ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSは、EXILEの信念を受継ぐ存在として2016年に結成。2017年のオーディションで、ボーカルメンバー2人が追加され、現在の体制となった。
ギャップを楽しんでもらえる
昨年からファンと一緒に夢を叶えるプロジェクト“FAN FAN PROJECT”が始まり、3部作の楽曲を発表、グループの冠番組『FUN! FUN! FANTASTICS』も6月に第3弾がスタートした。ノリノリの彼らの新シングル『Tell Me』が8月16日から発売中。
リズミカルだけど、情緒的で“エモい”雰囲気があふれる楽曲で、普段の彼らの和気あいあいとしたイメージとのギャップが感じられる。
ボーカル・八木勇征とパフォーマー・佐藤大樹、澤本夏輝、木村慧人の4人に、今回の楽曲の自分のパートの魅力を教えてもらった。
八木「“さぁ僕とハダカになろう キミのコト教えて、もっと”という歌詞がいちばん好きです。こんなにアダルトな表現の歌詞を歌ったのは今回が初めてでした。きっと、20歳のころの僕が歌っていたら、ただただ“チャラい”んですよ。だから、26歳になってみて、こういう歌詞もしっかりと表現できるまでに成長したんだなと実感しています」
木村「2番の“恥ずかしがってないで”の部分ですね。ライブでは、ここで僕がカメラで抜かれることが多いんですが、“恥ずかしがらず”カメラへのアピールを積極的にしています」
澤本「“恋焦がれるようなFeeling”という部分のフリが好きです。見ている人を誘惑するような振り付けで、いつもの僕とのギャップを楽しんでもらえるかなと思います」
佐藤「“さぁ僕とハダカになろう キミのコト教えて、もっと”ですね。振り付けもセクシーだし、勇征の声で聴いたときに、ここのパートが1番頭に残りました。僕がもしボーカルだったらこのパートを歌いたいなって思います」
アップテンポで、夏を想像させる『Tell Me』。楽曲にちなんで“1か月夏休みがあったらしたいこと”を教えてもらった。
メンバーが“夏”を感じるもの
八木「実家に帰って、中学生のときと同じような夏休みをまた過ごしたいです。好きな時間に起きて、適当に外に出て、ご飯も自由に食べる。家族と“あそこ行くか~”と気楽に話して、みんなで出かけたいです」
木村「海外旅行に行きたいです! 自分が好きな洋服のブランドが誕生した国に行って、ルーツを感じながら買い物をしたいですね」
澤本「映画鑑賞をしたり、島根県でゆっくりしたい。島根には昔仕事で行ったことがあるのですが、ずっとプライベートで行きたいなと思っています。美味しいご飯を食べたり、出雲大社に行きたいです」
佐藤「僕は休み全部を使って47都道府県旅行をしたいです。1日に3県まわって、地域の美味しいご飯を食べて温泉に入りたい。その間はトレーニングしません。しっかり食べてとにかく遊びまくります!」
人気者の彼らだから、長い夏休みは“もしも”のことになってしまうけど、夏を楽しむ準備は万端。そんな皆さんが“夏”と聞いて連想するものは?
木村「ブルーハワイ! かき氷が大好きなので」
八木「流しそうめん。夏っぽいし、やってみたいですね~」
佐藤「そうめんです。ねぎは絶対入れたい。最近、卵黄とめんつゆを混ぜてそこに麺を入れるというレシピをTikTokで見たので、実践したくてワクワクしています」
澤本「縁日! 夏になると家の近くでやっていて、覗きに行くのですが、中に入る勇気は出ません(笑)。屋台グルメは、いか焼きが大好きです。今年こそ行けたらいいな~」
『Tell Me』楽曲中には“欲しいなら掴んじゃおう”という歌詞が。皆さんが今欲しいものはズバリ?
木村「最近、ずっと狙っていたソファーを思いきって買っちゃいました。今欲しいのは帽子ですね。さりげなくロゴが入っているシンプルなものが欲しい。これから夏になるし使いやすいものがいいです」
八木「かき氷機。ふわっふわになるやつが欲しいです。ホイップクリームや、きな粉がかかっているお店のかき氷が好きなので、家でもそういうスペシャルなものを作りたいです! 今は家の中を充実させたい欲がすごいです」
澤本「服、バッグ、アクセサリーは、常に欲しい。仲のいいアパレル店員さんにオススメしてもらうことが多いですね。この夏に欲しいのは、スピーカーです。家でゆっくり音楽を聴けるような、しっかりしたものを買いたいです」
佐藤「流しそうめんの機械です!」
八木「俺が夏にやりたいことと被ってる。みんなで流しに行くから大樹くんが買ってね」
木村「大樹くんの次の誕生日に買ってあげるよ」
佐藤「遅いよ! てか、俺の誕生日冬だから(笑)」
“欲しいもの”と“夏にしたいこと”がリンクしているメンバーもいて、相性抜群のメンバーたちに、“今、自分の左側に座っている人”の好きなところを聞いてみると……。
人一倍メンバー愛があるのは?
