「また、日本に行きます。それまでは、映画館で会いましょう」
親日家トム・クルーズの来日を振り返る
そう特別映像から語りかけてきたトム・クルーズ。最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(大ヒット上映中/配給:東和ピクチャーズ)のプロモーションのため25回目の来日となる予定が、43年ぶりという米国映画俳優組合のストライキのため中止に。
スクリーンだけでなく、トムに会いたい! と親日家な彼のこれまでの来日を振り返ってみました。
初来日は、'92年6月の映画『遥かなる大地へ』。当時、29歳だったトムの横には、2度目の結婚相手のニコール・キッドマンが。華子さま、紀子さまと、このとき挨拶される機会も。
『ラスト サムライ』では武士道を
彼の日本愛がもっとも発揮された作品といえば'03年の『ラスト サムライ』。共演者の渡辺謙、真田広之らと出席した来日記者会見では、
「この作品を作りたいと思ったのは、武士道やサムライの道を知りたいと思ったから。サムライ精神が持つ、名誉、情熱、忠義を重んじる気持ち、アイデンティティーに共感を覚えるんだ。(映画で重い甲冑を着けて演技をするために)撮影の1年前から25ポンドの筋肉をつけ、身体の重心を下ろすよう訓練をしていった。ケン(渡辺)とヒロ(真田)が勇気づけてくれたよ」と語ったトム。
対して真田は「もともとサムライ・スピリットを持っていたから、トムはこの役を引き受けたと思う。そしてそれは、撮影を通して立証された」と絶賛した。
公開中の『ミッション:インポッシブル』では、1200メートル下の谷へ崖から大ジャンプするなど、超絶アクションに挑戦。
撮影中という続編公開時には、日本で会えますように!