楽天『Rfan!』新CM記者発表時の広末涼子

 「週刊文春」(文藝春秋)にダブル不倫をスクープされた女優・広末涼子と都内の1つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏が6月14日、それぞれのSNSで報道を認めて謝罪。

 同時に、広末の所属事務所・フラームは、公式サイト上で芸能活動を無期限謹慎処分とすることを発表した。しかし、6月15日発売の「文春」には、2人が交わしていたという手紙や交換日記の内容が大々的に報じられ、この騒動が収束するのはまだ時間を要しそうだ。そんな中、マスコミ関係者の間では、「広末は今後、夫も事務所も失う可能性がある」(芸能記者)と指摘されているという。

「皆さんお楽しみに」発言の意味

 6月8日発売の「文春」によると、2人は今年3月、広末が鳥羽氏のレストランを訪れたことをきっかけに急接近。6月初旬には都心の高級ホテルで密会しており、双方とも、周囲に現在のパートナーと別れたいと漏らしているとも伝えられた。

「『文春』記者に不倫の事実を問われた広末さんは完全否定。しかし、本誌発売日の前日、記事の一部がニュースサイト『文春オンライン』に掲載されると、フラームが公式サイトに、≪プライベートなことに関しては、本人に任せていますが、今回の報道を受けて本人に対して責任を持って行動するように厳重注意をしております。お騒がせして申し訳ございませんでした≫という謝罪文をアップしたことから、ネット上で“不倫疑惑はクロ”と認識されるようになったんです。

 そもそも鳥羽氏は『文春』の取材に対し、≪正式に発表できることがあれば、連絡するんで、ちゃんと撮ってもらったら嬉しいですけどね≫と、現在のパートナーとの離婚や広末さんとの再婚を匂わせるようなことまで言っていましたし、報道当初から、2人はある意味“真剣交際”と受け止める人は少なくなかったのでは」(前・同)

 そんな中、広末の夫であるキャンドルアートの第一人者キャンドル・ジュン氏が6月12日、福島県二本松市の龍泉寺で行われた東日本大震災の追悼復興イベントに参加し、月命日のキャンドルイベント『CANDLE 11th』を開催。その際、≪自分自身の家族はいま大変なことになってます。しっかりとこの後、けじめをつけますので、皆さんお楽しみに≫と発言したことが話題となった。

「『けじめとは一体何なのか?』と世間が騒然となる中、6月14日に、広末さんと鳥羽氏がともにダブル不倫報道を事実と認め、謝罪。広末さんは≪鳥羽様のご家族に悲しい思いをさせてしまったこと、辛い気持ちにさせてしまったことを何よりも申し訳なく思っています≫と相手の家族にお詫びの言葉を述べるとともに、3人の子どもを含む自身の家族に対しては、≪膝をつき合わせ直接「ごめんなさい」をしました。彼らは未熟な母親である私を、理解し認めてくれました≫と、すでに話し合いの場を設け、謝罪を済ませたことを報告しています。ただ、広末さんの末の娘はまだ8歳なので、果たして不倫についてどこまで理解しているのかはわかりませんが……」(前・同)

 一方、当初「文春」に対して、≪正式に発表できることがあれば、連絡するんで≫と豪語していた鳥羽氏だが、謝罪文では≪自分の家族には、夫として、父として、本当に愚かな姿を見せました。今後家族に対して、できるかぎりの償いをしていきます≫としている。

「鳥羽氏は、1つ星レストランのオーナーシェフでありながら、『家庭で作れる簡単でおいしい料理』を数多く提案し、ファンの間では良きパパ、良き夫というイメージも強かった。ダブル不倫報道で、鳥羽氏も大打撃を食らったのは間違いありません。≪償い≫とは具体的に何なのかはわからないものの、果たして、現在のパートナーと再構築するつもりなのか、それとも離婚するつもりなのか……」(前・同)

錯綜する情報源

 そんな中、「文春」は6月15日発売号で続報を放った。広末と鳥羽氏が愛を伝え合っていた“ラブレター”の内容をすっぱ抜いたのだ。

「同誌によると、2人は以前から手紙や日記の交換をしていたそう。その内容は、あまりにも赤裸々で、例えば、鳥羽氏の手紙には≪結局何が言いたいと言えば涼子ちゃんがとにかく好きだし愛していて、それしかなくて、具体的にどうしたいとかあるようでないしないようである。とにかく幸せにしたいし一緒になりたい≫と、どストレートな愛の言葉がつづられています。

