スキャンダルの渦中にいる女優・広末涼子。6月8日発売の「週刊文春」で有名シェフ・鳥羽周作氏との“ダブル不倫疑惑”を報じられ、取材を受けた当人たちは否定したものの、広末の所属事務所・フラームが公式サイト上で、
《プライベートなことに関しては、本人に任せていますが、今回の報道を受けて本人に対して責任を持って行動するように厳重注意をしております》(原文ママ、以下同)
などと発表。
「子育てのお悩み」を募集していた
これにより、業界内外で“事務所は不倫自体の否定はしていない”という認識が広がって、不倫の疑いが強まっている状況だ。
さらに、広末の夫であるキャンドル・ジュン氏が同月11日、キャンドルアートの第一人者として福島県でのイベントに出席した際に「プライベートなことで世間をお騒がせしてしまって申し訳ございません」と騒動に触れたこと、そして「ケジメをつけますので、みなさんお楽しみに」などとコメントしたこともニュースになっている。
広末本人に関しては先日、出演していたキリンビール「本麒麟」のCM動画が公式サイトから削除されたことも報じられたが、同月12日には、彼女が2019年からMCを務めているテレビ東京の音楽番組『テレ東音楽祭』も“出演見合わせ”となる可能性が一部で伝えられた。
「まだ疑惑の段階ではあるものの、事務所が報道内容を強く否定しなかったこともあり、仕事に影響が出てきている広末さん。そんな彼女のマネジャーによるインスタグラムは現在、更新が途絶えていますが、最後の投稿は今月2日付の『STORY7月号発売中です!』という告知でした」(芸能ライター)
広末は2021年末からファッション誌「STORY」で連載を持っていた。同誌のターゲットは40代女性が中心で、現在42歳の広末は「3兄弟のママで、女優」という立場でこの連載を担当していたのだ。
ちなみに、広末は最初の夫であるモデル・岡沢高宏と2008年に離婚し、2010年にキャンドル・ジュン氏と再婚。元夫との間に1人、現夫との間に2人の子どもを授かり、2022年には日本マザーズ協会主催の「ベストマザー賞」を受賞。「STORY」の連載もそうだが、近年の広末は“ママ女優”のイメージで仕事をするようになっていた。
「連載は『STORY』公式サイトでも読むことができ、いつも『広末涼子さんと一緒に考えたい「思春期子育て悩み」募集中!』ともアナウンスされていましたが、不倫疑惑が浮上した今、彼女に子育ての悩みを相談したい読者がどれだけいるのか……」(前出・ライター)
“普通に嘘をつける人間”の定義とは
なお、同サイト上で2022年6月に公開されていた「連載vol.12」では、広末が「子どもがつくウソ。親はどこまで許容すればいい?」というテーマで、以下のように語っていた。
《大人ならば誰でも知っている。ウソは嘘を呼ぶことを。どんなに小さいウソでも、ひとつウソをついてしまうと、そのウソを隠すためにまた嘘を重ねてしまうことを。そしてウソをつくことに慣れてしまい、普通に嘘がつける人間になってしまうことを》
今回「文春」記者の直撃を受けた広末は、鳥羽氏との不倫関係は「絶対にありません!」と断言したという。
しかも、続けて“自分には子どもが3人もいる”と強調した上で、再度「ありません!」と主張した……などと伝えられたが、ならば何故、事務所は報道を受けて“事実無根”と発表しなかったのか。広末自身の言葉を借りるなら、彼女は「普通に嘘がつける人間」になってしまったのだろうか。
広末と鳥羽氏が出会ったのは今年3月と報じられているので、かつて「普通に嘘がつける人間」を否定していた彼女の気持ちにも偽りはなく、ただいつしか考え方が変わったということなのかもしれないが……。
「それ以前、2014年には『女性セブン』が広末さんと俳優・佐藤健さんの密会をスクープしていました。あの時も双方、関係を認めませんでしたが、自宅や岩盤浴でのデート情報をキャッチされていたとあって、かなり怪しまれていたことは確か。そう思うと、当時の彼女がすでに『普通に嘘がつける人間』だった可能性も否めなくなるのでは……」(スポーツ紙記者)
佐藤との件は今さら真相をハッキリさせられないとしても、鳥羽氏との疑惑を完全否定できないのであれば、広末の“ママ女優路線”にも無理が出てくる。そうなると、『テレ東音楽祭』のMCよりも「STORY」連載の継続のほうが厳しい気がするが、果たして……。