《経営を退き改めて全てのことに誠心誠意向き合ってまいります この度は申し訳ございませんでした》
6月30日、『sio株式会社』の代表辞任を発表したシェフの鳥羽周作氏。4年連続で『ミシュランガイド東京』の一つ星を獲得したレストラン『sio』を含め、複数の店舗を運営していた同社の経営から退くことになった。
『週刊文春』が報じた、広末涼子とのW不倫によって渦中の人となった鳥羽氏。辞任発表の前日に発売された『週刊文春』では、200分に及んだというインタビューが掲載されていた。
「取引先の9割が撤退し、3億円の損失を覚悟しており、お金はほぼなくなったと明かしました。インタビューを受けたときから、社長を辞する気持ちは固まっていたようです」(スポーツ紙記者、以下同)
ミシュラン一つ星シェフの本当の評判
“革命児シェフ”として人気を博した鳥羽氏は、企業や団体の依頼で数多くのプロデュース商品を生み出し、飲食店メニューの監修を担当。しかし報道を受けて、『ユーグレナ』や『とだPR大使』などが鳥羽氏との契約解除を発表した。
「料理人としてゼロからやり直したいとも語っており、広末さんと添い遂げたいとも本気で思っているそう。いずれフラれてしまう、なんてことは考えず、“一緒に進んでいく”ための方法を考えているのでしょうね」
ミシュラン一つ星シェフともなれば、料理人としての需要もありそうだが、ある飲食業界関係者は首をかしげる。
「鳥羽さんは“革命児”なんてメディアで呼ばれていましたが、料理人界隈で評価は高くないんですよ。一つ星を大々的に宣伝しているけど、そもそも『ミシュランガイド東京』を信頼しているグルメはかなり少ない。なんで星がついているのか不思議に思う店もなかにはありますから」
浮上する今後の“仰天プラン”
“オーナーシェフ”としての鳥羽氏にも疑問を呈する。
「ここ数年はほとんど厨房に立たず、プロデュースばかりに専念して、まるで料理タレントのような状態でした。飲食の現場に立つ料理人として再スタートできるのか、彼に手を差し伸べることに躊躇してしまう人がほとんどではないかと」(飲食業界関係者)
W不倫によるイメージの悪化に、飲食業界からも見放されたとあれば復帰は難しいだろう。ところが、こんな仰天プランも噂されていて……。
「広末さんは子ども3人を連れての“海外逃亡”を考えているそうで、鳥羽さんも合流する可能性があるとか。外国で料理人として再スタートするつもりなのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)
鳥羽氏には、海外での修業経験はないようだが、それでも異国の地でシェフとしてやっていけるのだろうか。
「最近では香港やシンガポール、マレーシアといったアジア圏内の経済成長国で和食料理人の需要が高まっています。それほど有名でないシェフでも、年収3000万円で来てほしいというオファーが届くとか。鳥羽さんは海外進出を狙っていましたから、渡りに船だと思いますよ」(前出・飲食業界関係者)
日本を離れ、海外でふたりの新生活を謳歌する……そんな夢物語を実現できる日はやってくるだろうか。