週刊誌の取材に「認識不足でした」と副業計画が頓挫したことを告白した要潤

 存在は知っているけれど、実際の利用者の声はなかなか聞こえてこない……。そんな女性用風俗、通称“女風”の実態を探るべく、現役の男性キャストとお客さんの生の声を聞くと―。浮かび上がってきたのは知られざる衝撃の欲望の数々だった!

“女風”利用後に肌ツヤを褒められるように

 このところ、女性用風俗が話題だ。

俳優の要潤さんが副業として女性専用マッサージ店を開くという報道が出たり、複数の女性タレントが女性用風俗を利用していることをインフルエンサーが暴露するなど、今年に入ってから女性用風俗がニュースになる機会が多かったですね。'18年には都内に約100店舗ほどでしたが、現在では300店舗以上に急増しているといいます」(ワイドショー関係者)

 通称“女風”の存在は知っているけれど実際に利用している人はまだ一部だというベールに包まれた世界。知られざるその中身をキャストや利用者に聞いてみると─。

 寺島さとみさん(仮名・44歳)は、40歳のころその扉を開いたという。

「30代前半で出産して、子どもも小学生になり手が離れた途端に性欲がすごく出てきた。ひとりでしていたんですが、やっぱり男性に触られたいと思うように。夫とはレスだし、私もどうせなら若い男性としたい。

 ちょうどそのとき昔流行った『SEX AND THE CITY』をもう一度見返していたんです。性欲に素直になっていいんだと背中を押された気がして、サイトを調べるようになりました

 最初に寺島さんが利用したのは、出張マッサージだという。

「2駅離れたビジネスホテルに来てもらいました。ドキドキしましたが、ラッキーなことに当たりなお相手に会えて、緊張する私をほぐしてくれて話も聞いてくれて、最後まではしないサービスでしたが、手と舌でたっぷりほぐしていただきました

 それからは月に1回ほど利用しているという。

「私が頼んでいる出張サービスはオプションのクンニや指名料を含めて1回3万円以上するので、パート代の範囲でやっています。健康にいいみたいで肌ツヤを褒められるようになりました

写真はイメージです

 寺島さんのように健康のために利用する女性は多いという。

していると更年期が軽くなる」(52歳)

もう触られることもないと思っていたのに、若いイケメンに相手してもらえる。お金を払う価値がある」(48歳)

泥沼にハマりトラブルも

 前向きな報告がある一方で、女風によって泥沼に陥った人も。都内に住む福田ミカさん(仮名・42歳)は、「逆ソープ」を利用。スタイル維持のために割り切って遊ぶつもりだったが……。

「20代の彼にハマってしまったんです。私は独身だし、向こうも色恋営業をかけてきて。最初のうちはサービスで挿入してくれたのに、3回目くらいからは挿入なしに。

 でも彼のSNSのリプライやフォロワーを探っていくと、おそらく他の客には挿入しているんです。それからは暇さえあればSNS探偵みたいになってしまって。これまで500万円近くつぎ込んだんです。見返りを求めるのは当然でしょう

 挿入をめぐるトラブルはキャストのほうも抱えている。

 颯さん(仮名・27歳)は出張性感マッサージ歴2年のキャリアを持つ。1時間半で3万円と高額。それでもまるで韓国アイドルのような見た目から指名客が多いというが、どんなお客さんが多いのだろうか。

「基本的にお客様の職業や年齢を聞かないのでわからないですが、おそらく同業の女性なんじゃないかなと思います。歌舞伎町界隈のホテルに出向くことが多いのでそう感じています。年齢も見た目では20代から30代の方が多いです。中には母親より上かなという女性もいますが、普通の主婦という感じではないですね

 颯さんはどのようなサービスをしているのか。

いわゆる愛撫マッサージですね。オイルで優しくお客様の身体をソフトタッチしていって、そのお客様の性感帯やご要望に合わせて刺激していくという形です

 颯さんは《ハンドしか使用しません》と紹介文に書いているが。

「お客様も興奮してくるとやはり挿入を求めてくるんですね。でも僕のは勃ってないわけですよ。いろいろ努力してくれても勃起しないんですよ。働き始めのころは好みのお客様がいたりすると反応することはあったのですが、今はどの女性も無理ですね。

 ある美人タレントさんをお相手したことがありますけど、その方でも無理でした。他のキャストは人によってサービスを変えているようで、それって逆にトラブルになると思うんですよ

 そのトラブルにより、店舗をかわるはめになったのは、添い寝マッサージ店に勤めるアキラさん(仮名・26歳)だ。添い寝マッサージとはその名のとおり、添い寝するだけのサービスのはずだが……。

添い寝しているうちに気分が高まる女性が多いんですね。この世界は線引きが曖昧で、あくまでキャストとお客様の関係性で生まれるので、求められるとついついサービスしていたんです

自慰行為を盗撮される

 同意の上ならば問題はないと思うが……。

お客様同士でつながっている場合があるんですよ。挿入するお客さんとしないお客さんがいて、それをバラされてしまって。当然、挿入されていないお客さんは怒りますよね。お店の掲示板にアンチ活動をされて、店舗を移りました

 と、苦い思い出となったという。前出の颯さんは、

挿入しなくてもイッた顔が見たいとリクエストされることが多くて、オナニー見せてという要望が多い。これは僕にすごくお金を使ってくれる方には時々見せてあげますが、ひどいのはそれを盗撮されていたんです

 添い寝のアキラさんも、

「利用者さんのご要望は本当に多岐にわたりますが、元彼になりきってくれというリクエストが多い。声のトーンや話し方を指示されるんですけど、ちょっとでも違うとお怒りになられるし、チェンジを申し出られることも。

 お客様がヤクザ系の人を送り込んでくるトラブルも聞いたことがあります。要潤さんは“認識不足でした”と言っていましたが、シロウトが簡単に手を出せる世界ではないと思いますね

 違法風俗店の経営がバレたら俳優としての活動は当然アウトだったはず。もしも実現していたらNHK連続テレビ小説『らんまん』の当たり役に会えなかった? 客として利用する分にはいいが、キャストは苦労が多い世界のようだ。

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“女風”の種類あれこれ

性感エステ・マッサージ

最もポピュラーと言われるのがこちら。全身をマッサージしながら性感帯を愛撫してもらえる。平均金額:1時間1万2000円~

出張ホスト

女性向けデリヘル。デートやレンタル彼氏的に遊ぶ人も。平均金額:1時間1万円~(デートのみの場合は5000円~)

添い寝

性的なサービスはなく、添い寝して話を聞いてくれる。平均金額:2時間1万円~

逆ソープ

ソープランドの女性版。泡やローションなどを使って全身を愛撫。平均金額:2時間1万5000円~

チンパブ

おっぱいパブの男性器バージョン。女性が男性の性器をいじって楽しむというが、チンパブという表記はされておらず、ホストクラブなどの表記だというので、探すときに注意。平均金額:30分5000円~

レズビアンプレイ

男性ではなく女性が相手をする。平均金額:1時間8000円~

 

イケメンセラピストたちがサービスをしてくれると人気の女性用風俗(人気店の公式サイトより)

 

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