相葉雅紀

 7月18日、相葉雅紀がメインMCを務めるバラエティー番組『VS魂グラデーション』(フジテレビ系)が9月いっぱいで打ち切りになることが報じられた。

「『VS魂』は、2020年の嵐の活動休止に伴って、冠番組『VS嵐』を引き継ぐ形でスタートした番組。2022年4月には番組内容に“テコ入れ”もしたのですが、ここのところは世帯視聴率が3%台まで落ち込んでしまうことも少なくなかったのです」(テレビ誌ライター、以下同)

 今年の11月にCDデビュー25年目に突入する嵐だが、ファンにとって明るい兆しは見えてこない。

「このタイミングで嵐の活動を再開してほしいという声もあがっていますが、正直厳しいのではないかと……。大野智さんは活動休止して3年目になりますが、依然としてメディアの前に姿を現す気配はありません。さらに故・ジャニー喜多川氏による性加害報道は、ついに国連が動き出す世界的な大問題へと発展している最中。向かい風が吹いている状態です」

 しかし、“嵐復活”を諦めていないのが、ほかでもない相葉だという。

「活動休止を発表した際も、“嵐のことが大好きです。嵐のためならなんだってできます!”“活動再開させていただくときは、皆様に喜んでいただけるようなパフォーマンスをできるように頑張ります!”と、かなり前向きにコメント。その気持ちは今もまったく変わらないようです。昨年末に出演したレギュラー番組では“いつ再開するのかはわからないけど、準備はしてます”と、ボイストレーニングに通っていることを明かしていました」

『VS魂』終了後にスタートする番組

 嵐への思いは、言葉だけでなく行動にも表れている。

『VS魂』の後枠には、バラエティー番組が予定されていますが、そのMCはやはり相葉さんが務めるようです。この枠は『VS嵐』が2008年に放送開始されてから現在までの約15年もの間、ずっと相葉さんが出演していましたし、『VS魂』になってからも、大野さん以外の嵐のメンバーも出演しました。相葉さんは、後番組のMCになることで“嵐枠”を守り抜いたかたちですね。『VS嵐』時代からのスタッフもいる同枠をキープすることで、“嵐は俺が守る!”という相葉さんの意気込みが伝わってきます」(制作会社関係者、以下同)

 同枠とはいえ、新番組の立ち上げとなり、忙しくなるはず。しかし、同タイミングで別の仕事も予定している。

「10月クールのテレビ朝日系金曜ナイトドラマで同名の漫画が原作の『今日からヒットマン』で、相葉さんが主演を務めることも内定しています。とにかく仕事に邁進していますよ」

 “嵐のためならなんだってできます”と宣言し、それを有言実行している相葉。自由を謳歌している大野も、遠くから“感謝カンゲキ雨嵐”な気持ちで見ているだろう─。

2006年4月、ジャニーズチームで草野球を楽しむ相葉雅紀2

 

2006年4月、ジャニーズチームで草野球を楽しむ相葉雅紀

 

2006年4月、ジャニーズチームで草野球を楽しむ堂本光一1

 

2006年4月、ジャニーズチームで草野球を楽しむ坂本昌之2

 

嵐・相葉雅紀

 

相葉雅紀

 

『嵐活動休止表明会見』にて、マイクを握りしめて前を向く5人