ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘であり、モデルや女優として活躍するリリー=ローズ・デップ(24)が主演する米ドラマ『THE IDOL/ジ・アイドル』が、過激な性描写で賛否を巻き起こしている。日本でもU-NEXTで配信されており、7月3日に最終話が放送された。
リリー=ローズが演じたのは、ポップスターを夢みる駆け出しの女性歌手。だが、母親を亡くしたことで精神が不安定になり、仕事もままならない状態に。そんな中、ナイトクラブのオーナー男性と意気投合し、スターとしての再起を図るというのが本作のストーリー。
リリー=ローズの過激なヌードシーンが物議
「ハリウッドの音楽業界の舞台裏、成功や名声につきまとう暗部が描かれており、暴力やドラッグなどのスキャンダラスなシーンが満載。なかでもリリー=ローズの過激なヌードシーンが物議を醸しました。毎話、必ず1回は脱いでいて、さすがの海外ドラマでも、やり過ぎ感を指摘されていました」(映画ライター、以下同)
たしかに、SNSでは《開始5分でリリー=ローズの乳首を見ることになるなんて…》《これはポルノでは?》などの声が挙がったが、当のリリー=ローズはヌードシーンに嫌悪感はなかったよう。
過度なヌードシーンへの批判に対して、
「私たちは高度に性的な世界に生きているので、それを探求することは興味深いことだと思う」などと反論。
「ドラマの撮影についても“今までで1番、特別な経験だった”と語っており、さすがジョニデの娘だと、肝っ玉が据わっていることを見せつけました」
工藤静香「Koki,にはローズのようになってほしい」
そんなリリー=ローズを“お手本にしたい”と言っていたのが工藤静香だ。
「次女を芸能界で売り出す際に、周囲に“Koki,にはローズのようになってほしい”と話していました。実際、Koki,さんをモデルデビューさせたお披露目の場は、リリー=ローズさんも表紙を飾ったことがある雑誌『エル・ジャポン』の表紙でした。
そのとき身につけていた総額1000万円以上のシャネルのスタイリングも、ブランドのアンバサダーを務めているリリー=ローズを意識したものだったそうです」(芸能プロ関係者)
リリー=ローズとKoki,、両親ともに芸能人である親の十四光と言われる2世タレントではあるが……、
「リリー=ローズは親を頼らず、自らの個性と存在感で活躍しており、今回のヌード披露も自分の意思で勝負しています」(前出・映画ライター)
父のジョニー・デップも、「興味のある役やチャレンジングな役に挑戦しているのをとても気に入っている」と、娘の意思を尊重して評価している。一方の静香はKoki,にベッタリな様子。
「静香さんのステージママぶりは有名ですよね。Koki,さんの女優デビュー作となった、2022年公開の映画『牛首村』の撮影では“毎日、現場に顔を出します”と言って、実際にKoki,さんに付き添っていましたから」
ヌードシーンはともかく、母子の距離感は少しお手本にしたほうがいいかも。