6月30日公開予定の『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦』などに出演する人気俳優・永山絢斗が自宅マンションで大麻を所持した疑いで逮捕された。
すでに半年前から内偵捜査が始まっていたことから、確かな証拠をあげての逮捕に至ったのだろう。それでも永山容疑者は調べに対して「記憶にないのでわかりません」と供述しているという。
【「俺は許さない、それだけですね。フォローするのどうのとか、関係ないですから。絢斗が俳優になりたいっていうのは、それは、自分で決めたことですから。俺は兄として応援したかった」】
永山容疑者の逮捕を受けて、テレビ朝日の取材にコメントしたのは永山瑛太。言わずと知れた人気俳優で容疑者の実兄なのだが、若いSNS世代にはあまり知られていない事実だったようで、
《え?永山絢斗って瑛太の弟だったの?!》
《え!永山絢斗と瑛太って実の兄弟なの、、、?!いや似てるけど!!似てるけどびっくりしたわ!》
《東リべの捕まった俳優って瑛太の弟だったのか… 知らなんだ》
2人が兄弟だったことに衝撃を受ける、「瑛太の弟だったの!?」の大合唱が起きている。ちなみに兄弟の上にもう1人、俳優で写真家の長男・永山竜弥がいる。永山3兄弟の末っ子が絢斗容疑者というわけだ。
兄・瑛太の背中を追って事務所入りした絢斗
2007年に俳優デビューした絢斗容疑者。俳優を目指すきっかけとなったのは6歳離れた兄・瑛太だった。当時を知る芸能プロダクションの元マネージャーによると、
「絢斗が小学校の頃に両親が離婚し、以降は瑛太ら兄弟と離れて暮らした時期もあったそうです。そして映画に出演する兄がかっこよく映ったのでしょう。中学時には“自分も俳優になりたい”と強く思い、高校卒業を機に兄を頼って同じ事務所に転がり込んだ。
もちろん、彼にも光るものがあったからこそ受け入れたのでしょうが、当時の絢斗の価値といえば“瑛太の弟”。それでも兄の背中を追い、演技を磨き続けて“実力派俳優・永山絢斗”として認知されるようになったのです」
亡くなった父親代わりとしても絢斗を応援してきた瑛太だけに、自分が“芸能界に引き込んだ”ことで、結果的に弟が大麻に手を出したことに責任を感じているのかもしれない。
「瑛太が発した“許さない”という言葉は、もちろん道を踏み外した絢斗の怒りもあるでしょうが、兄としての責任を果たせなかった自分に対する怒り、そして悔しさが滲んでいるように思います」(同・元マネージャー)
いつまでも瑛太にとってはかわいい弟なのだろう。