6月16日未明、俳優の永山絢斗が東京・目黒区の自宅で大麻取締法違反（所持）の容疑で逮捕された。
絢斗は2007年に俳優デビューし、最近だと今年1月期の連続ドラマ『リバーサルオーケストラ』（日本テレビ系）に出演。また、今月30日公開予定の映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』に出演していたり、来年のNHK大河ドラマ『光る君へ』にもキャスティングされていたりもして、そんな絢斗が逮捕されたというニュースは業界内外の注目を集めている。
「今月中に辞める」
なお、絢斗は同じく俳優の永山竜弥、永山瑛太の弟としても知られる。逮捕報道を受け、瑛太がメディアの取材に対し「俺は許さない。それだけですね」などとコメントしたことも伝えられた。
ちなみに、以前は絢斗と同じ芸能事務所・パパドゥに所属していた瑛太だが、2021年4月から独立し、その後は個人事務所で活動を継続。一方、絢斗は現在もパパドゥに在籍しているため、今回のことで事務所は対応に追われる展開に。ただ、一部マスコミ関係者の間では、実は絢斗も近いうちに独立する予定とみられていたという。
「絢斗さんは周囲に対し、『今月中に事務所を辞める』と話していたそう。兄の瑛太さんにもいろいろアドバイスをもらっていたらしく、同じように個人で活動していく計画を立てていたようです。しかし、そんな話もまとまらないうちに逮捕され、報道で事態を知ったパパドゥ側も大混乱中なのだとか。このまま絢斗さんが退所するなら、とてつもない置き土産を残されることになります」（スポーツ紙記者、以下同）
とはいえ、絢斗が退所しないと、この先もパパドゥが面倒を見ていかなければならないため、それはそれで大変だろう。
“兄弟揃って破天荒”というイメージ
また、マスコミ関係者の中には、以前から絢斗の薬物疑惑を耳にしていたという者も。
「絢斗さんの薬物に関するウワサは、10年くらい前から水面下でささやかれていたんです。『いつかトラブルになるのでは』と言われていました。元交際相手が絢斗さんに関するネガティブな情報を漏らしているという情報もあったのですが、結局はニュースになりませんでした」
思い返せば、兄の瑛太も暴力沙汰を報じられたことがあった。
瑛太は、現在の妻で歌手の木村カエラと交際中だった2009年、「週刊新潮」（新潮社）によって、都内のカラオケ店でデートをしていた際に“店員を殴った”と伝えられた。パトカーも出動し、被害者は被害届も出していたというが、後に示談が成立したため、事件にはならなかったそうだ。
さらに、2018年発売の「フライデー」（講談社）には、瑛太が関ジャニ∞（当時）の錦戸亮を“馬乗りで殴りつけた”との記事が掲載された。都内の高級ラウンジを一緒に訪れ、酒に酔っていたという2人だが、錦戸にからかわれた瑛太がキレての暴行だったとか。
「そんな瑛太さんも独立し、パパドゥ的には安堵した部分もあったかもしれません。ところが今度は絢斗さんが問題を起こし、しかも逮捕されてしまったため、瑛太さんのときのように有耶無耶にしていくことはできそうにない。一方、最近の瑛太さんは大人しかったとはいえ、マスコミ界隈では“兄弟揃って破天荒”というイメージが定着しそうです」
今後、まずは絢斗の薬物事情が明らかになっていくものとみられるが、瑛太の暴力沙汰についても少なからず、蒸し返されることになるのかもしれない。
