6月17日、Hey! Say! JUMPの公式インスタグラムアカウントが、山田涼介と高木雄也、そして2021年4月に同グループを脱退した岡本圭人のスリーショットを投稿。山田と岡本が、高木の出演舞台『星降る夜に出掛けよう』（京都・南座、6月12日～21日）を観劇した際に撮られた写真だというが、そのコメント欄がいま“大荒れ”となっているようだ。
激怒コメントが殺到
今回、投稿されたHey! Say! JUMPの現役＆元メンバーの貴重な記念写真は、高木の楽屋前で撮影されたもので、≪ゆうやの舞台観てきました。〜隣に圭人を添えて〜≫というコメントが添えられている。山田と高木はポーズを決め、一方で岡本はパンフレットを片手に微笑んでおり、3人の和やかな雰囲気が伝わってくる。
「山田さんと岡本さんは、ファンから『やまけと』という愛称で呼ばれる仲良しコンビで、プライベートでも親友関係。今回、一緒に高木さんの舞台を観劇しに行ったのも自然な流れのように感じます。岡本さんがグループを離れてからも、2人が交流を続けていることを喜ぶファンは多く、インスタのコメント欄には、
≪いや、もう嬉しすぎて涙止まらん…JUMP愛やはり最高≫
≪JUMPのあったかさが出まくってる≫
≪これからも圭人とJUMPの絡み見たいな≫
といった声が寄せられているんです。中にはもう一度グループに戻ってほしいと訴えるファンも散見されます」（芸能ライター）
しかし、その一方で、この写真に対し、苦々しい思いを抱くファンも決して少なくない。
≪8人のjumpしか見たくないなぁファンの気持ちもっと察してくれ！≫
≪卒業したら離れたほうがいいんじゃないですか？≫
≪元メンバーと仲良いは別にいいけど、ファンとしてはこういう写真見たくないです≫
≪JUMPを捨てた人がいるんだけど≫
≪あの時メンバーとファンの気持ちをもうちょっと考えてほしい≫
など、岡本がこの写真に映っていることに激怒するコメントも殺到。なぜ岡本に拒絶反応を示すファンがいるのかといえば、「やはり脱退の仕方が悪かったというほかない」（前・同）そうだ。
「岡本さんは2018年9月から2年間、米国の名門演劇学校『アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ』ニューヨーク校に留学。この発表前、岡本さんは上智大学を2留した末退学となり、温泉地にある高級キャバクラで大騒ぎする様子を週刊誌にキャッチされるなど、素行不良が目立っており、“脱退説”がささやかれていたんです。そんな中、本人は留学に際し、≪一生懸命勉強して、必ずHey! Say! JUMPに戻って来たいと思っています≫と宣言。ファンを安堵させました」（前・同）
“裏切り行為”と認識するファンも
ただ、その際、他メンバーは岡本の留学に対し、決して前向きではなかった様子。というのも、発表時に≪自分たちは命がけでHey! Say! JUMPを守り、大きなグループにするから、圭人は戻る場所はないというぐらいの覚悟を持って、学んできてほしい≫と、彼の危機感を煽るようなコメントを出していたのだ。
「特に山田さんは、同年7月放送の『いただきハイジャンプ』（フジテレビ系）で、≪11年一緒にいるんだからもう言い訳は一切通用しないから。ただの仲良しこよしだけでやっていける世界じゃない。待っててよかったって思ってもらえるような存在になって帰ってこないと意味がない≫とかなり厳しいことを言っていました」（前・同）
しかし、結局、岡本は学校を卒業後、Hey! Say! JUMPに戻ることなく脱退。ジャニーズ事務所は、公式サイト上で、岡本は≪留学生活の中で、世界での活躍を夢見る方々と過ごしていくうちに、これまでの人生とこれからの進む道について考えるようになり、「役者」として歩んで行きたいという思いが強く≫なったと、脱退理由を説明した。
「留学前、グループに戻ることを宣言したにもかかわらず、そのまま脱退した岡本さんに対し、失望感を抱いたファンは多く、中には“裏切り行為”だと激怒する人も見られました。岡本さんは、役者の道を進むためにHey! Say! JUMPを辞める決断をしたそうですが、ジャニーズにはグループに属しながら、舞台や映画、ドラマで活躍するタレントが大勢いますから、ファンが納得できないのも頷けます」（エンタメ誌編集者）
キンプリも同じことが起こる?
このような経緯があったことから、いまだに岡本を恨んでいるファンは少なからずいる様子。そんな岡本がHey! Say! JUMPの公式アカウントに、メンバーとともに登場したとあって、心穏やかにはいられなかったのだろう。
「山田さんや高木さん、またスタッフは、ファンが喜ぶと思ってあの投稿をしたのでしょう。しかしコメント欄には、≪岡本さんも一人前になって、そしたらJUMPとの演技での共演もあるのかな？なんて思っていたので、それを日常的に仲良しこよしでこんな中途半端にされては、なおさら辛くなってしまいます≫といった切実な声も見られ、すべてのファンに受け入れられているわけではなさそうです」（前・同）
最近メンバーが脱退したグループといえばKing＆Princeだが、平野紫耀と神宮寺勇太はすでに退所、岸優太も秋には事務所を離れるため、今後、残留組の永瀬廉＆高橋海人と元メンバーの写真が、キンプリの公式SNSにアップされるということはまずないだろう。しかし、元ジャニーズJr.で現在はINIのメンバーである田島将吾と、Travis Japanの松倉海斗＆松田元太のスリーショットが、INIの公式Twitterに投稿された例もある。
「もし今後、万が一にも、キンプリの現メンバーと元メンバーが集う写真がSNSにアップされたら、ファンから大反響を呼ぶのは間違いない。ただ今回のHey! Say! JUMPの騒動を見るに、ファンの中には、3人がキンプリを“捨てた”と感じている人もいるはずから、やはり炎上騒ぎに発展してしまいそうです」（前・同）
元同僚の“共演”は、決して喜ばしいことばかりではない――ファン心理はかくも複雑なもののようだ。
