'22年7月、3度目のニューヨーク州司法試験に臨んだ小室圭さん。日本でも姿が見られるかもしれない

 小室圭さんが“3度目の正直”に挑んだニューヨーク州司法試験から丸1年を迎える。

「昨年10月に合格が判明し、今年2月末に弁護士デビューを果たしました。現地の法律事務所『ローウェンスタイン・サンドラー』に勤務している圭さんは当初、『Corpora
te(企業法務)』チームに所属していましたが、6月上旬までに『Global Trade & National Security(国際貿易と国家安全保障)』チームに“スピード異動”したのです」(皇室担当記者)

現役弁護士が語る小室圭さんの異動

 ニューヨーク州の弁護士資格を持つ『樋口国際法律事務所』の樋口一磨弁護士によれば、

「“国際貿易”は文字どおり、国境を超えた貿易をサポートします。貿易の契約書の草稿や交渉、米国から外国へ輸出する際の輸出規制の調査や対応が専門になるでしょう。
“国家安全保障”では、主に米国の防衛上の安全に関わる分野を取り扱います。例えば、米軍や国防総省との契約を希望する民間企業に対して、内容のアドバイスや交渉の代理を行うことが考えられます」

 新人弁護士がわずか3か月で異動するのは異例だといい、圭さん自身の希望だったという見方が強い。

圭さんは現在、ニューヨークを拠点に活躍する日本人弁護士のM氏を慕っていると聞きます。そのM氏が得意とする分野がクロスボーダー(国際間取引)案件です。圭さんの新しい部署が担当する内容とリンクしていることから、“圭さんはM氏の背中を追って異動を希望したのでは”と囁かれています」(在米ジャーナリスト、以下同)

 圭さんは、現在の法律事務所に就職する以前からM氏と付き合いがあったという。

「ロースクール時代の圭さんは、日本人弁護士の集まりに顔を出すなどコネクション作りに励んでいたようです。M氏は、日米のバイリンガルで人脈も豊富。アメリカでビジネスをする日本企業や、日本に進出する欧米企業など、多くの顧客を持っています」

 現地の法曹関係者では知らない人がいない“凄腕”だというM氏に、圭さんは憧れを募らせていったのだろう。

日本で働く可能性は

M氏は現在、日本にも事務所を構える米系法律事務所のニューヨーク支社に勤めています。弁護士としてのキャリアは40年、日本企業のクライアントは150社にも及ぶとか。圭さんもM氏のように日米を舞台に活躍したいと思っているのかもしれません

 M氏に圭さんとの交流について問い合わせたが、期日までに回答はなかった。

「圭さんの上司にあたるパートナー弁護士は、日本企業の顧客を多く持つワシントンの法律事務所『ベーカー・ドネルソン』で働いた経験を持ちます。『ローウェンスタイン』でも日本企業のクライアントを増やすべく、圭さんをチームに受け入れたのでは、とみる向きもある。日本人である圭さんに対する期待は大きいのです」(現地の法曹関係者)

 日本企業を相手にする場合、日本に出張するケースも考えられるというが、

「圭さんが日本で働くとなれば、再び国民から関心が寄せられることになります。眞子さんとの結婚騒動が蒸し返され、秋篠宮ご一家への批判も再び強まることになるでしょう」(宮内庁関係者、以下同)

 次期天皇家である秋篠宮家には、今なお国民から冷ややかな視線が注がれ続けている。

『日本結核・非結核性抗酸菌症学会』の行事にご出席(6月10日)

「秋篠宮さまの妻、そして悠仁さまの母である紀子さまは“これ以上の批判を避けたい”とお考えのようです。圭さんの帰国が国民感情を刺激することは言うまでもなく、波風を立てたくない紀子さまとして受け入れがたい事態なのでは。こうした状況を配慮した圭さんが日本出張を見送るのが理想ですが、自己実現のためなら手段を厭わない彼のこと。日本で働く可能性は十分にあると思います」

 紀子さまが義理の息子に再会する日も近い─。

樋口一磨 弁護士法人『樋口国際法律事務所』代表。日本とニューヨーク州の弁護士資格を持つ