大手アイスクリーム専門店『サーティワンアイスクリーム』の小田原店とみられる建物の写真がネット上で話題になっている。
隣接していた建物が取り壊されたため、店舗が入っている建物の側壁が露わになったという投稿。写真を見ると、その側壁は、大きさや形状の違う板がつなぎ合わせられ、トタンのようにみえる波板にはサビと思えるものがついている。また、隣を解体したときの影響なのか、一部で木造の骨組みが露出しているところもあった。
「50〜60年くらいは経ってる?」「築年数サーティワン」
これまで見ることのできていた店舗正面や店内のきれいな内装からは想像がつきにくい年季の入った側壁だったため、SNSでは、
《これほどまで歴史ある建物だったなんて知らなかった》
《こういうギャップのある建物好き》
《台風が直撃して壁がはがれないか心配》
と言った声から
《築年数サーティワン》
《建築の感じからして1950年代築じゃないですか》
《結構古い建物なのかも。50〜60年くらいは経ってるんじゃないかな》
などと築年数を予想する投稿も多くあった。
'45年にアメリカで誕生したサーティワンは'74年、東京・目黒に日本第1号店がオープン。日本最初の店舗ができてから50年近くがたっているが、今回話題になっている店舗が入っている建物は、それに近いか、さらに前に建てられたもののようにも見える。
この店舗の築年数や老朽化などによって営業に影響があるかなど、B―Rサーティワンアイスクリーム株式会社に問い合わせたが、
「国内においてサーティワンの店舗が入居する建築物に当社が所有するものはなく、他社・他者所有する建築物への入居となっております。従いまして当社はサーティワン店舗が入居する建築物に関してコメントする立場にはありません」
という回答。
内装とのギャップに驚いた人も多かったが、人気アイスクリーム店であるだけに、今後も元気に営業を続けてほしい。