秋篠宮さまと長男の悠仁さまが、7月29日から1泊2日で、『全国高等学校総合文化祭』の開会式に出席されるため鹿児島県を訪問された。
急きょの“父子水いらず”
本来ならば、親子3人で参加される予定だったが、紀子さまが新型コロナウイルスに感染されたことで、急きょ“父子水いらず”の遠出となった。
悠仁さまにとっては初の地方公務。各メディアで悠仁さまの“無表情”が、眞子さまのご結婚や、それによる秋篠宮家の不仲説といった“お家騒動によるものなのでは?”と報道された。
ただ、高校2年生ともなれば、大人数に囲まれ、カメラに笑顔でポーズを向けるのは少し気恥ずかしいもの。そんな中でも、自然科学に関する高校生の研究発表をお聞きになった悠仁さまが、“トンボが好きです”と同年代の高校生との交流を楽しまれる姿があった。
幼少期から“自然”にご関心があった悠仁さま。9歳のときには秋篠宮さまと一緒に赤坂御用地で過ごされ、ご自身が入ってしまいそうなほどの大きな虫網を振り回して外遊び。14歳になられた2020年には、おそろいの“チェック”のシャツをお召しになり、秋篠宮さまが熱心にカメラの使い方を教える場面も報道された。折に触れて“父子”のほほえましい姿が目撃されてきたが、気づけばあっという間に、身長も“お父さま”に追いついて、地方公務にご同行。
父・秋篠宮さまの背中を見て
悠仁さまは、初の鹿児島県訪問ということで緊張もある中、今回のご公務では、お手ふりやお辞儀のタイミングなど、秋篠宮さまの振る舞いを見ながら実践。文化祭をご覧になられている際には、秋篠宮さまと悠仁さまが顔を近づけてお話する場面もあった。同行した側近は、
「秋篠宮さまがどのようになさるかを間近に見て、色々と学ばれているのではないか。皇室が公的な行事に臨むということはどういうことか、徐々に感じ学ばれる、その一歩になったのでは」と、コメントした。
“生き物好き”という共通点もあるおふたり。日本一の黒和牛“しえな”を育てた畜産同好会に属する学生との触れ合いなどもあった今回の“鹿児島公務”を大満喫されたに違いない。どんな噂が囁かれようとも、父子の絆は固く結ばれている――。