不倫報道を受け、所属事務所・フラームから無期限謹慎処分を下された女優の広末涼子。本人の活動はストップしているものの、新たに過去の不倫問題が明らかになるなど、騒動は拡大し続けている。
初めは「週刊文春」(文藝春秋)6月8日発売号が、広末と人気シェフ・鳥羽周作氏のダブル不倫をスクープ。この記事が出た段階では、両者とも関係を否定していたが、翌週15日発売の同誌が広末&鳥羽氏の“ラブラブなやり取り”が綴られた手紙やノートの中身を公開。
事務所に不信感を
さすがに関係を否定するのは無理があると判断したのか、14日時点で、2人はそれぞれにコメントを出し、報道内容を認めた。フラームが広末の処分を発表したのも、このタイミングだった。
それでも、騒ぎは収束に向かわず。同月17日に広末の夫でキャンドルアートの第一人者、キャンドル・ジュン氏が都内で会見を開き、妻に関する騒動を謝罪。その中で、広末は過去にも不倫していたが、キャンドル・ジュン氏が相手と接触して「示談した」ということも告白。
この発言から、今度は“示談した相手は誰なのか”と業界内外で話題に。今月22日発売の「文春」は、2014年2月に「女性セブン」で広末とのデートを目撃されていた俳優・佐藤健と韓国出身の俳優・成河だったと報道。
一方、同記事には広末のコメントも掲載され、彼女は一連の報道の中で、フラーム側に「助けて欲しい」とお願いしたものの、思うような対応をしてもらえなかった……と、不信感を抱いている様子だった。
「もとはといえば不倫をした広末さんに問題がありますから、むしろフラームのほうこそ彼女に不信感を募らせていると思いますが……。それにフラームとしては、所属女優・唐田えりかさんの不倫騒動がようやく落ち着いてきたという段階だったのに、今度は広末さんが大炎上してしまって、余計にツラいところなのでは」(芸能ライター)
唐田は2020年1月、やはり「文春」によって、映画『寝ても覚めても』(2018年)で共演した俳優・東出昌大との“3年不倫”が表沙汰になり、炎上した。
事務所インスタに再登場はあるのか
なお、唐田は『寝ても覚めても』が評価されていた頃、韓国でも知名度を上げていて、現地で「広末涼子に続く清純派女優」などともてはやされたことも。今となっては唐田、そして広末も「清純派女優」と呼ばれるのは気まずいだろう。
「唐田さんは長らくバッシングされ、東出さんと比べると干され気味でした。そのような状況も最近、ようやくほとぼりが冷めてきたか……という雰囲気で、フラーム側もホッとしていたのではないでしょうか。ちなみに、同事務所は唐田さんの不倫が発覚した際、『2度とこのようなことがないよう、皆様の信用を取り戻せるよう、厳しく指導して参ります』といったコメントを出していて、甘くはせずとも突き放しはしませんでした」(スポーツ紙記者)
そんなフラームは2020年8月より、マネジャーが撮影した所属タレントたちの写真を公開するインスタグラムを始動。初めに田中みな実や松本穂香、吉瀬美智子、戸田恵梨香、有村架純、山口紗弥加、そして広末ら所属女優たちの写真を連続でアップしたが、この年の1月に不倫報道があった唐田が同アカウントに初登場したのは12月。カメラ雑誌で唐田の連載がスタートするという告知の投稿だった。
「フラームインスタが始まってから約4か月、本人の不倫スキャンダルから約1年で、当時の近影が公開された唐田さん。一方、広末さんが直近で同アカウントに登場したのは今月4日で、その10日後に無期限謹慎処分の発表がありました。
唐田さんの例を踏まえると、広末さんも4か月〜1年ほどで処分が解けるか、インスタに近影がアップされるかもしれません。ただ、『文春』最新号で広末さんとフラーム間に“溝”が出来ていることがわかりましたし、もし彼女がこのまま退所すれば、インスタに再登場することが叶わないどころか、今まで公開されていた写真も削除される可能性が高いです」(前出・記者)
広末の騒動がどこまで波紋を広げるか、それによってもフラームの対応は変わっていくのだろうか。もしくは、広末のほうが不満を爆発させ、退所を申し出るパターンもありえるかもしれない。