8月1日、米倉涼子が自身のインスタグラムを更新し、48歳の誕生日を迎えたことを報告した。
「パーティーグッズのサングラスと王冠姿で、《色んなものを乗り越えてもっと新しい事に挑戦出来るように頑張ります!》と投稿していました」(スポーツ紙記者、以下同)
米倉の気持ちが“新しいこと”に向いているからか……。
「米倉さんの代表作であるテレビ朝日系の人気シリーズ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』は、2022年に続いて今年も放送されません。以前は毎年のように放送されていたのに……」
『ドクターX』は、2012年にスタート。以来、連ドラでは第7期まで放送されている。
しかし、デビューから27年間所属した前事務所を2020年に退社してからは、2021年しか放送されていない。
そして、とうとうシリーズに終止符が打たれるという。
「1年半後の2024年冬ごろに公開するシリーズ史上初の映画作品で、“フィナーレ”を迎えるんです。その公開前には、映画へとつながるスペシャルドラマも放送されますよ」(テレビ局関係者)
『ドクターX』の映画とスペシャルドラマについてテレビ朝日に問い合わせると、
「お答えすることはありません」
と、否定はしなかった。
『ドクターX』続編が制作されない理由
独立後、『ドクターX』が制作されなくなったのは、米倉が“致しません”と断っていたからだと囁かれている。
「特定の役柄のイメージが定着することを嫌がったようです」(テレビ誌編集者)
それでも2021年の放送にこぎつけたのは、ある人物の存在が影響している。
「前事務所で約20年間マネージャーを務めたAさんが、独立から1年たった2021年の春に米倉さんの個人事務所に合流したのです。Aさんは、『ドクターX』をはじめ、多忙な米倉さんの仕事をさばきながら、新しい仕事も獲得するやり手。間違いなく彼女を現在の地位に押し上げた功労者です。そんな彼の調整で、2021年の『ドクターX』の放送が実現しました」(芸能プロ関係者、以下同)
しかし、今年5月に2人の仲は決裂したというのだ。
「なんでも、Aさんが米倉さんの事務所に新しいタレントを入れようとしたところ、米倉さんが猛反発。“新しい子を入れるなら、私に費やす業務が減るから、給料を大幅に下げる”と激怒したんだとか」
事務所内で起きた“相棒”との訣別
これがきっかけで、Aさんは米倉の個人事務所を退社したそうだ。
「米倉さんには“ずっと、私のためだけに頑張ってきてくれたのに”という思いがあり、新タレントの受け入れに“御意”とは言えなかったのでしょう。それでも、20年来の相棒のような存在を、こんな形で失うとは……。米倉さんを国民的女優に押し上げた『ドクターX』の最終作を前に、ケンカ別れしてしまうなんて、悲しすぎます」
Aさんとの“決裂”について、米倉の母親に話を聞くと、
「仕事のことはわからないので……、申し訳ないです」
とのこと。米倉の事務所にも問い合わせたが、
「個人情報なので、お伝えできかねます」
との回答だった。
「失敗しない」女優が犯した大きな“失敗”の代償は─。