「興味を持ったきっかけは、コンサートのときに自分でメイクをしているからです。小学生のころは特にしていなかったんですが、中学生になって薬用リップの色つきのものを塗り始めて。ちょっと塗るだけで“変化があるんや!!”っていうワクワク感や、いつもよりちょっと盛れたみたいな感覚があって。メイクの面白さを知ったことで、好きになりました」
『紅さすライフ』でコスメ好きな大学生
7月24日にスタートするシンドラ『紅さすライフ』で、3度の飯よりコスメ好きな大学4年生・北條雅人を演じる、なにわ男子の大西流星。“研究者としてノーベル賞をとりたい”という壮大な夢を持つ、研究一筋のアラサーすっぴん女子・皆本頼子と出会い、彼女とともにひそかに目標にしていた“メンズコスメブランドを立ち上げる”ために奮闘する。
年上のヒロイン・頼子のような女性をどう思うか聞くと、
「雅人は頼子に対して、あまり年上という感覚はないと思うんですけど、(年上の頼子の)優しく見守ってくれる感じは大人っぽくて素敵やなと思います。勉強熱心で、彼女みたいに物知りな方だと会話が弾んでいいですよね」
メンバーから「ピッタリな役」と
ドラマでは、雅人の兄・一馬(Sexy Zoneの松島聡)を巻き込み三角関係に!!
「雅人は自分があって揺らがないけれど、しっかり周囲の意見を取り入れて成長していく子。なので、心を落ち着かせて演じるようにしています。ただ、その中におちゃめなところや、恋愛に不慣れなところが出せるようにしたいですね」
もし、実際に恋のライバルが登場したらどうする?
「もう確実に無理だなとか、相手の恋愛の邪魔になりそうだと思ったら諦めますけど、それまでは自分磨きを楽しむ意味でも試行錯誤するタイプだと思います」
なにわ男子のメンバーでライバルになりたくない人は、西畑大吾と言う。
「大ちゃんは、先読みができそうだし、いろんな言葉を知っているので論破されそう。だから、降参します。大橋(和也)くんとか(高橋)恭平は、言葉に詰まったタイミングで攻め込むことができそうなんですけどね(笑)」
コスメ業界を舞台にした作品。メンバーにフルメイクするなら、誰がいいかを聞くと、
「これまで、あまりメイクをしてこなかった恭平とか。たまに、メイクをしてあげるんですけど“赤リップの良さを覚えた!!”って、この前言ってくれて。恭平の顔なら、アイラインを引いてキリッとした表情にもできるし、反対にかわいらしいカラーを使って仕上げるのも楽しそうやなと思います」
今作への主演が決まった際、「流星にピッタリだね」と声をかけてくれたというメンバーたち。
「自分から言ったわけじゃないのに、それぞれ何かの方法で知ってくれたみたいで、すごく喜んでくれて。まだ、詳しい内容を話せていないので、メンバーにも注目して見てほしいです」
頭をほぐすとよく眠れる
美容男子の大西は、撮影で遅い帰宅になっても、翌朝が早くても、必ず湯船につかるという。
「お風呂の時間ってすごく大事。いま入浴剤にハマっていて、最近はローズマリーや森林の香りのような、リラックスできるものが好きです。あと、シャンプーをするときにシリコーン製のヘアブラシを使っています。頭をほぐしてあげると、よく眠れるので」
彼の魅力を存分に発揮することができるドラマがスタートする。
「新時代の起業青春ラブコメ作品になっています。メイク好きのコスメ男子・雅人と、すっぴん女子・頼子の関係性がどう変わっていくのか。そして、ふたりを取り巻く、家族や友人の存在。キュンキュンするだけじゃなく、雅人の成長も楽しんでいただきたいです」
雅人と頼子のような凸凹コンビが、なにわ男子にもいる?
“みちなが(道枝駿佑と長尾謙杜)”。みっちーと謙杜は同じ年で、同じ高校やったし、共通点もあるんです。でも、謙杜って朝からテンション上げたいタイプで自分の好きな音楽を流したりして陽気。逆にみっちーはしっとりしているというか、静かだから、たまに謙杜に「音量小さくして」って言ってます。正反対なところがあるから、すごく仲がいいのかもしれないですね。
劇中のキュンキュンシーンを教えて!
雅人が頼子にメイクをしてあげるシーンじゃないですかね。なかなかない設定だと思うので。メイクするときにふたりの顔の距離が近くなる、新感覚のキュンキュンシーンだと思います。