都心の高級シティホテルにチェックインしていたことを捉えられてしまいました。同誌はホテルに宿泊する際もチェックイン・アウトともに鳥羽さんはスタッフに同行をさせていた、との証言も取っていました」(スポーツ紙記者)
疑惑について広末、鳥羽氏双方が関係を否定。しかし、『文春』の発売前日に広末の所属事務所が謝罪文を公開。《プライベートなことに関しては、本人に任せていますが、今回の報道を受けて本人に対して責任を持って行動するように厳重注意をしております。お騒がせして申し訳ございませんでした》と、意味深なコメントを出している。
今の私があるのは子どもたちの存在のおかげ
『文春』には5月に入ってから広末は事務所関係者に対して、「とにかく早く(夫のキャンドルジュン氏と)離婚したい」と語っていたとの証言まで掲載されていたが──。
2003年、当時23歳だった広末はモデルの岡沢高宏と授かり婚。2008年に離婚したのち、キャンドルアートの第一人者であるキャンドル・ジュン氏と再婚。2011年に次男、2015年に長女を産んだ3児の母。近年はメディアでも子育ての話を頻繁にするようになり、女性誌では子育てをテーマにした連載を持つまでに。昨年4月に上梓したエッセイにも子育てについて綴るなど、これまでのお騒がせ女優としてのイメージを一新するかのように、育児と仕事を両立させてきた。
そして、ついに昨年5月には『ベストマザー賞』を受賞。スピーチでは「今の私があるのは子どもたちの存在のおかげだと思います。(中略)お仕事を頑張りながら子育てをしているママたちを応援していきたいと思います」とコメントしていたなかでの衝撃の“不倫報道”。決して撮られてはいけないと“警戒・対策”するのも頷ける。
その日、キャンドル氏は
記事には3月に出会ったふたりが5月16日、31日、そしてホテルで密会した6月3日と、3日間のデートの様子が記されていたが、
「夫のキャンドルさんは(5月)16日は音楽フェスの会場装飾の仕事で静岡県御殿場市に滞在していました。31日には、有名音楽フェス『フジロックフェスティバル』の準備のために新潟県の苗場に出発するとSNSで発信しています」(音楽業界関係者)
そして、6月3日。広末は夜9時半ごろにチェックイン、深夜3時に大きなスーツケースを引いてホテルを後にしたとある──その日のキャンドル氏はというと、
「3日、4日と自身が東日本大震災の震災地を復興支援しようと立ち上げた団体『LOVE FOR NIPPON』の代表として新潟県三条市で開かれた『三条凧(いか)合戦』に参加していました。子どもたちもたくさん参加した“凧揚げ”のイベントで、キャンドルさんは開会式で、先日起きた三重県や愛知県で大雨被害に触れ、“支援団体である自分たちとしては、この楽しい時間を過ごしていいんだろうかという複雑な思い”だとも心境を明かしていました。子どもたちも大喜びで、おかげさまでイベントは大いに盛り上がりましたよ」(イベント関係者)
記事にある日時と照らし合わせると、キャンドル氏が家を空けている日に合わせて“密会”していたことになる。3人の子どもたちは母親不在のなか、どのような夜を過ごしたか……母が家を空けて既婚男性とデートしていていたとなると、“ベストマザー”が何たるかという話になってしまう。
そんな彼女は今の“ママ女優”としてのイメージを確立する前にも“不倫疑惑”を報じられた過去がある。
「2014年2月にも俳優の佐藤健さんの自宅を訪れるといった不倫疑惑を『女性セブン』によって報じられたことがあるんです。網タイツに12cmのピンヒール姿でやってくる広末さんの写真も掲載されていました。翌朝、ふたりはわずか2分差でマンションを出て行ったとも書かれています。彼女は当時、“友人がたまたま同じマンションだった”と報道を否定していましたが、このときもキャンドルさんは2月中旬から福島や新潟を復興支援で回っており、家を留守にしているタイミングでした」(写真週刊誌カメラマン)
そのとき、子どもたちは……
当時、この一件を受けてマスコミの取材は加熱。「報道後に夫婦の会話は減った」と報じる媒体もあれば、広末が「“夜中に母親が子どもを置いて遊びにいくなんて”と批判を浴びてショックを受けている」と伝えるところもあった。
佐藤健のマンションを訪れた際、まだ長男は9歳、次男にいたっては2歳というタイミングだった。
「あのころは広末さんの母が高知県から上京して面倒をみることもありました。また、横浜にも親戚がいて、子どもを預かってもらうなどしていたそうです。なので、佐藤さんの自宅を訪ねたときは、幼いお子さんは親族に預けていたのではないでしょうか。キャンドルさんはもとから空間デザインの仕事や復興支援活動などで全国を飛び回り、家を空けることが多かったですし。広末さんは当時、キャンドルさんが東京にいられるときにだけ仕事を入れるというスタンスだった。なので、女優業がストップしていた時期もありましたね」(芸能事務所関係者)
第三子(長女)が1歳になった2016年、広末はウェブメディアのインタビューに登場。子育ての“段階”についてこのように語っている。
《1人目のときは、少なくとも私の言葉を息子が理解し、息子が言いたいことを私も分かるようになる年齢までは仕事をしたくないと思っていました。だから、3年保育を始める前までは、基本的に24時間ずっとべったり一緒にいました。でも、3人目になると状況が変わってきて、仕事復帰も早かったし、一緒にいられる時間が短いので、「ごめんね」という気持ちもあります。ただ、娘にはお兄ちゃん達がいるので、さびしい思いやお留守番しているときの孤独感は少ないのではと思います》(『日経ウーマン』2016年9月27日配信)
“ママが仕事で帰りが遅い”、そんな留守番だったら良かったのだろうが──。不倫報道が出た直後、キャンドル氏はこの件についてスポーツ紙にコメントを求められたが、穏やかな口調で「ノーコメントです」とだけ話したという。