「ヤバいんだけど!!!」
笑い声を上げながら動画を撮影する男性たち。その衝撃的な内容が、ツイッター上で話題となっている。
「東京・歌舞伎町の中心に位置する『シネシティ広場』にある金属製の柱に、男性の局部を模した“大人のおもちゃ”を貼り付け、そこに火をつけて燃やしている様子が映像に収められています。燃え盛った部分から溶けた樹脂らしきものが滴り落ちていて、公的機関が設置したであろう立て看板を留めるワイヤーに火が燃え移っている。撮影したのは、歌舞伎町の映画館『TOHOシネマズ新宿』付近にたむろをする若者の集団“トー横”の人物とされています」(全国紙社会部記者)
この常軌を逸した行動は、白昼堂々、周囲に人が通りかかる中で行われている。撮影者と見られる男性は、
「俺が今まで見てきた〇〇(男性の局部を指す単語)の中でいちばんイカしてるんだけど!」
と、楽しそうに叫ぶ様子も。
警察も頭を抱えていて…
ツイッター上では、
《いや放火でしょこれ》
《ふつうに犯罪。警察なんで捕まえないの?》
《この世の終わり…地獄絵図》
など、“悪ふざけ”では済まされない危険かつ迷惑極まりない行動に非難が殺到している。
「放火行為は人の命を奪う可能性がある極めて危険な行為で、重い刑罰が定められています。幸い大きな火事にはならなかったようですが、設置物を延焼させているので器物損壊などの罪も考えられます。警視庁は昨年末や今年3月に一斉補導を行うなど、“トー横”排除の動きを進めていますが、一掃するのはなかなか簡単ではない。日々繰り広げられる危険で非常識な行為の数々に、警察も頭を抱えていますよ」(警察関係者)
若者たちの行き過ぎた“悪ノリ”で乱れた治安が是正される日は来るのか――。