「6月9日はロックアイスの日!」CMキャラクター就任発表会でのSnowMan('19年5月)

 故・ジャニー喜多川前社長の性加害問題で揺れるジャニーズ。そんな中でも獅子奮迅の活躍を見せているSnow Man。昨年はオリコンの『アーティスト別セールス部門』の『音楽ソフトランキング』で期間内売上118.6億円を記録し、1位を獲得。その勢いは今年に入っても健在だ。

Snow Manの一部ファンがダブルダッチの大会で迷惑行為

 そんな彼らの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系、以下『それスノ』)は今年4月よりゴールデン帯に進出し、Snow Manが国民的グループになるためにも絶対に成功させたいところだが、ある番組内企画が物議を醸している。

「6月より番組では、Snow Manメンバーで『ダブルダッチ(2本の縄を使って跳ぶ縄跳び)の大会に出場して日本一を目指す』という長期企画を発表していました。9月15日の放送回で『大会出場までの4か月間の密着』が2時間スペシャルで放送予定とも告知されていました。

 ところがこうした事前予告によって、一部ファンは彼らがどの大会に出るか特定しはじめたり、実際に彼らが出場する大会の出場者と思われる人物が『X』(旧Twitter)にSnow Manが参加することを投稿してしまったため、一部ファンが押し寄せる事態になったんです」(バラエティー番組制作会社関係者談)

ダブルダッチに挑むSnowMan(『TBS FREE』より)

 出場者の投稿では《明日Snow Man見れるんだった笑》《それスノのSnow Manの話》と番組や日程が分かる内容だった。それにより特定されたダブルダッチの大会に集った一部ファンは、Snow Manの出番が終わると即座に出待ちに駆け付けたり、選手の撮影ブースでうちわなど推し活グッズを撮影するなど他の出場者に迷惑になるような行為をしていたという。

 またSnow Manファンが大会観戦チケットを買い漁ったため、他の選手を応援したい人がチケットを買えなかったり、撮影禁止とされている中で録音・写真撮影をしてそれをSNSに載せている一部ファンもおり、盗撮ではないかとも指摘されている。

 現場に居合わせた選手の中には《Snow Manはかっこよかったけど、ファンの民度にがっかりしちゃった》《今日来てないスノファンはそんな事ないと思うから一部の人のせいでスノファンを悪く思いたくないし、ダブルダッチの大会だからルールは守って欲しかった》と投稿する者もいた(現在は削除済み)。

 こうした事態を受け、ネット上では、

《それスノはダブルダッチの大会にお邪魔する側ってことを分かってる?競技している人、場所は尊重しないといけないでしょ。だからその会場のルールを守るのは当たり前》

《ダブルダッチの大会の件だけど、そもそもスノ目的で見に行ってうちわ出したり出待ちしたりするオタクが悪い。常識ないんか?》

《出待ち盗撮うちわとかいうツイ見て呆れた。ライブじゃねぇーんだわw 自分達の行動でスノの活躍の範囲狭くしてんのいい加減気づいて。ほんとに1部の人達と同じくくりにされるの無理》

 と、良識あるSnow Manファンから怒りの声があがった。

 また同時に、

《いつも一部のスノ担なんだろうけど…ロケもそうだけどどこへでも追いかけるファン怖い。それスノ側も大会終わってから情報解禁すればよかったのに》

《それスノってマジで迷惑な企画ばっかりするよね。推しは仕事だからダブルダッチ本気でやってるだろうけど……それスノスタッフは一部スノ担の民度低すぎるのいい加減わかってください》

《ダブルダッチの件、出場選手全員にSNSでの発信は控えるように徹底するべきだったね。いくら公式やSnow Man側、番組が情報漏洩しないようにしても、一般の出場選手達やその家族、知り合いが漏洩してしまっては意味が無い》

 と、番組側の管理体制に苦言を呈する投稿も多かった。

 ただ、情報漏洩したとされる選手の投稿には《あとちょっとで大会!自分もSnowManも体調には気をつけて頑張ろー!! #SnowMan #それスノ》との記載もあり、選手自体がSnow Manファンであった可能性もある。

 今回のことを受けてか、出場選手応援のための「チケット選手先行販売」が情報漏洩により延期になった事が現在もダブルダッチ大会公式サイトに記載されている。

『それSnowManにやらせて下さい』公式X(旧Twitter)より

 なぜ今回このようなことが起こったのだろうか。イベント制作会社関係者はこう話す。

「事前に情報漏洩してしまった選手や、情報管理を徹底出来なかった番組側にも問題はあったかもしれません。ただ以前からSnow Manファンは、あくまで一部なのですが、熱狂的すぎるあまりマナー違反を犯してしまい、同じファンの間でも問題視されてきました。

 過去にはドーム公演の音漏れを聞くためにドームの外壁にへばりついたり、歓声をあげるなど『音漏れ参戦』と呼ばれる行為が物議を醸したことも。

 また別のライブの地方公演後には新幹線の駅に、海外フェス出演時には空港に出待ちのファンが集結し、その様子を撮影してSNSに投稿するなど、一般客の妨げになるような迷惑行為も指摘されていましたね」

 人気者すぎるがゆえに起こる問題だが、メンバーに非は全くない。一部のファンや、彼らを扱う番組サイドも、Snow Manの名前に傷が付かぬよう細心の注意を払ってほしいものだ。

 

「詳細が漏洩しているとの情報を運営側で確認いたしました」ダブルダッチ大会のチケット販売が延期に(公式HPより)

 

Twitterで拡散される『音漏れ参戦』をするSnowManファン(Twitterより)

 

「それスノトラック」を小走りで追っかけるSnowManファン

 

HBC北海道放送でポスターを撮影するSnowManファン

 

ダブルダッチに挑むSnowMan(『TBSFREE』より)

 

ダブルダッチに挑むSnowMan(『TBSFREE』より)

 

ダブルダッチに挑むSnowMan(『TBSFREE』より)

 

『それSnowManにやらせて下さい』公式HPより