《江さんのところにお子様が戻られる事を願います。お子様達は一緒にいるのが、当然です!》
《愛ちゃん頑張って、負けないで! 命かけて産んだ子を、なんで2人も元旦那に取られなきゃならないの》
今、福原愛のインスタグラムのコメント欄が荒れている。福原の最終投稿は新会社設立を報告した不倫疑惑報道直前の2021年2月だが、現在、その投稿に対して冒頭のようなコメントが4000件以上もついている状況だ。
離婚当時、台湾では同情的な意見が
7月27日、元夫・江宏傑が“息子を返して”と涙ながらの会見をした。離婚後、台湾で父と共に暮らしていた2人の子のうち、長男だけを面会交流のタイミングで日本に連れ帰り、単独親権を求める申し立てをしていた福原に対し、東京家裁が長男の返還を命じたことを明かしたのだ。
これを受け、福原側は同日“世間に対して誤解を与える一方的な会見”とコメント。この元夫婦の全面対決姿勢に日台両国から多くの意見が寄せられている。
長女は元夫と台湾で、長男は福原と日本で、きょうだいがバラバラに暮らす現状。元夫婦の戦いを台湾ではどう見ているのか。現地事情に詳しいライターCさんに聞いた。
「台湾で流れるニュースは日本のメディアの後追い報道がほとんどですが、離婚当時の愛ちゃんに対しては“国際結婚だし難しかったのかもね”という同情的な意見が多かったですね。日本人男性との不倫疑惑にも、多くの台湾人は寛容で“愛ちゃんは日本人だし、可愛いから仕方ないよね”といった反応でした」
台湾での“嫁姑問題”
最近では少しだけ風向きが変わってきたという。
「江さん寄りの意見もやや増えているように思います。以前は“愛ちゃんのおかげで有名になった男”という印象だったのですが、彼は実際イケメンだし多くの企業CMなどでも活躍し始めたことで見直されてきたような空気を感じますね」(Cさん、以下同)
実際、江のインスタには現地ファンから“早く息子を取り戻せますように”といった応援の声が寄せられていた。
「台湾夫に嫁いだ日本人妻の多くは“人ごとじゃない”と戦々恐々としています。台湾で離婚すると多くの場合は共同親権になりますから。共同親権の名のもとに子どもを日本に連れ帰れず、取り上げられたらたまらないですよ」
働く女性が多い台湾では離婚率も高く父子家庭も多い。子を連れて帰りにくいという理由で、離婚を踏みとどまる日本人妻も多かったのでは。
「愛ちゃんは義母や義姉とのお付き合いも大変だったと思います。台湾人男性は“アジアのイタリア人”と呼ばれるほど女性に優しい。デートではエビの殻をむいてくれるような理想的な彼氏なんです、結婚するまでは!
結婚した途端“自分のお母さん”がナンバーワンになる。特に江さんの故郷・新竹(シンジュー)のあたりは、よけいにその感覚が強かったのかもしれませんね」
義母は最強、と語るCさん。
「だから私の知る日台夫婦でうまくいってるのはだいたい、義母がいない家ですね(笑)。もちろん台湾人同士の結婚でも、義母がらみで離婚に至るケースは多い。だから台湾人は不倫問題にはドライで無関心だけど、嫁姑問題の話題は大好きですよ」
元夫婦の激しいラリーをわれわれはただ見守るほかない。