 一方、広末さんの日記にも、≪出逢ってくれて、会ってくれて、合ってくれて、くっついてくれて、入ってくれて、泣かせてくれて、きもちくてくれて、いつもどんな時もあなたらしく居てくれて、対峙してくれて…本当にほんとに、ほんとうに、、ありがとう≫と、男女関係があったことを匂わせる文言まで書かれている。ほかにも、鳥羽氏が広末さんの≪大好きな所≫を、≪とにかく美人(メロメロ)≫≪一緒にふざけてくれる≫などと列挙する記述があったそうです」(芸能メディア編集者)

鳥羽シェフの公式Twitterより

  “睦言(むつごと)”が世間に公表されたとあって、広末と鳥羽氏は現在、これ以上ないほどのショックを受けているものとみられるが、このリーク元に関しては、マスコミの間でキャンドル・ジュン氏説が浮上しているようだ。

「2人の手紙や交換日記を入手できるのは誰なのかと考えると、やはり家族以外あり得ない。『文春』には、鳥羽氏の奥さんは、夫の裏切りを全く知らなかったという彼の知人の証言が掲載されており、となると、やはりキャンドル・ジュン氏が情報を流した張本人である可能性も否定できません。≪お楽しみに≫発言も今回のスクープの“予告”だった可能性があります。

 もし、すべてがキャンドル・ジュン氏の差し金だった場合、離婚は免れないのでは。広末さんは、≪私自身の家族、3人のこどもたち≫に謝罪したことを明かしていますが、夫と書いていない点も気になるポイント。2人は今回の騒動に関して、ちゃんと話し合えているのかと疑問を抱いてしまいます」(前・同)

不倫スキャンダルから復活した女優

 一方、週刊誌記者からは「フラームと広末の関係も気になる」という声が聞こえてくる。

「『文春』には、匿名ながら事務所関係者が登場し、≪事務所社長と弁護士、広末と鳥羽氏で何度もオンライン会議をしていますが、全くまとまりません≫と、今回の件に関する内部事情を暴露しているんです。それほど広末さんに対して、事務所は怒り心頭ということなのか……。

 広末さんにとってみれば、なぜこんな情報まで『文春』に流れているのかと不信感を抱くはずですし、事務所と決裂してもおかしくない事態といえるでしょう。このままでは無期限謹慎処分の末、復帰しないまま退所なんてこともあり得ます」(前・同)

 そんな絶体絶命な広末だが、かつてダブル不倫スキャンダルに見舞われながらも、見事復活を遂げた先輩女優がいる。

広末涼子と次男を抱いた夫のキャンドル・ジュン氏(2011年)

斉藤由貴さんです。彼女は2017年8月、『文春』に50代医師とのダブル不倫を報じられ、一度は否定したものの、翌月『FLASH』(光文社)に2人のキス写真と、医師が斉藤さんのものとみられるパンティを頭にかぶる写真をスクープされてしまった。こうして斉藤さんは、不倫の事実を認めるに至り、18年放送のNHK大河ドラマ『西郷どん』の出演を辞退。しかし、現在ではテレビに映画に引っ張りだこで、現在放送中の『Dr.チョコレート』(日本テレビ系)にもレギュラー出演中です。

 広末さんも斉藤さんのようになれればいいのですが、彼女の場合、やはり夫と復縁したこと、事務所の東宝芸能が彼女を見捨てなかったことで、イメージダウンを食い止め、それが現在の活躍につながっているようにも思います。そう考えると、夫も事務所も失いそうな広末さんが斉藤さんルートに乗れるのかというと、非常に厳しいかもしれません」(前・同)

 もし今後、広末が鳥羽氏と再婚を果たした場合、さらなるバッシングに見舞われそうだが、果たして彼女は今、どんな未来を思い描いているのだろうか。

 
不倫発覚釈明会見での斉藤由貴('17年)
不倫発覚釈明会見での斉藤由貴 

 

'93年7月、川崎麻世との不倫を認め、謝罪会見を行った斉藤由貴

 

広末涼子と次男を抱いた夫のキャンドル・ジュン氏(2011年)
広末涼子と次男を抱いた夫のキャンドル・ジュン氏(2011年)

 

 

広末涼子と次男を抱いた夫のキャンドル・ジュン氏(2011年)
広末涼子とキャンドル・ジュン氏(2014年10月)