澤本「大樹くんの好きなところは、ないです!」
一同「幸先悪いな(笑)」
澤本「誰にでも好かれるところかな。どんなタイプの人とも仲良くなれる。周りの人を巻き込めるのが羨ましいです」
木村「勇征くんは“完璧!”って感じなのに、意外と字がかわいいところが推せる。あと優しい」
八木「優しい方がおまけかよ(笑)」
八木「大樹くんは僕を絶対に見捨てないんですよ」
一同「誰も見捨ててないだろ!」
八木「やっぱり、人一倍メンバー愛がある。大樹くんは、グループのSNSで使う映像を、自分の時間を割いて率先して編集してくれたりします。」
佐藤「それは暇なだけだよ(笑)。僕が思う澤夏のいいところは、僕のところが好きなところと、ダンスに熱心なところ。カッコいい振付を作ってくれて、“もう一回教えて!”って言っても嫌な顔しないで、すぐ丁寧に教えてくれるんですよ」
わちゃわちゃしながらも、お互いのいいところはしっかり知っているという、さすがのメンバー愛。グループの中での自分のキャラについて聞いてみると?
澤本「俺は陰キャラ」
一同「(笑)。僕たちが答えますね。澤夏はセクシー担当だよ」
澤本「セクシーかわからないけど、落ち着いていて冷静なのかもしれないです」
木村「僕は、自分でいうのもおこがましいかもしれないんですが……、癒しキャラかな」
八木「本当におこがましいな!(笑) でも本当にムードメーカーだよね。慧人がいると明るくなる」
八木「僕は食いしん坊で、とにかくいっぱい食べたいキャラ。“僕の方が食べてるけど?”ってマウントをとりたい(笑)」
佐藤「僕は、FANTASTICSの広報係で! SNSの発信や編集も好きなので、世の中にファンタを広めたい!」
チームワークが抜群なのは、メンバー同士でいつも“Tell Me”し合って、何でも知っているから!?
新シングル『Tell Me』にちなんで、4人に教えてほしいことをアレコレ聞いてみた。
LDHいちばんの体力オバケ?
――和洋中で1番好きなジャンルとメニューは?
八木「最近、和食の美味しさに気づいてしまいました。蕎麦屋さんでは、かけそばを頼みがちです。シンプルなだけにそのお店の全てが出るのが面白いです」
木村「中華が好きで、チンジャオロースやチャーハン、麻婆豆腐を作るのにハマっていましたが、結果的に好きなのは洋食です(笑)。メニューは、ハンバーグやオムライス。デミソースがかかっているものは大体好き!」
佐藤「圧倒的に和食! 寿司が大好きで、1番好きなネタはえんがわです。わさびは辛いのでつけません!」
澤本「中華! 麻婆豆腐が大好きです。家でもいつも作りますよ」
――これだけはグループの誰にも負けないことは?
八木「ここぞという時に結果を出せることです。サウナに行ったり、トレーニングをしたり、リラックスもして、常に100%の自分で自信を持てる状態でいます」
木村「話しかけやすさは断トツだと思います」
佐藤「仕事をするうえでの体力は、LDHの中でも1番なんじゃないかというくらい自信があります。先日、夜から朝まで撮影をしてから、そのまま大阪に向かって夜まで別の仕事だったのですが、それもへっちゃらでした」
澤本「運動神経ですね。走るのも得意だし、何でもできますよ! あ、でも泳ぐのはニガテでした」
――学校の宿題、最初にやる派? 追い込む派?
八木「僕は、やりません! やれって言われるのが苦手なんですよ。僕に何かやらせたかったら“やらなくていいよ~”って言ってほしいです(笑)」
木村「夏休みが始まって、最初の1週間に詰め込んでやります」
佐藤「2週間くらいで全部終わらせます」
澤本「夏休み前にほとんど終わらせちゃう。友達とみんなで“速攻おわらすぞ!”と一緒にやっていました」
――恋愛では追いかける? 追いかけられたい?
恋愛スタイルは日による?
八木「追いかけます! 追いかけられると逃げたくなっちゃいます。一生追いかけていたいです」
木村「追いかけたい。グイグイ来られるのは苦手だから自分がいきたいです。好きになったら告白します」
佐藤「僕も、追いかけたい派です」
澤本「追われたいですが、日によります(笑)」
――カラオケの十八番は?
八木「ONE OK ROCKさんのPierceです。ロックな雰囲気のあるバラードにハマってしまいました」
木村「back numberさんの水平線です。キーが自分の声に合っていて歌いやすいから絶対に入れます」
佐藤「あまりカラオケは行かないけど、行ったら歌うのはFUNKY MONKEY BABYSさんとGReeeeNさん。基本は盛り上げ役です」
澤本「歌いません! タンバリンしたり“ウィ~”って合いの手をいれます(笑)」
――口癖はありますか?
八木「そうね~」
木村「確かに」
佐藤「わかる~!」
澤本「あんまり喋らないから口癖もないかもしれないです(笑)。鼻をすするクセですかね」
――最近焦ったことは何ですか?
八木「家の壁にかけている絵が急に落ちてきたことです。頭すれすれのところで、ギリギリ当たりませんでしたが、ビビりすぎて、焦りとか超えました」
木村「仕事の日に寝坊して、集合30分前に起きちゃったことです。ギリギリで間に合いましたが、冷や冷やしました!」
佐藤「アリーナライブ初日に、澤夏くんがいなくて、彼がいないと成立しない演出だったから、てんぱりました。本人は舞台袖でボーっとしてて、“おい!”って言いました(笑)」
澤本「朝方、マネージャーさんから電話がきて、寝坊したかと思って焦りました。僕が寝ぼけながら電話していたものに返してくれたみたいで“どうした!?”という確認の電話でした(笑)」