俳優の広末涼子と人気シェフ・鳥羽周作氏の“ダブル不倫”が発覚してから2週間以上が経った。2人とも今回のスキャンダルを謝罪し、広末の所属事務所・フラームは彼女に「無期限謹慎処分」を下したが、世間のバッシングは止まず、騒動は収束の気配が見えない。
その一方、広末の夫でありアーティストのキャンドル・ジュン氏は、ダブル不倫発覚後に会見を開き、神妙な面持ちで心境を吐露。ネット上には同情の声が続出し、今回の騒動における“被害者”となった。
「妻は自分の“所有物”だと思ってそう」
しかしここに来て、キャンドル氏自身の暴行・不倫疑惑が浮上。一部メディアで“聖人夫”と評されるほど世間から支持を集めていたが、この報道を受けて「会見の時点でヤバい人だった」と納得の声も出ている。
キャンドル氏は6月18日、都内でゲリラ的に緊急記者会見を開催。広末について「最高の母」「良き妻」と褒めながらも、精神的に不安定な一面があることや、「濃い化粧と派手な格好」で誰かに連絡を取るなどの行動を明かし、決して順調な夫婦関係ではないことを示唆した。
「自身の子どもたちへの思いを涙ながらに語る場面もあり、“最高の父”と言える姿を見せていました。実際、会見後はネット上に『心から妻と子どもを愛しているのが伝わってきた。それだけに、不倫は許せない』『子どものことを第一に考えていて、父親として信頼できる』など、キャンドルさんを応援する声が多く上がっていました。
一方、会見を開くことは広末さんに伝えていなかったそうで、一部ネット上には『夫婦とはいえ、勝手にプライベートな話をしていいの?』『妻は自分の“所有物”だと思っていそう』といった批判も。とはいえ、圧倒的にキャンドルさんを擁護する声が多かったです」(芸能ライター)
そんな中、「週刊女性」は6月26日にキャンドル氏の暴行と不倫疑惑をスクープ。会社の元従業員男性が、具体的な被害の内容を語っている。
「さすがに言っちゃダメ」
「この男性はキャンドルさんの会社で出会った女性と結婚していたものの、新しく入社した女性と関係を持ったそう。それを知ったキャンドルさんは男性をアトリエに呼び、『髪をつかんで引きずりまわして、何十発も殴ったり蹴ったり』と暴行に及んだといいます。また、男性によると、キャンドルさんは暴行中に『俺の女に手、出したな』などと話していたとか。要するに男性が関係を持った女性は、キャンドルさんの不倫相手だった可能性が囁かれているわけです」(前出・芸能ライター)
この報道が話題になると、ネット上には「広末と鳥羽も含めて、登場人物が全員最低な不倫騒動」と呆れる声や、「やっぱりキャンドル・ジュンは怪しいと思った。あの会見を見たらわかるでしょ?」との指摘が上がることに。特に、キャンドル氏が会見で放ったある一言が、再び注目を浴びることとなった。
「キャンドルさんはこれまで、匿名の誹謗中傷や脅迫電話などに悩まされてきたといい、会見で『止まらないのであれば、それを理由に次は私が命を絶とうと思います。これを脅迫と思ってもらっていいです』と発言したんです。おおむね同情を集めた会見でしたが、この一言については『さすがに言っちゃダメ』と批判するネットユーザーも少なくなかった。
そして、キャンドルさんの暴行・不倫疑惑が明らかになったことで、『命を断つとか言った時点でヤバいと思った。広末は逃げて正解』『本当に子どものことを考えていたら、自殺を仄めかさないでしょ。みんな嘘に騙されたんだなあ』といった意見が一気に増えています」(スポーツ紙記者)
なお、キャンドル氏は会見後の21日、代々木公園で開催されたイベントに参加し、「自分が死ぬなんてことはないです」「自分はあの日より強くなりました」などと発言していた。会見で語られたことは、自身に同情を集めるための単なる嘘や脅しだったのだろうか。