7月25日、佳子さまが静岡県を訪れ第57回全日本高校馬術競技大会の開会式にご出席し、選手たちを激励された。
佳子さま、夏らしいスタイルで爽やかな空気
この日、佳子さまは、ミントグリーンのワンピースに白いジャケットを合わせた夏らしいスタイルでご登場。会場に爽やかな空気をもたらした。
過去には、着用したワンピースが完売するなど、同世代の女性のファッションアイコンでもある佳子さま。皇室ファッションに詳しい石原裕子さんに話を聞いた。
「最近の佳子さまは、レース素材に強い関心を持たれているようですね。7月25日のご公務の際も、華奢で繊細なレースのワンピースに、涼しげなイヤリングを合わせていらっしゃいました。皇室の女性がよく身につけるパールに加えて、“浜辺の宝石”といわれるシーグラスがあしらわれたデザインで、ご自分らしいおしゃれを楽しまれています」
皇室ファッションから女性らしく華やかに
キーワードは“賢さ”と“バランス”。
「これまでは、いわゆる“皇室ファッション”と呼ばれるフォーマルな装いをされていましたが、最近は女性らしい華やかなスタイルにイメージチェンジ。インは、トレンド感のあるものが多いですが、その上からジャケットを羽織られ、フォーマルな印象もしっかりと出ていますよね。
短めジャケットの前を開けることによって、中にお召しになられているワンピースの柄がよく見える。夏は、透け感のある素材で丈をロングにして、露出を抑えられています。ご自身の好みと“皇室ファッション”のバランスを取るのが大変お上手です」
身につけるものの変化から佳子さまの思いも垣間見える。
「ファッションが、フォーマル寄りから、佳子さまの好みに変化してきたことは、“より公務に勤しむために、自分の好きな装いをしよう”という、ご覚悟のように見えますね。芯が強く、ブレない佳子さまそのものがファッションにも表れています。工夫たっぷりの“佳子さまテイスト”のファッションを、私たちも楽しませていただきましょう」