岸優太、二宮和也

「芸能界やめるってこと?」

 8月7日放送の『ニノさんとあそぼ 2時間SP』(日本テレビ系)がファンの間で物議を醸している。この日、ゲスト出演した元King & Princeの岸優太に、冒頭のド直球な質問を投げたのは嵐・二宮和也。

 昼間からお酒を飲みたいという岸の希望で、二宮やSexy Zone・菊池風磨らと居酒屋ロケでトーク展開。のっけから「何年活動したの?結局、キンプリは」との陣内智則の質問からスタートすると、「4年ですね。5周年目で…はい。お騒がせしてます。本当に」と先輩を前にして恐縮する岸。

 菊池が「(ジャニーズ退社後)やりたいことは何かあるの? 芸能界とはまた違うの?」と“進路”を訪ねられては、「そうですね、いろいろ……」と言葉を濁す岸に、二宮が冒頭のように「やめるの?」と迫ったわけだ。これにもハッキリしない態度に、「お前さ!」と苛立ちの表情を見せる菊池だった。

 2023年5月をもってキンプリを脱退した平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人。ジャニーズ事務所からも退社した2人だが、8月公開の主演映画『Gメン』もあってか、退社時期を9月30日に“延長”した岸。

2人に続いて岸も『TOBE』合流か

 とはいえ退社は決定事項だけに、今回のような先輩との共演は気まずいだろう。しかも7月に、先の2人が滝沢秀明氏の新事務所『TOBE』に笑顔で合流したばかりとあって、余計に“進路”を詮索されているように見えてしまう。

 特に二宮は7月20日、YouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』の生配信で、TOBEの動画構成と演出方法をパロディーにした“おふざけ”をしたばかり。

「タッキーとTOBEの動向を注視しているのは間違いないでしょうし、この流れでいくと、“平野と神宮寺に続いて、岸もTOBE入りする可能性が高い”と踏んでいると思いますね。この時期に、この状況下で番組ゲストに呼んだ理由ですが、TOBEの動きを探る意味もあったのではと勘繰ってしまいます」(スポーツ紙芸能デスク)

 先輩からの“詰問”に狼狽えつつも言葉を選んで慎重に答える姿に、番組を視聴していたファンだろうか、

公開いじめでしたね 大丈夫岸くんにはみんながついてるからね。わかってくれる人たくさんいるからね。あんな2人を大人な対応で、よっぽど上回ってたよ。 風磨とニノはもう無理になった》

《なんか、吊し上げみたいで気の毒だった。 岸くん、良く頑張ったと思う。。。 番組のタイトルの人のグループ、大大大好きだったのだけどな、、、最近の彼は受け付けない》

 岸をねぎらう多くの声とともに、先輩らの言動や態度を“公開いじめ”“吊し上げ”とするような批判もネット上で巻き起こっている。

「やめるきっかけは?」二宮の詰問に

 居酒屋ロケでは途中、岸の人物エピソードや菊池との思い出トークなどを挟み、終盤で再び「退社後の進路」トークの続きが披露された。

二宮「何すんの?」

「正直、やりたいことはめちゃくちゃあるんですけど、でも、今はまだ決めきれていない状態ではありますね」

陣内「決まってるけど言えないのか、ホンマに決まってないのか」

「本当に決まってないですね。本当に決まってないです!」

二宮「だいたいがさ、普通の考えでいうと“次にやることが見つかりました”から、“今の所にいると難しいから辞めます”が普通じゃん。でも、何にも決まってないのにやめるきっかけはどこに存在するの?

「やりたいことはもちろんあるんですけども。そんな看板立てては正直、言いたくないこともあって」

二宮「(やりたいことが)あるのね? じゃあ、いいよ」

菊池「それを追いかけて、ってこと?」

岸「そうですね」

岸の退社を心配していた二宮

 最後まで“進路”は明かさなかったものの、岸自身の口から「やりたいことがある」と聞いた二宮は、ようやく納得した様子で“矛”を収めたのだった。

「『ジャニの』メンバーからも可愛がられている岸くんだけに、ニノは心配していたんですよ」とは、ジャニーズ事情に詳しい芸能ライター。

「岸くんはいわゆる天然の愛されキャラで、Jr.時代から先輩にイジられるのは通常運転。それにファンも気にしている“進路”をニノたちだからこそ聞ける、また岸くんも彼らには話したかった気持ちもあるのだと思います。

 ニノは決して“辞めること”を責めたのではなく、“やりたいこと”があっての退社後のビジョンを持っているかを確認したかったのでしょう。その上で、たとえ進路がTOBEだったとしても応援する、むしろタッキーに“岸をよろしく”と喜んで送り出すと思いますよ」

 自身もグループ活動ができない状況にあるからこそ、後輩たちの“分裂”に気を揉んでいたのかもしれない。

松村北斗とのオフショット(二宮和也Twitterより)

 

有岡大貴とのオフショット(二宮和也Twitterより)

 

目黒蓮とのオフショット(二宮和也Twitterより)

 

日本アカデミー賞に関するオフショット(二宮和也Twitterより)

 

二宮和也Twitter